目次
正解は――
【踏切あり】
意味:踏切あり
種別:警戒標識

踏切ありの標識は、この先に踏切があることを示す警戒標識です。
この標識は、鉄道や軌道(道路に設けられた道路交通を補助する鉄道)との交差点の約50m~120m手前の位置に設置されています。
道路交通法 第三十三条によると、踏切ありの標識を通過するときには、踏切の直前(停止線があるときは停止線の直前、以下同じ)で停止し、安全であることを確認した後でなければ進行してはいけません。

なお、踏切ありの標識デザインは、蒸気機関車と電車の2種類がありますが、どちらも同じ意味の標識です。
踏切のある場所での安全確認とは
自動車教習所では、踏切を通過するときには、踏切の直前で一時停止し、左右の安全に加えて、窓を開けて電車の音や警告音が聞こえないことを確認した記憶のある方も多いでしょう。窓開けをしなくても違反にはなりませんが、安全確認の方法のひとつとして車外の音にも意識を向ける必要はあります。また、踏切の向こう側が混雑していないかを確認する、踏切内でのエンスト防止に努めるなどの安全確認も大切です。

標識の意味を正しく理解して事故を未然に防ぎましょう
踏切内を通行するときは安全確認をしっかりすることで大きな事故の予防につながります。標識の指示や設置されている場所をちゃんと理解したうえで安全運転を心がけましょう。
(掲載情報は2024年4月時点の内容です。)
