内窓用グローブ「ペンギンの手」で、フロントガラスの汚れ・くもりを解消!
雨の日の運転中、クルマの内窓がくもって困ったことはありませんか? くもりの主な原因は車内の湿気ですが、実は内窓が汚れていると更にくもりやすくなります。そこでおすすめなのが、マイクロファイバー素材の内窓用グローブでのお手入れ。クルマの内側の窓ガラスについた手アカやタバコのヤニなどをスッキリ落とせて、内窓がくもりにくくなります。
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クルマの内側の窓ガラス、汚れてませんか?
給油や洗車のときに、クルマの外側の窓ガラスを拭き掃除する方は多いですよね。でも、内側の窓ガラスはどうでしょうか? 特に大きなクルマの場合は、拭く場所が多いので、内窓の掃除までなかなか手が回らないという方もいるでしょう。
ただ、クルマに乗っていると、窓ガラスを触ったときについた手アカや皮脂汚れや、車内で喫煙する場合はヤニがついて気になりますよね。内側の窓ガラスについてしまった汚れは、軽くこすっただけではなかなか落ちません。
そんなときには、マイクロファイバーを使うのがおすすめです。特に、手にすっぽりはめて使うグローブ型なら、一般的なクロスやマイクロファイバーでは拭きにくいフロントガラスのすみずみまで力が入りやすいので、楽に掃除できますよ。
手アカ・タバコのヤニはもちろん、内窓のくもり解消にも!
今回使ってみた内窓専用グローブは、その名も「ペンギンの手」。
ネーミングがユニークな洗車シリーズの1つで、ほかにもボディー専用グローブ「ゴリラの手」、車内用グローブ「コアラの手」などがあります。
「ペンギンの手」は名前のとおり、ペンギンの手のような形をした内窓専用のグローブ型クロス。両面マイクロファイバーの2WAY仕様になっていて、表裏で使い方が異なります。
ライトグレーの面は、ワッフル織りになっていて、手アカやタバコのヤニなどをからめ取って落とします。
黒い面は、毛足の長い吸水クロスになっていて、内窓がくもったときに水滴をサッと吸い取り、くもりを解消してくれます。
指先パッド入りなので、内窓のすみずみまでしっかり拭ける
「ペンギンの手」をはめてみると、女性の手でも大きすぎず、使いやすいサイズ感。グローブ先端部分が三角形になっていて、フロントガラスとダッシュボードの隙間にも難なく届きます。
ポイントは、指先にパッドが入っていて、グローブ先端まで力が伝わりやすいこと。掃除しにくい隙間や角なども、ラクにきれいにできます。
指先パッドは硬すぎず、ほどよいしなり具合。指先パッドがあるおかげでグローブの先端に力をかけやすく、疲れにくいのがうれしいです。
グローブの内部はメッシュ加工になっているため、暑い日でも蒸れは気になりませんでした。メッシュと指先パッドの間にはスポンジ層があり、力を入れて拭いても指先が痛くなりにくいです。
質感の違う2面のマイクロファイバーで、さまざまな汚れに効果的!
ワッフル織りの面は、表面に凹凸があり肌触りはサラサラ。
窓ガラスに付いた皮脂や日焼け止めの汚れはタオルで拭くとかえって広がってしまうことがありますが、ワッフル織りの面を使えば、軽くこするだけで落とせました。わが家は子どものサッカー送迎にクルマを使うことが多く、日焼け止めを付けた子どもの手で内窓が汚れがちなので、簡単に落とせるのは助かります。
吸水クロスの面はふわふわで、一般的なマイクロファイバークロスに比べると毛足が長め。霧吹きで吹きかけた水を拭いてみましたが、素早く吸水できました。
また、左右どちらの手でも使えるので、場所や利き手によって付け替えてガラスのすみずみまで拭きとることができます。
汚れたら水洗いOK! 繰り返し使おう
「ペンギンの手」は、水または中性洗剤で洗い、よく乾燥させれば繰り返し使えます。洗う際は40度以上のお湯は使えないので注意しましょう。
クルマだけではなく、家の窓ガラスの拭き掃除に活用してみるのもいいかもしれませんね。から拭きでも使えますが、クロス表面を水で湿らせてから使うと、さらに汚れが落としやすくなります。
なお、「ペンギンの手」は、窓ガラスの内面専用のため、車体やホイール、窓ガラスの外面には使えません。ナビの液晶画面やメーターパネルにも使用できないのでご注意ください。また、運転中の使用は危険なので、絶対に避けましょう。
小まめな内窓掃除できれいな状態をキープしよう
マイクロファイバー素材の内窓専用グローブ「ペンギンの手」があれば、やっかいな内窓のくもりもサっと拭くだけで解消できます。こまめに内窓の拭き掃除をすれば、きれいな状態がキープされて気持ちいいうえに、くもり防止にも効果的。ドライブがより快適になりますよ。
文・写真 / うみの