・夫とは、付き合っていたころからよくドライブに行っていました。知らない道を通るのが好きな夫は、山道を通ることもしばしば。あるとき、山道をかなり進んだときに「あ、ガソリンがない」と夫がつぶやいたときは、本当にびっくり！ 携帯は圏外で、「もし山の中でクルマが止まったらどうしよう」と不安でしかたありません。しかも山道の脇は崖になっていたので、怖さは倍増でした。そのあと、なんとか無事にガソリンスタンドまでたどり着けたので、今となっては2人の笑い話になっています。無事に帰れて、心からホッとしたことを覚えています。（石川県 30代）

・若いころに友人たちとスノーボードに行ったときに、クルマの鍵をなくしてしまいました。数時間探し続け、スノーモービルに乗ったスキー場のスタッフのかたが、ゲレンデに落ちている鍵を見つけてくれました。スキー場にご迷惑をおかけしてしまったうえに、探している間待たせてしまった友人たちには夕飯をおごることになってしまいました。これに懲りて鍵にはキーホルダーを目立つように付けて、落とさないよう注意しています。（千葉県 40代）

・子どものころ、家族で遊園地へ行こうとクルマで出発。山間部で雪に見舞われたので、用意していたタイヤチェーンを装着……しようと思ったら、なんとサイズ違い！ あえなく帰宅の途に着きました。人生でタイヤチェーンという存在をはじめて知ったのがそのときでしたが、幼心に「雪って大変だなぁ」と思いました。（神奈川県 40代）

・家族で旅行に行ったときに、タイヤがパンク！ 目的地まではまだまだ距離があり、どうしようかと困っていたら、停車させていただいたお店の人がカー用品店の場所を教えてくれました。無事、スペアタイヤに交換できてよかったです。子ども達も乗っていたので、すぐに解決できたのでとても助かったことを覚えています。人のあたたかさが身に染みるできごとでした。（熊本県 30代）

・ペーパードライバーだった私が、ようやくクルマを手に入れたのですが、なんと一週間でバッテリーが上がってしまいました。とりあえず知人にバッテリーをつないでもらって、購入したお店に点検してもらうために30kmくらいの距離を運転しました。いつエンジンが止まるかわからない不安と、慣れない運転の怖さで、とても緊張しながら運転したのが忘れられません。（大阪府 40代）

・40年以上も前のことですが、小学生のころ、家族で父の実家から帰るときに、大雨の夜の山中でクルマが突然止まりました。近くに家が全くないので、父が懐中電灯を持って民家を探しに行っている間、母と子ども二人で、真っ暗な車内で過ごしました。子どもだったので原因はよくわかりませんでしたが、心細さを紛らわすように3人でずっとおしゃべりをしていたことを今でもはっきりと覚えています。（愛媛県 50代）

・家族でディズニーランドに出かけた帰り道に、サービスエリアのガソリンスタンドに給油市に立ち寄りました。スタッフのかたにエンジンオイル点検もお願いしたところ「エンジンオイルが減っています」と言われギョっとしました！ 千葉から自宅の名古屋まではかなりの距離があるため、慌ててオイルを補充しました。 もし、オイルがない状態で名古屋まで帰っていたらと想像すると、今でも冷や汗をかいてしまいます。それからは遠出の前には、必ずエンジンオイルなどチェックするようになりました。（愛知県 40代）

・子どものころ、家族で湧き水を汲みに山奥までドライブしたときに、私はクルマに残っていたのですが、急に寂しくなって、家族を追いかけることにしました。当時のクルマはドアキーをかけてドアを閉めればロックされるタイプで、いつもは絶対しないのにそのときはなぜか施錠してクルマの外へ。実はクルマのキーは車内にあったので、家族で山奥に締め出されてしまいました（笑）今では家族みんなの笑い話になったけれど、あのときは申し訳なかったです。（福岡県 30代）

・自動洗車機をするとき、いつもはクルマから降りて母と外から見ていたのですが、その日は、中から洗車の様子を見たくてクルマに乗っていました。母から「降りてはダメだからね！」と言われていたのですが、窓を開けてダメ！ とは言われてなかったので、なぜか窓を開けた私……その結果、クルマも私も、ずぶ濡れになってしまいました。大人になった今でも、洗車をするたびに思い出して笑ってしまいます。（宮城県 40代）

あとから笑い話になったとしても、クルマにまつわるハプニングはできれば避けたいものですよね。日ごろの点検や、お出かけ前のメンテナンスをしっかりして、トラブルのないお出かけを楽しんでくださいね。