サムネ2

公開:2022.8.26
更新:2023.3.15

家族と愛犬が刻むときに彩りを。クルマがもたらす豊かな暮らし

「暮らしとくるま」では日常を豊かにしてくれる『クルマのある暮らし』の魅力をお伝えしています。 もっと身近に、より具体的にみなさまにその魅力をお伝えするべく、今回はクルマを通した豊かな暮らしを体現されている方の声をお届けします。
インタビューに応じてくださったのは『暮らしとくるまフォトコンテスト2021』で大賞を受賞されたまーちゃんJP(maaaaaaa127)さん。愛車はタウンエースキャンパーアルトピアーノです。 Instagramに投稿された素敵な写真の数々の裏側と思い描いた理想の暮らしに合ったクルマ探し、そして夫と愛犬・麦ちゃんと過ごす日常の楽しさを教えていただきました。

目次

フォトコンテスト受賞とクルマで行く週末のお出かけ

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『暮らしとくるまフォトコンテスト2021』の大賞受賞作品

ーまず、Instagramに投稿されている素敵なお写真についてうかがいます。撮影時に意識していることについて教えていただけますか。

自然の美しさとクルマと犬を必ず入れることを意識しています。それがうまく入った写真が撮れたので暮らしとくるまのフォトコンテストに応募したところ、大賞をいただくことができました。選んでくださって本当にうれしかったです。

 

ー選考の際も、3つのテーマがすべて盛り込まれており、大賞は満場一致でまーちゃんJPさんに決まりました。受賞作品はどこに行ったときのお写真なのでしょうか。

近所の公園にクルマを停めて撮った写真です。日常の中の一枚ですね。
車内から見える外の風景や、風景の中にあるクルマはうまく撮影できるのですが、麦は臆病でいつもイスの下に隠れちゃうので、なかなかタイミングが難しいんです。応募した写真は麦がうまく出てきてくれて。

 

ーまーちゃんJPさんの投稿を見ると、週末はいろいろなところにお出かけされているようですね。行き先はいつもどうやって決めているのでしょうか。

だいたいは行き当たりばったりです。夫が運転するので、私はほとんど行き先を知らないままなんですよ。仕事で外出した際に良さそうなスポットを見つけてきてはそこへ連れて行ってくれます。
穴場が好きで、人があまりいなかったり、普通の人は入口が分からないようなところに行くことが多いです。

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ーよく行く秘密のビーチスポットがあるそうですね。

それは千葉県の夫婦岩というところですね。ネットでも探せば出てくるんですけど、入口が分かりにくいのでいつもあまり人がいません。
そこは特に夜空の星と月が綺麗です。プライベートビーチくらいの広さはあるのですが、人がいないので犬がいても大丈夫です。秘密と言いつつ、ぜひいろいろな方にもおすすめしたい場所です。

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アルトピアーノを選んだ理由とインテリアのこだわり

ー今のクルマは、過ごしやすい空間になるよう手をかけていらっしゃるのがうかがえます。アルトピアーノを買う前から週末は外出することが多かったのでしょうか。

ドライブにはよく行っていました。でもコーヒーやお茶を入れるにもテーブルがなく、こぼすのがストレスでどこかに停めてゆっくりするようなことはなかったです。
それができるクルマが欲しいと思って約2年前から本格的に探し始め、今のアルトピアーノに乗り換えました。今まではセダンに乗っていたので、乗り心地やスピードという点では悪くなりました。でもそれ以上に外出をゆったり楽しむことを重視して選びました。

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ー内装にさまざまな飾りつけがされていますが、それはお二人で相談しながらつくっているのでしょうか?

内装は、ほとんど自分でDIYをしています。100均で材料をそろえてつくったり、気に入ったものに色を塗るなど少し手を加えたり、ほとんど私が独断でやっちゃっています(笑)夫には一人でできないことは手伝ってもらいますけどね。
装飾のイメージについては、あまり人のものを参考にすることはないのですが、外国人の女性がクルマをかわいく飾っているInstagramアカウントを見たりはします。車内で過ごしやすくするための断熱対策は知人に教えてもらったりもしました。
内装はだいぶやりきったので、今後は乗り心地を改善するための計画も検討しています。

 

ークルマは西海岸風とカントリーがミックスしたようなかわいらしいインテリアですよね。ちなみにお家もクルマと共通したインテリアなのでしょうか?

全然違います(笑) 家は純和風です。家ではできない憧れをクルマで叶えている部分もあるのかもしれませんね。

 

ークルマのインテリアで特にお気に入りのポイントを教えてください。

例えばバッグドアの上のデコレーションですかね。物自体は市販されているのですが、それに自分でワックスを塗って色を出しています。
マグネットつきの照明も元の材料は100均で購入し、そこに皮やひもで装飾をしています。

※注:走行中における車内外の装飾は、個人の責任のもと保安基準の適合確認をして下さい。

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だから実はほとんど自分でつくっちゃうものが多くて、全然お金をかけていないんですよ。クッションカバーなんかも自分で編んだりしています。

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ーほとんどのものをご自身でDIYされているんですね! そういったアイテムは最初からDIYする前提ですか、それとも後からDIYを考えるのでしょうか?

まず買って一回クルマに置いてみますね。それで自分で合わないと思ったり、フォロワーの友人に指摘されたら手を入れます。扇風機なんかは車内のテイストに合うものを探していたんですけど見つからなくて、それなら自分でどうにかしようと思って色を塗りました。

クルマがもたらした愛犬との思い出と新たな夢

ー今のクルマにしたことによって、生活や休日の過ごし方はどう変化しましたか。

今は週末必ず麦のことも連れて行っていますが、実は先代の犬は家族に預けて出かけることがほとんどでした。クルマを乗り換えたことで犬も一緒に連れていけるようになって、そこが前とは全然違う点です。どこでも連れて行ってもらえるので麦もお出かけを喜んでいます。

あとは「アルトピアーノキャンパーオーナーズ倶楽部」というコミュニティに参加して、クルマを通した仲間との交流が生まれました。

 

ー家族の思い出の1ページを麦ちゃんと一緒に刻めるのは、今のクルマがあってこそということですね。

そうですね。このクルマにして外出先でゆっくりできる環境が整い、自然と夫婦の会話も増えました。遠出して疲れてしまったときは、そのまま休憩や車中泊ができるのもいいです。長時間のドライブでも途中のサービスエリアで仮眠を取りながら進めるので、遠出も怖がらずにできる安心感があります。

コロナ禍でも、人混みを避けて週末の外出を楽しめるのは本当によかったです。

あとは災害への備えという点でも不安が和らぎましたね。犬がいると避難所に受け入れてもらうのが難しいと聞くので。このクルマがあれば麦と一緒に最低限の生活はできるのかなと思います。

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ー最後に、これからやってみたいことを教えてください。

将来の夢はクルマに乗って日本一周です。特に行ったことのない北海道や九州の方に遠出してみたいです。

実はコロナ禍になる前は海外旅行も好きだったのですが、なかなか行くのが難しくなってしまいました。
クルマでのお出かけを楽しむようになって、日本の良さが分かるようになり、夫婦の新たな夢ができたんです。

フェリーにクルマと一緒に乗って海を渡り、旅館と車中泊半々くらいで日本中をゆっくり回りたいですね。夫がまだ働いているので、それが落ち着いたら行きたいと思っています。

取材協力・写真提供いただいたフォロワーさん:まーちゃんJPさん(Instagram)

https://www.instagram.com/maaaaaaa127/

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