猫はクルマ好き? お家にあるものでできる駐車場の猫除け
駐車場は日当たりもよく、猫にとっては居心地がいい場所。私の借りている駐車場も例外ではなく、ご近所猫にとってはくつろぎの場所になっています。猫はかわいいけれど、ボンネットを傷つけたり、クルマに猫の臭いが染みつきそうで何かと悩ましいですよね? そこでマイルドな猫除け対策を試してみました。
目次
お家にあるもので猫除けできる?
いくらかわいい猫でも、クルマのそばでトイレをされては困りますよね。フン害は、駐車場の隣にある植え込みに多く、今は草木が植えられていないため、ふかふかの土が絶好のトイレスポットになっています。また、クルマのボンネットに猫の毛が残っており、お昼寝もしている様子……猫も好きだけど、クルマも大切です!
超音波を出す機械や、猫が嫌う臭いを出す忌避剤、とげとげシート……猫除けの市販品はいろいろありますが、そこまでして猫を追い払うのはかわいそう & お金がもったいないと思い、今回は、お家にあるものを使って、4つの猫除けの方法を試してみました。
猫除けその① お酢スプレー
猫の嫌いな刺激臭で近づかなくなるそうです。時間が経つと効果が薄れるので、こまめに散布する必要があります。散布は、手持ちのスプレーに入れて水で3倍ほどに薄めて、猫のトイレとなっている植え込み跡に散布しました。
猫除けその② 重曹
お掃除で大活躍する重曹は、万能選手っぷりをここでも発揮します。重曹の持つ消臭効果で、猫の臭いを消してテリトリーと思わなくさせる狙いです。こちらは粉のまま植え込み跡に撒いてみました。
猫除けその③ 茶がら
茶がらも、ニオイ消し効果がある素材です。こちらも植え込み跡に撒きました。日本茶派の私は茶がらにしましたが、コーヒーのカスでも同様の効果があるので、お好みで変えてください。乾いた状態よりも水気が残った状態が良いです。
猫除けその④ 灰
猫が、足に灰がつくのを嫌がるということで、灰の撒かれた場所に来なくなるそうです。ちょうどバーベキュー残りの灰があったので、こちらも植え込み跡に撒きました。
灰は、土壌改善にも利用できるので、プランターなど植物のある場所での猫対策としても一石二鳥ですね。
この4つの方法は、どれも効果は長期間持たないので、繰り返し行うことが大切です。また、同じ猫除け方法を繰り返すよりも、2~3種の方法をローテーションさせ、猫が慣れないようにしました。
果たして、猫除けの効果は…?
結論から言うと、うちの近所の猫には、マイルドな効果がありそうです!
この方法を実践した翌日、残念ながら雨が降ってしまい、ほぼすべての効果はなくなったと思っていました。しかし、次に猫が来るまで静観していたところ、2週間経っても猫の気配なし!効果を実感していた矢先、3週目になると猫のフン害にあってしまいましたが…
それからは2週間に1回、これら4つの方法のうち2種類ずつローテーションして猫除けを続けています。以前は週1~2回見られた猫の痕跡が、今は2~3週間に1回と、明らかに猫が来る頻度は減っています。
猫除けの頻度を上げればもっと効果がありそうですが、猫除けに慣れてしまっても困ります。また、まったく猫の気配がしなくなるのもちょっと寂しいと思って、ゆる~く猫除けしつつ共存(?)していきます。