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公開:2019.10.29
更新:2020.6.29

今やクルマの必需品! ドライブレコーダーおすすめの選び方

「あおり運転」などの社会問題が話題になる中、今、注目を集めているのがドライブレコーダー。多くの方がそろそろ必要かな…と思いつつも、さまざまなメーカー・機種・機能があって、何を選べばいいかわからないという方も多いのでは? 今回は、あなたの目的に合わせたドライブレコーダーの選び方について、タイプや機能などをご紹介します。

目次

まず、ドライブレコーダーのもつ役割をおさらいしましょう

報道などでご存知の方も多いかと思いますが、ドライブレコーダーにはさまざまな機能があります。購入する前に、ドライブレコーダーの役割と買う目的を考えることで、あなたにとって必要な機能がわかるようになります。

 

✓ 事故の時の証拠映像

基本的な役割として、万が一事故に遭遇してしまったとき、その記録映像が残ります。正確な状況を把握することで、不要なトラブルを防げます。

 

✓ あおり運転対策

あおり運転などの被害にあった際の証拠として使うだけではなく、ドライブレコーダーが付いていると他のクルマに知らせることで、抑止効果も狙えます。

 

✓ 安全運転意識の向上

ドライブレコーダーは、あなた自身の運転も記録しています。安全意識が高まり、自然と運転マナーにも気を付けるようになります。

 

✓ 安全運転支援機能

機種によっては、さまざまな安全運転を支援する機能があります。車線からはみ出したときや先行車が発進したことに気づかなかったとき、逆に先行車に接近しすぎたとき、高速道路での逆走を検知したときなどに警告してくれます。

 

✓ 駐車中のトラブル対策

駐車中のあて逃げや車上荒らしなどで受けた衝撃などを感知して、自動録画する機能を持つ機種もあります。車から離れていても安心です。

 

✓ 思い出のシェア

運転中は、じっくり見られない外の景色を記録して思い出を楽しみましょう。SNSに投稿してシェアも可能です。

撮影タイプは大きく分けて3タイプ

前方1カメラタイプ

もっともシンプルで、手軽に安心をプラスしたいという方におすすめなのが、前方のみのドライブレコーダー。価格帯は1万円を切るものから、高機能の3万円近いモデルまであります。取り付け時間の目安は約1時間程度で、比較的かかりません。

イラスト_前方1カメラ

前後2カメラタイプ

クルマの前方と後方に、それぞれカメラを取り付けます。あおり運転や追突などの記録をしっかり撮影できるタイプです。カメラの取り付けが前方だけでなく後方にも必要なため、他のタイプと比べると取り付けに時間がかかります。(おおよそ3時間程度)

イラスト_前後2カメラ

360度カメラタイプ

前後に加え、左右や車内も録画できるので、幅寄せや側面衝突もしっかり録画します。

広い範囲をカバーできるので、こちらも関心が高まっているタイプです。

イラスト_360度カメラ

万が一の事故やあおり運転対策を中心としたさまざまな機能

利用の目的やカメラのタイプが決まったものの、どこまでの性能が必要になのかわかりにくいですよね。ここでは、あおり運転対策や事故の時の証拠映像としてこだわりたいポイントを紹介します。買いたい機種がその機能を満たしているかチェックしましょう。

ナンバープレートまではっきり映す【フルHD、200万画素以上】

ドライブレコーダーに期待するのは、もしもの時の状況、特に周辺の車種やナンバープレートまではっきり映るキレイさです。ナンバープレートまで鮮明に映すためには、最低200万画素以上のものを選びましょう。画質はフルHD以上と覚えておけば大丈夫です。

時間や場所などの証拠を記録に残す【GPS受信機能】

事故にあった際は、詳しい状況が分かるほど証拠能力が高まります。GPS受信機能がついていれば、自車の正確な場所や走行速度、時間が記録され、映像に加え、より詳細な状況が示せます。

衝突などの事故前後の映像を確実に残す【Gセンサー】

ドライブレコーダーの映像は、マイクロSDカードに常に記録され、古いデータを上書きしている形式がほとんどです。Gセンサーは、クルマに一定以上の衝撃があった場合、それを感知し、前後の時間に記録された映像を自動的に保護してくれるので、おすすめです。

その他にもドライブレコーダーは多くの機能があります。

✓夜間やトンネルの出入口でも光を補正【HDR/WDR】

✓信号の切り替わりでのトラブルが心配なら【LED信号機対応】

✓駐車時の当て逃げは【駐車監視機能】

✓衝撃をきっかけに前後の数秒の映像を保存【Gセンサー】

オマケ:周りへの抑止力に【ドライブレコーダー録画中ステッカー】

ドライブレコーダーを買ったら、ステッカーもセットでつけるとより効果的です。相手はあなたのクルマがドライブレコーダーを付けているかすぐにはわかりません。ステッカーを見て、相手が冷静になれば余計なトラブルも生まれにくくなります。

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あおり運転を代表とする事故を受け、ドライブレコーダーの装着がだんだんと当たり前になりつつあります。でも、ドライブレコーダーを付けるだけでいろいろなトラブルや事故が防げる訳ではありません。一番大切な「気持ちに余裕を持った運転」をするためのひとつの道具として考えてみてはいかがでしょう「もしも…」の時の不安をなくして、安全なドライブをお楽しみくださいね。

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