
大好きなクルマに「さようなら」と「ありがとう」を
頼もしい相棒だったり、家族のように愛しく感じたり、苦労したときも楽しいときも一緒だったクルマなら、思い入れもひとしお。でも、クルマにも寿命があって、どんなに大切にしていてもお別れするときは必ずやってきます。さびしい気持ちと感謝の気持ちでいっぱいのお別れの瞬間……。 今回は、RoomClipユーザー様に、大切なクルマとの忘れられない「お別れ」について語っていただきました。
目次
お別れがさびしいのは、楽しい思い出があるからこそ
・クルマを運転するのが大好きで、いろいろなところにたくさんドライブに行って、どこへ行くにもクルマと一緒でした。思い出がたくさん詰まった愛車だからこそ、買い替えるときは、すごくさびしい気持ちになりました。クルマの調子が悪くなったことをきっかけに、修理するよりも買い替えたほうがいいとの結論になって、新しいクルマに乗り換えましたが、愛車を手放したときのあの悲しい気持ちは今でも忘れられません。今のクルマももう4年半。また買い替えのときは同じ気持ちになるのかな……。(栃木県 30代)
・毎日の通勤に加え、娘を送迎するためにクルマを運転しています。クルマの中は娘とのコミュニケーションの場だと思っていて、クルマはどんなときも一緒の相棒のような存在です。もうだいぶ古くなって、今年の夏に「さようなら」をすることになりました。とっても大好きな愛車だったので、手放すことが悲しくてしかたがありません。(千葉県 50代以上)

大好きなクルマとのお別れは、いつまでも忘れられない大切な思い出
・1台のクルマに長く乗っていたので、壊れて手放さなければならなくなったときは、家族みんなが別れを惜しみました。同じクルマに長く乗っていると愛着が湧いてきます。まるで家族の一員のような存在でした。(神奈川県 50代以上)
・わたしがまだ生まれて間もないときに親がクルマを買って、家族で10年以上もそのクルマに乗り続けていました。乗り心地がよくて、一緒にいろいろな場所に出かけた家族同然の大好きなクルマ。でも、調子が悪くなり、手放すことに。中古車として売却もできず廃車となってしまうと聞いて、本当に悲しくて号泣したことは今でも覚えています。(宮城県 10代)

今までがんばってくれたクルマに、「ありがとう」と伝えたい
・亡くなった父が乗っていたクルマを夫が譲り受けて5年ほど乗っています。父が乗っていたときは、後部座席がわたしのお決まりの場所。でも、今は助手席がわたしの定位置となり、運転するのはわたしの夫です。大きな事故もなくクルマに乗っていると、まるで父に守られているような気がします。そんなわたしたちも、自分たちのクルマを購入することになり、父のクルマから卒業することになりました。今まで父から譲り受けたクルマが、わたしたちの一部となって、いろいろなところに連れて行ってくれたことには、感謝しかありません。(千葉県 40代)
・夫と付き合い始めたころから乗っていたクルマを買い替えたとき。新しいクルマが納車する直前のギリギリのタイミングで、古いクルマがバッテリー上がりを繰り返したり、ドアのゴムパッキンが外れたりしていました。まるでクルマ自身が“最期”をわかっているかのような出来事が続き「僕のこと、忘れないで」と言っているような気がしました。それでも、最期のときまでがんばって走ってくれました。納車の数日前には、夫との思い出の場所までドライブをして、愛車とともに写真を撮ることができました。今でも、そのクルマとの思い出を夫と話しています。(神奈川県 30代)

家族のようなクルマとの思い出をいつまでも大切に
大好きなクルマと過ごした時間を思い出すと、お別れのときには切ない気持ちにもなるけれど、いろいろな思い出を振り返るうちに、「ありがとう」と感謝の気持ちも湧き上がってくるのではないでしょうか。さびしいお別れのあとも、大切な思い出は永遠に心に残り続けます。これまでも、これからも、ずっと大切なままです。
もし、大好きなクルマとの思い出の写真がありましたら、「#旅の思い出とクルマ」をつけて教えてください。

