今日も、行きたい場所がある。愛犬エス君と重ねてきた季節
『暮らしとくるま』のInstagramフォロワーであるeses0223さんは、いつも「#旅の思い出とクルマ」や「#犬のいる暮らしとくるま」などのハッシュタグとともに、愛犬エス君との写真を投稿してくださっています。 美しい風景の中で撮影された一枚はもちろん、ラゲッジルームに「#くるまデコ」を施した写真も、これまで『暮らしとくるま』サイト内でたびたびご紹介してきました。 今回は、そんなeses0223さんの、エス君との時間を中心に広がってきたクルマのある暮らしについてご紹介します。
目次
エス君を迎えたことで、変わった日常
―エス君のお写真、とてもかわいいですね! エス君との出会いを教えてください。
ありがとうございます。エスの前にも、先代のミニチュアダックスフンドと暮らしていました。その子を介護の末に16歳で見送り、しばらくは気持ちにぽっかりと穴が空いたような日々を過ごしていました。わんこのいない生活に、なかなか気持ちが追いつかない時期だったと思います。
エスが来たのは、息子が中学受験を終えて、家族の過ごし方が少しずつ変わっていくタイミングでした。先代のミニチュアダックスフンドを見送ってから時間もたって、「また家族として一緒に過ごせる存在を迎えよう」となって、エスがわが家にやってきたんです。
―大切な存在を見送ったあとだからこそ、迎え入れるまでにも、いろいろな想いがありますね。エス君を迎えたことで、暮らしの中にどんな変化がありましたか?
エスを迎えたことで、本格的に写真を撮るようになりました。何気ない日常も、季節の移ろいも、エスとの時間として残しておきたくて、自然と写真を撮る機会が増えていったのだと思います。
カメラが趣味になってからは、エスとともに、移りかわる季節の花や風景を写真に収めるようになりました。エスと過ごすなかで、以前よりも自然や風景を意識して見るようになったことは、自分の中でも大きな変化だと感じています。
日常の延長線上に“撮影”という楽しみが加わり、「この時期はここがきれいかもしれない」と、自然と行き先を考える時間も増えていった気がします。
行動範囲も広がり、エスと一緒にクルマで出かけて撮影をすること自体が、日常の楽しみになっていきました。
カメラを片手に、季節の気配を探しに
―本当に、季節ごとにいろいろな場所で撮影されていますね。
そうですね。季節感のある装飾を施したスタジオで撮影することもあれば、その時期ならではの花や風景を求めて、少し遠出することもあります。桜並木や銀杏並木は特に好きで、毎年欠かさず足を運んでいますね。
初めて訪れた河津桜並木にうっとりしたそう
季節に応じた撮影スポットはある程度決まっているのですが、有名になると混みあってしまうので、常にSNSで新しい場所を探すようにしています。
―わんことカメラを持っての遠出となると、荷物も多くなりますし、移動は大変ではないですか?
やはり電車で遠出するのは大変なので、クルマは欠かせません。慣れた車内だと、エスも移動中に安心して眠れますし、私自身も疲れたときに少し休憩できるのが助かっています。
撮影は人の少ない時間帯を選ぶことが多いので、目的地によっては早朝になることもあります。夜明け前の静かな時間に出発し、現地に着いて、クルマの中で少し身体を休めてから撮影を始めるともありますね。そんなとき、クルマのありがたさを改めて感じます。
ちなみにエスは、クルマが動き出すと眠るのですが、目的地に到着するとさっと起きてくれるんです。
―本当にプロのモデルのようですね! たくさん撮影されていますが、クルマで出かけて、忘れられないほど印象に残っている景色はありますか?
昨年訪れた銀杏並木です。よく足を運ぶ場所なのですが、その日は濃い霧が立ち込めていて、いつもとはまったく違う表情でとても神秘的でした。
―たしかに、幻想的な雰囲気で素敵ですね。
ラゲッジルームは、わたしの移動するスタジオ
―ラゲッジルームを使った#くるまデコの写真は『暮らしとくるま』でもたくさん掲載されていますが、どんなきっかけではじめたんですか?
仲良しのわんこ友だちと一緒に撮影するようになったのがきっかけです。
“次はこんな雰囲気で撮ってみよう”といつもアイデアを出し合って、楽しみながら撮影しています。
―季節やイベントに合わせたデコレーションも素敵ですね。小物はどのように揃えているんですか?
