minneのハンドメイドマーケット出展を支える仲間たち
今回、「minneのハンドメイドマーケット2023」へ出展するにあたり、社会福祉法人太陽の家で働く障がいを持つ方々にご支援いただきました。障がいの有無に関わらず、全ての人が生き生きと働ける社会を目指して、私たちも力になれればと考えています。今回は、出展を支えてくださった太陽の家の仲間たちをご紹介します。
目次
社会福祉法人太陽の家さまとのつながり
9月16~18日に行われる「minneのハンドメイドマーケット2023」の暮らしとくるまブースでは、暮らしとくるま公式Instagramフォロワーさまにガーランドづくりのワークショップ体験や、ひのきチップ入りのサシェのプレゼントを企画しています。
このワークショップに必要なガーランド布のカッティングや、ひのきチップの袋づめなどをしていただいたのは、社会福祉法人太陽の家(以下、太陽の家)のみなさまです。
今回、太陽の家に協力いただくにあたり、株式会社エー・ディー・イーが懸け橋となっていただきました。株式会社エー・ディー・イーは、障がいのある人への仕事の機会の提供や地域の課題解決に向けて、事業収益と社会貢献を両立する取り組みを進めている株式会社オートバックスセブンの100%子会社です。株式会社エー・ディー・イーは、同じ大分に拠点を置く太陽の家、そして、同じオートバックスグループである『暮らしとくるま』をつなげていただき、今回の取り組みが実現しました。
ウクライナのご夫妻がつくるガーランド布
minneのハンドメイドマーケット2023において、ガーランドづくりのワークショップは200名以上に楽しんでいただけるように、2,000枚以上の布を用意しました。この布をカッティングしてくださったのは、聴覚に障がいを持つコバレンコさんご夫妻。
コバレンコさんご夫妻は、ウクライナからの避難民として、2022年9月に太陽の家が受け入れを行い、来日されました。民間の社会福祉法人が身元引受人となり、ウクライナから避難した障がいのある人を直接受け入れたのは、日本で初めてだそうです。
日本語が話せないコバレンコさんご夫妻とは、翻訳アプリで日本語とウクライナ語を変換しながら、カッティング作業の手順を伝えていきました。コバレンコご夫妻は、やりがいをもてる仕事があることに大変喜んでいたそうです。障がいや言葉の壁を越えて、生き生きと作業されている姿がとても印象的でした。
真心がこもった、ひのきチップ入りのサシェ
全国のオートバックスでも販売しているひのきチップは、間伐材を利用したサステナブルな商品。
太陽の家のみなさまが、そのひのきチップの重さをはかりながら、一つひとつサシェ袋に詰めていきます。たくさんの方にお渡しできるよう、6,000個以上をていねいに仕上げてくださいました。
なお、ひのきの主成分であるα-ピネン(アルファ-ピネン)には、疲労回復やリラックス効果があると言われています。ひのきの香りいっぱいに包まれた作業場は、いつもと違った雰囲気だったそうです。
すべての人が働きがいをもてる社会を
暮らしとくるまは、さまざまな価値観を持つ方々が自分らしく暮らし、心が豊かに楽しくなれることを願っています。それは、SDGs目標8(ターゲット8.5)にあるとおり、障がいの有無にかかわらず、一人ひとりが明るく生き生きと働く社会が実現できることにもつながること。一つひとつの取り組みが積み重なって、いつか大きな力になればと考えています。
みなさまへもそんな想いが届きますように。
「minneのハンドメイドマーケット2023」に、『暮らしとくるま』が初出展!
https://www.kurashi-kuruma.com/article/2023081820062『暮らしとくるま』minneイベント出展記念! 簡単ガーランドのつくり方
https://www.kurashi-kuruma.com/article/2023082520157