目次

正解は――

【左折可

意味:常時左折が可能

種別:標示板

アイキャッチ_左折可

この標示は、道路の左端や信号機に近い場所にあることが多く、この矢印の標示板があるときは、車両は前方の信号が赤や黄であっても、歩行者など周りの交通に注意しながら左折することができます。

左折するときには、信号機の信号に従って横断している歩行者や自転車の通行を妨げてはいけません。

 

この「左折可」は、道路交通法施行規則、消防法施行規則に基づく表示板であり、いわゆる交通規制などを示す表示板とは異なります。しかし、いずれにせよ車両や歩行者などはこれらの標識・標示が示す交通の規制に従う必要があるため、表示板を見かけたら遵守しましょう。

左折可と間違えやすい標識

白地に青矢印の「左折可」標示と似ているものに、色違いの青地に白矢印の「一方通行」標識があります。運転中に見かけると、一瞬戸惑ってしまうかもしれませんので、きちんと区別できるようにしておきましょう。

 

一方通行の標識は、「これより先は矢印の方向にのみ進むことができる」という意味です。言い換えると「その矢印の方向にしか進めません」ということになります。

 

「一方通行」 についてもっと知りたい方はこちら

並び

「左折可(左図)」と似ている「一方通行(右図)」の道路標識

左折可の標識はあるが、左折禁止の標識はあるの?

左折可があるなら、左折禁止などの標識もあるのでは? と考えられそうですが、左折禁止という表示はなく、それに近しい意味を持つのは「指定方向外進行禁止」のうち左方向の矢印のない標識が、左折禁止と同義になるでしょう。

直進以外進行禁止

指定方向外進行禁止・直進以外進行禁止

標識を正しく理解していれば、未然に事故を防ぐことができます。交通安全のためにも、みんなでルールを守りましょう。

(掲載情報は2023年11月時点の内容です。)

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