100円ショップのアイテムを使うこともありますし、わんこ友だち同士で“これは使えそうだね”と自宅にある小物を持ち寄ることも多いですね。
素敵なマントに身を包んだ、ハロウィンフォト
ハロウィンやクリスマス、バレンタインなど、その時期ならではの雰囲気を楽しみたいと思っています。毎年クリスマスには、25日前から毎日カウントダウン投稿をするのが恒例です。
実は、これらの写真は本格的に寒くなる前の11月中に、すべて撮影を終えているんですよ。
毎年恒例のクリスマスラゲージフォト
―早い段階から準備を始めているんですね! 撮影で大切にしていることを教えてください。
いちばん大切にしているのは、わんこたちが安心して撮影できることです。クルマの中は落ち着ける空間なので、無理なく撮影できていると思います。
そのうえで、その子の可愛さがより一層引き立つように、おしゃれなデコレーションにしたいと思っていますね。
写真はあとに残るものなので、あとから見返したときにも「楽しかったね」と思える雰囲気を大切にしています。
“安心”を第一に。BMW X1が支える日常
―エス君とのお出かけや撮影で、クルマに乗る時間も長くなっていると思いますが、もともとクルマやドライブはお好きだったのでしょうか?
はい。私は趣味がドライブと言っていいくらい、もともとクルマや運転が好きでした。18歳で免許が取れる日を心待ちにしていて、免許取得以降はずっと自分で運転しています。今でもひとりでふらっとドライブに出かけることもあるんですよ。だから昔からクルマは好きだったんですが、その中でも特にドイツ車が好きですね。
現在の愛車はBMW X1
―そうなんですね! ドイツ車に惹かれるようになったきっかけはあったのでしょうか?
じつは昔、友人のクルマの助手席に乗っていたときに交通事故に遭ったことがあり、その際に輸入車のフレームの頑丈さを身をもって感じました。それをきっかけに、当時乗っていたホンダ プレリュードからアウディに乗り換えて……そこからすっかりドイツ車の信者です(笑)。
―それは、とても怖い体験でしたね。
今の暮らしでは、写真撮影でエスと長い時間をクルマで過ごすことも多いので、“安心して乗れる”というのは、やはり大切だなと感じています。
また、今乗っているX1は白い車体というところも気に入っています。写真を撮影する際に色が主張しすぎないので、被写体がきれいに映えるんです。
エス君と過ごす、かけがえのない日々
―クルマで出かけた中で、印象に残っている思い出はありますか?
たくさんありますね。先代のミニチュアダックスフンドの子たちのころから、キャンプによく出かけていました。休日には、夏は海へ、冬はスキーへ。クルマでいろいろな場所に遊びに行っていました。
SUPを楽しむエス君
エスを迎えてからも、行き先や過ごし方は少しずつ変わってきましたが、気づくと、どこへ行くにもクルマで出かけています。
―わんこたちとの時間には、クルマでの思い出がたくさんあるんですね。
はい。クルマは移動手段でもありますが、目的地へ向かう途中の景色も含めて、すべてが思い出になる時間。だからこそ、とてもいとおしいひとときだと思っています。
横須賀へ紫陽花を見に行った帰り道、遠くに望む富士山を見つけて
―それでは最後に、エス君はeses0223さんにとって、どんな存在でしょうか?
息子が中学生になり、部活動や勉強で忙しくなるにつれて、私とエスだけで出かける時間が自然と増えていきました。
同じ景色を一緒に見て、同じ時間を過ごせる存在。やはりかけがえのない家族だと感じています。
季節を重ねながら、これからも走り続ける
エス君を迎えたことをきっかけに始まった、カメラという趣味。
太陽が顔をのぞかせる前の早朝の出発も、撮影に向けてラゲッジルームを整える時間も、心地よい疲れとともに家路につく夕暮れも。そうしたエス君と過ごす一つひとつの時間が、季節の美しい風景と重なり、eses0223さんの日常を豊かにしてきました。
季節の移ろいを感じながら、行きたい場所へ出かけ、ドライブ先で撮りたい瞬間に出会う。「次はどこへ行こうか」とエス君に語りかけながらハンドルを握る時間は、これからも変わらず続いていきます。その先にはきっと、ふたりだけの記憶として刻まれる、新しい季節が待っていることでしょう。
取材協力・写真提供いただいたInstagramフォロワーさん:eses0223さん
