車内のガーリーな装飾にぴったり！ パンチニードルガーランド
装飾アイテムとして人気が高いガーランド。パーティーの装飾にもよく使用される定番の三角旗モチーフのガーランドは、空間を明るくハッピーな雰囲気に演出してくれます。ハンドメイドマーケット『minne』の作家marumaro928さんに、毛糸を使った「パンチニードルガーランド」のつくり方を教えていただきました。ハートをあしらった三角旗が、味気ない雰囲気になりがちな車内をガーリーで温かみのある空間にしてくれますよ。後部座席や後方の窓などクルマの中に飾りやすいサイズ感も魅力です。ぜひパンチニードルのガーランドづくりに挑戦してみてくださいね。
目次
材料と道具
【6.5cm×6.5cm×6cmの二等辺三角形の旗 7個分】
・毛糸 ……6玉（このレシピでは6色用意）
・パンチニードル用布（またはそれに準じた土台布）……50cm×50cm
・フェルト ……25cm×25cm
・丸ひも（太さ3mm程度） ……100cm
・画用紙などの厚紙パンチニードル／パンチニードル専用スレダー（糸通し）／パンチニードル用フープまたは刺繍枠／裁ちばさみ／はさみ／グルーガン（on/offできる細口のものがおすすめ）／ペン／定規
パンチニードルは専用の道具が必要ですが、やり方はとても簡単で、楽しみながらつくれます。
手順１．型紙をつくる
はじめに型紙をつくります。厚紙を6.5cm×6.5cm×6cmの二等辺三角形にカットし、その二等辺三角形の中心にハートを描いて切り抜きます。
☝Point☝
ハートの切り抜きは、型紙を半分に折り、ハートの片側を描いて切り取ると、三角旗の中心にきれいなハートができます。
手順２．ガーランドの三角旗パーツをつくる
できあがった型紙を土台布に写し、ステッチしていきます。
スレダー（糸通し）で毛糸をパンチニードルに通します。そして、針先の斜めになっているカット面を進行方向に向けながら、布に対して垂直に刺していきます。
布に写った線をなぞって、お好きなカラーでプチプチと刺していきましょう。
☝Point☝
先に中のハートをステッチし、その後、三角形を輪郭からふち取り、内側に向かって埋めていくようにステッチすると、より仕上がりがきれいになります。
三角旗の色を自由に変えてアレンジしながら、7つ分の三角旗パーツをつくっていきましょう。
手順３．あまった土台布をカットし、裏面に接着する
ステッチができたら土台布をカットしていきます。ガーランドのひもを通す辺（6cmの辺）は2cm程度、残りの二辺は5～7mm程度のりしろを残し、布をカットします。
土台布の各頂点に、ハサミで切り込みを入れます。ひもを通す辺（6cmの辺）は、のりしろを内側に折り込み、丸ひもを通せるだけの隙間を空けてグルーガンで接着します。ひもを通さない辺は、のりしろを内側に折り込み、グルーガンで接着します。
※土台布が薄い場合は、特にグルーガンでのやけどに十分注意してください。
のりしろの接着が完了したら、用意してある丸ひもを通します。丸ひもを通すときには、ガーランドの配置を考えながら、三角旗のパーツを通していきます。
☝Point☝
丸ひもは、三角旗の間隔を4cmずつ空けて配置できるようにしましょう。丸ひもはパーツの間隔や傾きを調整しやすいように、グルーガンで固定しないほうがおすすめです。
手順４．三角旗の裏面を処理する
三角旗の裏面の処理のために、フェルトを用意します。フェルトに型紙を写し、周りを1cm程度残してカットしたものを7枚準備します。それぞれのパーツの背面にグルーガンで接着します。
フェルトを三角旗の側面まで貼っていきます。フェルトにひもがあたってジャマになることがあるので、ハサミでフェルトに少し切れ込みを入れ、ひもを避けながら側面をグルーガンで接着します。
☝Point☝
側面はグルーのはみだしが目立ちやすいので、慎重に少しずつ接着しましょう。
表からきれいにみえるように、余ったフェルトをカットして調整したら完成です。
モコモコした立体感とハートモチーフで、車内がガーリーな雰囲気に
クルマの後部座席に飾ってみました。ひとつ飾るだけでも、毛糸の温かみによって、車内がかわいらしくなりますね。ガーランドをたくさんつくって飾れば、後部座席がまるでパーティー会場のような雰囲気になり、お子さまも楽しく過ごせそうですね。
配色やマークをアレンジすれば、さまざまな印象のガーランドに仕上げることができます。クルマに飾りを取り入れることで、車内がさらに自分好みの快適な空間になるはず。お好みの雰囲気にあわせて、パンチニードルを使ったガーランドをつくって楽しんでみてくださいね。
レシピを提供いただいたminne作家さん：marumaro928さん
