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お役立ち

2019.12.3

【お酒とくるま】上手な付き合い方は?

いよいよ2019年も残りわずか。これからは忘年会シーズンも佳境を迎え、皆さんも何かとお酒を飲む機会が増えてくるのではないでしょうか。「飲んだら乗るな」「乗るなら飲むな」が常識になっている昨今、実際にお酒を飲んでクルマを運転すると、たとえ事故を起こしていなくても飲酒運転となり重大な犯罪になります。ここではお酒が好きな人にとって、必ず気をつけなければならないお酒とクルマの運転についての情報をご紹介します。

「酒酔い運転」と「酒気帯び運転」の違いは?

飲酒運転にも「酒酔い運転」と「酒気帯び運転」の2種類あることをご存知でしょうか?

 

「酒酔い運転」とは、“アルコールの影響で正常な運転ができないおそれがある状態”のことです。

まっすぐ歩くことができない、ろれつが回らないなど、客観的に見て「酔っ払っている状態」となっている場合は、呼気のアルコール濃度に関わらず、その場で検挙されます。この場合、5年以下の懲役または100万円以下の罰金に加え、免許取り消しとなり、3年間運転免許の取得ができません(違反点数は35点)

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画像素材:PIXTA

「酒気帯び運転」とは、“身体にアルコールを保有する状態で運転する状態”のことです。

呼気1ℓ中のアルコール濃度が0.15mg以上で「酒気帯び運転」となります。罰則としては3年以下の懲役または50万円以下の罰金です。

 

ちなみに「酒気帯び運転」も、アルコール濃度の数値により2段階に分けられます。

呼気1ℓのアルコール濃度が0.15mg以上0.25mg未満の場合、違反点数13点および90日間の免許停止となり、さらに前歴がある場合は免許取り消しになります。

また、0.25mg以上の場合は、違反点数25点で免許取り消しとなり、その後2年間運転免許の取得ができません。

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どれくらい飲むと飲酒運転になる?

飲んでから仮眠をとっていたり、ちょっとしか飲んでいないから「自分は大丈夫」と思い込んでいても、正常な運転ができず、ひとつ間違えると大きな事故になりかねません。

では、実際どれくらい飲むと「飲酒運転」となってしまうのでしょうか? 先ほどもありましたが、呼気1ℓ中のアルコール濃度が0.15mg以上となると「酒気帯び運転」になります。

 

一般的に体重65㎏の男性だと、ビールを350ml缶1缶、ワインをグラス1杯、日本酒を0.5合のいずれかを飲むと、呼気1ℓのアルコール濃度が0.15mg以上になると言われています。体重が65Kgより軽い人や女性の場合、さらに少ない量で酒気帯び状態になる可能性があります。

 

もちろん個人差はありますので、必ずしもこの量を飲めば酒気帯びになるとは言い切れません。でも、この量以下なら決して大丈夫というわけではありません。

 

一滴でもお酒を飲んだときには、くれぐれも車の運転をしないようにしましょう。

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画像素材:PIXTA

お酒を飲んだらいつまで運転してはいけない??

では、お酒を飲んだあと、どれくらい時間が経過すれば体内からアルコールが抜けるのでしょうか?

これも個人差がありますが、体重65㎏の男性がアルコールを分解するのに、ビール350ml缶1本で約3時間かかります。

 

では具体的に、とある宴会で体重65㎏の男性が飲んだお酒について、アルコールを分解するのにどれくらいの時間がかかっているのか試算してみました(注:ちなみにこの男性は筆者ではありません)

 

まずはとりあえず生ビールを中ジョッキ1杯、続いてレモンサワーをおかわりしつつ3杯飲み、エンジンがかかってきたところで日本酒の熱燗を2合徳利1本。

さらに二軒目のバーでウイスキーの水割りシングルを1杯飲んだとすると、飲酒終了から全てのアルコールを分解するまでに、なんと15時間以上もかかってしまいます!

 

でも、これはあくまでも目安であり、年齢や性別、体質、その時の体調などによってアルコールを分解する速度が変わるのは言うまでもありません。深夜までお酒を飲んだ場合は、翌日午前中の運転は控えた方が無難です。

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画像素材:PIXTA

今回、飲酒運転にまつわる情報をご紹介しましたが、いずれにしても「飲んだら乗るな」「乗るなら飲むな」は鉄則です。おいしいお酒を楽しむ機会が多くなる年末年始、くれぐれも飲酒運転にならないように注意して、お酒とクルマ、それぞれに楽しんでいきましょう。

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