あおり運転しないため、されないために心得ておくこと3つ
ニュースでよく見かけるあおり運転。内容を見ていると他人事とは感じられません。
いつ自分の身に起こるかと不安になりますよね。
今回は、あおり運転をされないために気を付けるポイントを3つご紹介します!
「私は運転に自信があるから大丈夫! 」と思っている方も、もしかしたら気付いていないうちにあおり運転をしている、もしくはされているかもしれません。
ぜひこちらを読んで、運転が楽しくできるように今一度気を付けましょう。
目次
あおり運転って、どんな運転のこと?
そもそも「あおり運転」とはどういう運転のことでしょうか。
「あおり運転」という名前の違反はありませんが、車間を詰めてきたり、無理な車線変更をしてきたりといった危険な行為それぞれが交通違反として取り締まりの対象となります。
2020年6月30日から法改正により、あおり運転は道路交通法で厳罰化されました。
他の車両等の通行を妨害する目的での車間距離不保持や急ブレーキ、割り込みなどが取り締まりの対象となっていて、3年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられ、免許取り消しも行われるなど厳罰化されています。さらに著しい交通の危険を伴う場合は、5年以下の懲役または100万円以下の罰金、さらに免許取消しとなります。
なぜこのような運転をするドライバーがいるのでしょうか。
様々な理由があると思いますが、多く聞かれるのは「前の車両が遅い」「急に割り込まれた」など、何かきっかけがあることが多いようです。
自分が巻き込まれないためには、その「きっかけ」を生まないように、自身の運転を見直していきましょう。
1.しっかり周囲の状況を把握しよう!
気を付けることの1つとして、まずは周囲の状況をしっかり把握しながら運転することが大切です!
運転に自信のない方ほどどうしても前方に注意が行きがちになります。バックミラーやサイドミラーを使って車両の周囲を確認するようにしてください。
もちろんずっと周囲を確認するのは危険ですので、適度に確認をするように心がけましょう。
2.心にゆとりを持ち、譲り合いましょう!
もし後ろからスピードの速い車両が来たら、周囲の状況にもよりますが車線を変更したり、ハザードをあげて車両を路肩に寄せるなど、後方の車に道を譲りましょう。高速道路や複数の車線がある道路を走行するとき、なるべく左側の車線を走行し、右側は前方の車を追い越すときにだけ走行しましょう。
高速道路や複数の車線がある道路の右側車線は追越車線となっていることが多く、前方の車両を追い越した後もずっと走行していると、違反となる場合があります。特に必要がなければ、左側の車線を走行するように
また、車線変更をする際は、無理やり入ろうとするのではなく、前もって周囲を確認し、車間に余裕のあるときに変更するようにします。すでに並んでしまっている車線に入ったときは、後方の車両にお礼を伝えるといいでしょう。
3.もしものときのためにドライブレコーダーで記録しておこう!
そうはいっても、常に気を付けていても、あおり運転をされて怖い思いをすることがあるかもしれません。そんなときはドライブレコーダーで映像を記録することをおすすめします。
ドライブレコーダーの映像は危険な行為を警察に相談する際の客観的物的証拠として有効です。
現在は車両の後方の映像も録画してくれるタイプや、夜間でもナンバーが読み取れるタイプもありますので、状況に応じた商品を選んでください。
ドライブレコーダーはあおり運転だけでなく、事故のときにも非常に有効な証拠となるので、いざというときのために設置を検討してみてください。
今回は「あおり運転」されないために気を付けることをご紹介しましたが、どんなときも周囲の状況を確認して、譲り合うことが大切です。
1台の車に追い越されても、抜かされても、目的地への到着時間はたいして変わらないでしょう。
急いでいる車両がきたら、サッと道を譲ってあげる。
その一瞬の優しさや気づかいで事故を防げるかもしれません。心にゆとりを持って、楽しいドライブの時間を過ごしましょう!
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