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公開:2023.11.2
更新:2023.11.2

ソロキャンの新しいスタイル! 気の合う仲間とグループキャンプを楽しもう

今、流行のソロキャンプはやってみたいけれど、「ハードルが高そう」と思っているかたも多いと思います。そんな人におすすめなのが、ソロ同士で楽しむグループキャンプ「ソログルキャン」。ここでは「ソログルキャン」のメリットや魅力についてお伝えします。

目次

誰にも気をつかわず自由や自然を満喫できるソロキャンプが人気

近年キャンプは、家族や友人などと気軽に楽しめるアウトドアとして人気が高まっています。そんなキャンプも多様化が進んでいて、ひとりでキャンプを楽しむソロキャンプ(通称:ソロキャン)に注目が集まっています。

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ソロキャンは誰にも束縛されず、自由気ままに過ごせるところがメリット。大自然の中で思う存分リラックスできる

ソロキャン最大の魅力は、やはり誰にも束縛されずに好きな場所で自由な時間を過ごせること。

例えばファミリーキャンプなら、家族と一緒ににぎやかで楽しい時間を過ごすことができる反面、子どもや同行者のペースも配慮して動いたり、人数分の食事をつくったりと、自分以外の時間も多く、気疲れしてしまうことも。その点、ソロキャンは、誰にも束縛されずに好きな場所で自分だけの時間を最大に満喫できるところが魅力の一つです。

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筆者も愛犬を連れてよくソロキャンへ出かけます。1人なので、テントや装備がコンパクトになるのもソロキャンの魅力

ソロキャンで頼れるのは自分だけ。それだけに不安もある

ソロキャンは、誰にも気をつかわず自由を満喫でき、景色、風の音、夜空など大自然の営みを心ゆくまで独り占めできる醍醐味があります。

 

その反面、計画、荷物の準備、設営、撤収、食事、悪天候時の対処、防犯対策、クルマの運転など、キャンプで必要になる一連の行動を1人でこなさなければなりません。ここにソロキャンのハードルの高さがあり、慣れないうちはなにかと不安もつきまとうかもしれません。

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富士山の頂から昇る朝日。こんな景色を独り占めできるのがソロキャンの魅力ですが、その一方で1人ならではの不安も・・

ソロキャンプとグループキャンプのハイブリッドスタイル

そこで、ソロキャンプの不安を解消しつつ、家族や友人たちで楽しむグループキャンプのいいところどりしたのが、「ソログルキャン」といわれるスタイル。これは文字通り、複数のソロキャンパーが集って楽しむグループキャンプのことで、自分のペースを確保しつつ、グループでキャンプサイトを共有したり、ときには食事をともにするなど、ハイブリッドなキャンプスタイルとして注目を浴びています。

このスタイルならば、ソロキャンの不安感や孤独感は一気に解消できるうえ、ひとたび自分のキャンプサイトに戻れば、1人ならではのプライベート感も味わうことができます。

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ソロキャンパー同士が集って楽しむソログルキャンならば、いざというときに助け合える安心感があるので、キャンプという非日常をより一層楽しむことができる

実際、筆者も1人で訪れたキャンプ場で、近くに居合わせたソロキャンパーと仲良くなって、一緒に食事をつくったり、焚火を囲んでお酒を酌み交わしたりしたことがあります。こうなると楽しさは2倍以上、不安は半分以下になってきます。このスタイルがここちよく、それからというものソログルキャンを楽しんでいます。

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ソログルキャンならば個々の食材を持ち寄って、一緒に料理をすることも可能。やはり食事や焚き火は複数人の方が何倍も楽しくなります

ソログルキャンは “ソロスタイル” のはじめの一歩

ソログルキャンは、基本的には現地集合・現地解散。事前にほかのソロキャンパーたちと、キャンプ場の選定や日程調整などをしますが、相手に拘束されることが少なく、終始マイペースでキャンプを楽しむことができます。

 

また、ベテランキャンパーが使っているキャンプギアを間近で見たり触ったりできるほか、簡単な火起こしの方法など、キャンプの上級テクニックを吸収できる機会もあります。さらに、忘れ物をしたときは貸し借りができますし、トイレ、買い物、散策などでテントから離れるときも見守りをお願いできることもあり、ソロキャンでは不自由に感じていたことが解消されることもメリットといえるかもしれません。

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冒頭でも紹介したとおり、最近はソロキャンパーも徐々に増えていますが、いきなりソロでは予期せぬトラブルや盗難などの点で不安もあると思います。気の合う友人やベテランキャンパーたちと交流しながら少しずつ経験を積んでいけば、ソロキャンプへの不安は少なくなり、自分らしい楽しみかたを見つけることができるかもしれませんね。

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千円札のモデルとなった洪庵キャンプ場の風景。この美しい湖畔サイトでもソログルキャンで素敵な思い出をつくってきました

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