VAN LIFE(バンライフ)とわんことの暮らしを楽しむ人たちが集まる『VAN WAN LIFE (バンワンライフ)in メッツァ2026』参加レポート
2026年3月14日(土)~15日(日)、VANLIFEやわんこと暮らしを楽しむ人々が集う『VAN WAN LIFE in メッツァ2026』が埼玉県飯能市にあるメッツァビレッジ・RVパークで開催されました。会場は、北欧の雰囲気を感じられる自然豊かなロケーションで、メッツァRVパークでは車中泊も楽しめます。当日は、メッツァビレッジ内にVAN WAN LIFEを豊かにするマーケットが多数出店したほか、わんこと一緒に車中泊に参加される方の姿も見られました。春の訪れを感じるあたたかな陽気のなか、会場に集まった人とわんこの穏やかな一日をレポートします。
目次
わんこと人の活気があふれるマーケットエリア
マーケットエリアでは、わんこ用のグッズや、車中泊を快適にするアイテムなどを扱う、たくさんのお店が出店していました。それぞれに個性を持つかわいいわんこたちが行き交い、明るい声が会場に広がっていました。ここでは、いくつかのお店をご紹介します。
■マキモドシさん
店長のカルマンさんは、本物のカセットテープを使用したキーホルダーづくりのワークショップを開催し、カセットテープを「巻き戻す」ワクワク体験を届けていました。大人には懐かしく、子どもには新しく感じるレトロアート体験ですね。
かわいいカラーリングのカセットテープはすべてカルマンさんが塗られたもの
店長のカルマンさんの車内も見せていただきました。
とてもお洒落な内装ですが、「キャンプ道具は使わず、家にあるものだけでできる」ことにこだわっているそうです。「VAN LIFEの敷居を下げ、誰にでも真似できるものにしたい。」という思いからだそう。
海外のインテリアをイメージした車内
■SOMEWHERE. PHOTOGRAPHYさん、nuts and peanuts.さん
フォトグラファーのSOMEWHERE. PHOTOGRAPHYさんとフローリストのnuts and peanuts.さんがコラボしたフォトブースもすてきでした。GORDON MILLER のGMLVANC-01の荷室が、みずみずしいお花の香りただよう写真スタジオになっていました。好みのテイストが似ているというお二人が協同でつくり上げた世界観のなかで撮る一枚は、特別な思い出になりそうです。
ぬいぐるみやトートバッグ、キーホルダーなどのアイテムに、好きなワッペンを組み合わせて自分だけのオリジナルアイテムをつくるワークショップ。特に、ぬいぐるみにはいろいろな形があり、なかでもVAN WAN LIFEにちなんだバンの形をした“バンぐるみ”が人気だそうです。
数々のワッペンはすべて店長のオバマさんが集めたもの。なかには韓国で仕入れたものも
人気のバンぐるみ
■AuthenticProductServiceforDOGさん
もともとはわんこ用のネームタグ販売からスタートしたというブランド『Authentic Product Service』。現在はオンラインショップでわんこ用のお洋服やアイテムを販売されていますが、イベントでは実際に手に取って選べるのも魅力のひとつです。
カートの中で目を細めているわんこは“ポン社長”。貫禄がありますね
オリジナルのシャツのほか、セレクトして集めたかわいい小物もラインアップ
■株式会社ムラコシ工機さん
車中泊のときに役立つ車内用換気扇を展開しています。特別な工事は不要で、簡単に窓へ設置できるところがポイントだそうです。無骨なアウトドア感がありつつ、カラーバリエーションが豊富で、自分の好みにあった色を選べるところもいいですね。
工事は不要で、簡単に窓へ設置できます
■suwaneruさん
“車を、小さなリビングに。”をコンセプトにクルマの内装アイテムを制作するsuwaneruさん。すべて受注生産ならではの丁寧なものづくりへの熱意が感じられます。展示車両の荷室は、思わず長居したくなるようなすてきな空間が広がっていました。
ジャパンディ(北欧×日本テイスト)を思わせるナチュラルな木と落ち着いたトーンで統一されています
車中泊会場でも発見! かわいいわんこたちとクルマ
マーケットだけでなく、会場横は車中泊会場になっていて、夜は車中泊参加の方限定で、じゃんけん大会などのお楽しみイベントが開催されたそうです。そんな車中泊会場で出会ったわんこや、オーナー、そして一部の車内もご紹介します!
