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公開:2024.6.14
更新:2024.6.14

クルマ旅70%、キャンプ30%が、ハイエースキャンパーで楽しむアクティビティのベストバランス

『暮らしとくるま』のInstagramフォロワーであるyuki_kiyr11238さんは、トヨタ ハイエースのキャンピング仕様車(以下ハイエースキャンパー)やキャンプする場所のインテリアを北欧風に美しくコーディネートされている写真をたくさん投稿されています。2022年2023年の暮らしとくるまフォトコンテストでは、2年連続で入選されたほか、「くるまカフェの特集記事」などでも素敵な写真を提供いただいています。そんなyuki_kiyr11238さんに、ご家族で楽しんでいるキャンプとの出会いから伺いました。

目次

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暮らしとくるまフォトコンテスト2022」で”#くるまデコ賞”に輝いたyuki_kiyr11238さんの作品。白を基調とした北欧雑貨風のインテリアは、とても居心地がよさそうですね

ガールスカウトで経験したキャンプが、今では大切な趣味に!

ーキャンプを始めたのは、どのようなことがきっかけだったのですか。

私にはガールスカウトで経験したキャンプの楽しい思い出があって、以前から子どもたちが大きくなったら同じように楽しい体験をさせたいと思っていました。

ちょうどそのころ、近所に大きなキャンプ用品店がオープンしたので立ち寄ってみたところ、それまで眠っていたキャンプへの想いが一気に再燃してしまい、キャンプのスターターセットを衝動買いしてしまったんです(笑)それが、キャンプに没頭するきっかけでした。

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衝動買いしたキャンプのスターターセットでキャンプをしたときの様子。初めてテント泊を経験したお子さまたちは大喜びだったそうです

ー昔からご夫妻はキャンプがお好きだったのですか。

夫はキャンプの経験は全くなく、最初は焚き火も起こせなかったのですが、今では私より火起こしは上手くなっています。今はキャンプも楽しんでいますが、どちらかといえばもともとの趣味だったクルマいじりの方が楽しいようです。

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当時の愛車日産 エルグランドで出かけたキャンプのひとコマ、お子さまたちのために始めたキャンプは、現在では家族全員が楽しむ共通の趣味になっているとのこと

キャンプする場所も自分好みにコーディネートして楽しむ

ーキャンプをする場所(以下、キャンプサイト)の写真は、とてもスタイリッシュに飾りつけされていますが、最初からこのようにしようと考えていたのですか。

私がガールスカウトでキャンプをしていたころは、シンプルな野営スタイルが主流でした。家族でキャンプを始めたときも、買いそろえたキャンプグッズを設営するのみで楽しんでいました。ところが、Instagramでほかの方のキャンプに関する投稿を見ていると「今はこんなにおしゃれにキャンプしているの?」と、とても衝撃を受けてしまって。それがきっかけでコーディネートに力を入れるようになりました。

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ホワイト系とベージュ系のグッズで統一感があり洗練されています

ーとても完成度の高いキャンプサイトですね。もともとご自宅でもインテリアコーディネートされていたのでしょうか。

実はインテリアが好きで、インテリア雑貨用のInstagramアカウントも持っていて、そこからインテリアコーディネートの様子をよく発信していました。キャンプサイトの飾りつけも、家にあるものを持ち出していることが多いんです。

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テント内も暖色系のグッズで統一されていて、木の温もりが伝わってくる落ち着いた空間に仕上がっています

キャンプサイトでは木製品や暖色を基調にした柔らかいイメージが印象的です。どんなテーマでコーディネートされていますか。

私は北欧の雑貨や家具が好きなので、キャンプサイトでも北欧調のインテリアになるよう心がけています。しかも、飾りつけで使っている小物などはキャンプ用のものではなくて、ほとんど家で使っている北欧雑貨なので、どちらでも共用して有効活用できているので、一石二鳥なんです。

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コロナ禍のときはベランダでお家キャンプを楽しんでいたというyuki_kiyr11238さん。ここでも北欧雑貨が活躍しています

クルマのインテリアも北欧雑貨を使ってコーディネート

ー現在の愛車ハイエースキャンパーのインテリアもきれいに飾りつけされていますが、こだわっているポイントを教えていただけますか。

クルマのインテリアもキャンプサイトと同じように北欧調にしたかったので、まずパネル(壁)やテーブルに、白っぽい木目調の壁紙を貼ってみました。あとは足元のファブリックやクッションにもこだわっていて、季節や気分によって取り替えています。

 

