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正解は――
【動物が飛び出すおそれあり】
意味:動物が飛び出すおそれがある
種別:警戒標識
黄色いひし形の標識は、道路上の警戒すべきことや危険を知らせる「警戒標識」です。その警戒標識の中でも鹿の絵が描かれているものは、動物が飛び出すおそれがある地点の左側の路端に設置されています。
(参考:道路標識、区画線及び道路標示に関する命令)
この「動物が飛び出すおそれあり」の標識は、「動物注意」の文字が記載されている補助標識とセットで設置されています。
この標識は自然豊かな地域や郊外でよく見かけられます。
野生動物が道路に飛び出してくる可能性が高く、ドライバーは特に注意を払う必要があります。特に夜間や早朝は、野生動物が活動する時間帯であり、視界が悪いため、車両スピードを落とし慎重に運転することが求められます。
この標識を見かけたら、動物が突然飛び出してくることを想定し、ハンドルやブレーキ操作の準備など心構えをしておくと安心です。例えば、鹿やイノシシなどの大型動物が現れる場合、衝突すると動物側も人やクルマ側にも大きな被害を受けるかもしれません。安全運転を心がけ、動物との衝突を未然に防ぎましょう。
地域によってはいろいろな種類の動物の標識があります。
その他にもいろいろな動物の標識があります。それぞれの地域の特徴が出ているので、標識内の動物の種類まで確認してみても楽しいですね。
標識の意味を正しく理解して事故を未然に防ぎましょう
「動物が飛び出すおそれあり」の標識は、相手が動物なだけに車両側が特に衝突事故などの危険防止を行い、動物と共存できるといいですね。この標識を見たら車両スピードを落とし、もし動物を見かけたらクルマを止めて動物が通り過ぎるのを待つなど、いつもよりやさしい運転を心がけてみましょう。
(掲載情報は2024年9月時点の内容です。)