約40台が集まった車中泊エリア
トッポ君(左)とポッキー君(右)は今回初めてのイベント参加でちょっと緊張した様子
■naoki_4812 さん、perro20240807 さん、ukari_ism さん、honmoku8801 さん、chappymama61 さん
お仲間に誘われ、ほとんどの方が初めてのVAN WAN LIFE参加! 車中泊も予定されており、楽しい夜を過ごされたことでしょう。そんなみなさまに、車中泊仕様の車内も見せていただきました!
青いモンスターの口の中でくつろぐペロちゃん
日産 NV350を車中泊仕様に。心地よい快適空間を演出する間接照明がおしゃれ
お天気に恵まれ、やさしげな表情のチューイ君
フォード エコノラインの広いソファでくつろぐAPE君(左)とⓇちゃん(右)
VAN WAN LIFE運営スタッフのクルマもご紹介!
車中泊エリアでは、運営スタッフのみなさまの個性あふれるクルマも見せていただけました。
■umemomovanlife さん
DIYでカスタムしたトヨタ ハイエースでわんこ2匹と一緒に北海道~九州まで旅をされているご夫妻です。今回のVAN WAN LIFEでは運営スタッフをしながら、保護犬チャリティゲームを開催されていました。
ウメちゃん&モモジロウ君。取材中、気持ちよさそうにウトウトしていました
ウメモモさんオリジナルデザインのチャリティグッズたち
車内のインテリアはDIYを中心に、“好き”であふれる空間に
VAN WAN LIFE 主催のvw1303takeさんのクルマのスタイルにあこがれて、同じ型のトヨタ ランドクルーザープラドを購入、カスタムされているのだそう。わんこはご高齢のため、ご自宅でお留守番中とのことでした。
車内は一面の木貼りで、まるで秘密基地のような空間が広がっています
■snoocky1978さん
車中泊を始めたきっかけは“一人になれる時間をつくりたかった”というsnoocky1978さん。おしゃれなリビングルームのような車内は、なんと、ほとんどを一人でDIYされたのだとか。もともとは福祉車両として使われていた日産 キャラバンをここまで改装されたのだそうです。
統一感があるなかでも、ところどころにぬいぐるみやお土産品などの目を引くポイントがあります
“布から内装をデザインする”ことをテーマに、統一感を保たれています
主催者の想い「わんこと旅する楽しさを伝えたい」
VAN WAN LIFE主催者のvw1303takeさんに、開催のきっかけと想いを伺いました。
―イベントを始めた背景について教えてください。
2011年の東日本大震災をきっかけに、「災害時でも柔軟に行動できる暮らし方とは何だろう」と考えるようになりました。そこで始めたのが、車中泊をしながら旅をするスタイルです。
そこに愛犬のこごみも加わり、VAN LIFEと“わんこ”を組み合わせた『VAN WAN LIFE』という形になりました。当時、わんこと一緒に車中泊できるイベントがほとんど見つからず、「ないなら自分でやってみよう」と思ったことが、このイベントを始めたきっかけです。Instagramでつながっていた仲間と企画し、2022年に岐阜県大垣市で初開催しました。
愛犬のこごみちゃん
―ありがとうございます。愛犬・こごみちゃんとの旅で大切にしていることは何ですか?
わんこは言葉で話せないからこそ、人との身体的なアタッチメント(愛着関係)がとても大切だと感じています。こごみは小さいころから一緒に旅をしてきたので、クルマの中でも落ち着いて過ごせるようになりました。
―最後に、このイベントで、参加者に一番伝えたいことを教えてください。
このイベントで伝えたいのは、クルマのカスタムのすごさではなく、どんなクルマでも旅そのものを楽しめるということです。
その一つとして、会場には『VAN WAN旅マップ』を設置し、来場者におすすめの旅先を書き込んでもらっています。夜には車中泊の参加者同士で旅先をシェアする時間を設けて、新しい旅のきっかけが生まれる場にしたいと考えています。
VAN WAN 旅マップ(写真提供:VAN WAN LIFE主催者様)
夜のイベントの様子(出典:VAN WAN LIFE公式Instagram)
わんこと新しい景色を探して――VAN WAN LIFEを始めてみませんか
毎日一緒に過ごすわんこは、かけがえのない家族。旅先で新しい景色や空気を一緒に感じることができたなら、カーライフはもっと自由で、楽しいものになるのかも知れません。
VAN WAN LIFEは、すでに楽しんでいる人はもちろん、「興味はあるけれど、まだ一歩を踏み出せていない」という人のことも、あたたかく迎えて入れてくれるイベントでした。特別なクルマや準備がなくても大丈夫。少し勇気を出して足を運んでみると、わんこと旅をするためのヒントや、“こんな楽しみ方があったんだ”という気づきにきっと出会えるはずです。