なかでもファブリックは車内に占める面積が大きいので、簡単に雰囲気を変えることができる便利グッズなんです。そのため、ファブリックはコーディネートの大きなポイントとして考えています。

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ファブリック、木目調のパネル、北欧雑貨などでトータルコーディネートされた車内。明るくさわやかな印象で、とても居心地がよさそうですね

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肌触りのよさそうなファブリックや間接照明に照らし出されたグッズたちが、おしゃれな印象を与えます

ー雑貨のインテリアのほかに、お得意の裁縫を活かしてDIYしたところはありますか。

Instagramでスズキ エブリイワゴンに乗っている人が自作したかわいいバックドアの開口部用の網戸を見つけて、それを参考に網戸を手づくりして取りつけました。最初は通勤で使っているエブリイワゴン用につくったのですが、とてもよかったのでハイエースキャンパー用の網戸もつくりました。

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エブリイワゴンのバックドア開口部の形状に合わせて手づくりした網戸。かわいいデザインで、ファスナーや網戸も付いていて、とても便利そうです

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バックドアを開けると明るく、さわやかな風が入り、自然との調和を感じられます

ハイエースキャンパーで満喫するアクティビティ

ー車中泊仕様のハイエースキャンパーは、車内の居心地はいかがですか。

数年前に乗り換えたハイエースキャンパーは車中泊仕様なので、車内で寝そべってゴロゴロできますし、狭いながらも居心地のいい空間になるような工夫をしています。といっても、家族で何かを一緒にやるわけではなく、子どもたちはスマホでゲームをしたり、みんな自由に過ごしています。愛犬のルディも車内の方が落ち着くようで、夜に私たちが外で焚き火をしていても、早々に車内のベッドで寝るようになりました(笑)

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ルディちゃんもハイエース・キャンパーの車内がお気に入り! 車中泊仕様のクルマは車内の居心地のよさがメリットなのかもしれませんね

ーハイエースキャンパーに乗り始めたことで、キャンプのスタイルに変化はありましたか。

以前は、あれもこれもとたくさんのキャンプグッズを持って出かけていました。ハイエースキャンパーに乗り換えてからは、余計なものを持たずに済むようになり、比較的シンプルなスタイルで楽しめるようになりました。車中泊仕様だと、どこでも手軽に仮眠を取れるので、前泊しながら遠距離のキャンプ場にも行きやすくなりました。車内でくつろげるので、雨の日のキャンプもとても楽ですし、近場でデイキャンプする機会も増えました。

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RVパーク(日本RV協会認定の車中泊スペース)で車中泊をしたときの様子。ハイエース・キャンパーにしたことで、テントの設営・撤収などがなく、とても気軽に出かけられるようになったそうです

ハイエースキャンパーに乗り換えたことで一番大きく変化したのは、旅先でアクティビティを楽しむ割合が増えたことです。これまではキャンプをすることが最大の目的でしたが、最近はクルマ旅をしながら温泉を楽しんだり、カヤックやSUP(サップ。スタンド・アップ・パドルの略)などのスポーツを始めたり、ほかのアクティビティを楽しむ割合が大幅に増えたことだと思っています。

 

今の私の中では、アクティビティの黄金比はクルマ旅70%、キャンプ30%になっています(笑)

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最近始めたカヤックとSUP(サップ)に乗って楽しむお子さまとルディちゃん。車中泊仕様のクルマに乗り換えて、新しい楽しみが増えたそうです

ーこれから新たにチャレンジしたいことはありますか。

ハイエースキャンパーは、夫の希望でマニュアル車なのですが、オートマ限定免許しか持っていない私は運転できないんです。もう1台のエブリイワゴンはオートマ車なので運転できるので、いつか愛犬のルディと一緒にソロキャンプに挑戦してみたいです。

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最近ハイエース・キャンパーには、さらに快適に過ごせるように電子レンジを導入し、そのために大容量のポータブル電源も購入したそうです

今回は、キャンプサイトやクルマのインテリアを北欧風に美しくコーディネートされているyuki_kiyr11238さんにお話を伺いました。車中泊仕様のハイエースキャンパーに乗り換えられたことで、アクティビティの黄金比が大きく変化したところがとても印象的でした。

これからもご家族でハイエースキャンパーでのクルマ旅を楽しみつつも、エブリイワゴンに乗ってルディちゃんとソロキャンプデビューする日が待ち遠しいですね。

取材協力・写真提供いただいたフォロワーさん:yuki_kiyr11238 さん

https://www.instagram.com/yuki_kiyr11238/

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