【ミニチュアの世界】クルマにぷち牧場をつくろう
ミニチュアは眺めるだけでも楽しくて、気持ちがほっこりしますよね。いつも見慣れているものが小さいだけで、どうしてこんなにかわいいんでしょう! そんなかわいいミニチュアを、いろいろな所に置きたい!癒されたい!ということで、クルマの中にぷち牧場をつくってみました。
目次
身近な場所にクスっと笑える空間を
クルマの運転中って、たまにヒヤッとしたり、イラっとしたり、気分を落ち着かせたくなるときがありませんか?そんなときに、ミニチュアを眺めて気持ちをリセットしてはいかがでしょうか。
お気に入りのミニチュアを眺めれば、不安や怒りの気持ちがほんの少し和らぐかもしれません。今回は芝生と動物の配置だけで簡単にできるミニチュアとして、ぷち牧場をつくることにしました。芝生の緑でさらに癒し効果も高まりそうです。
クルマの中に牧場予定地を探す
まずはぷち牧場をどこに開くか決めます。運転席と助手席の間にあるフタ付きボックス(コンソールボックスと言います)の枠内にしました。このコンソールボックスの中には小さい収納スペースがあり、ETCカードやトランクを開けるボタン、ガソリン給油口を開けるレバーがあります。ときどきフタを開けるので、フタを開けても大丈夫な工夫が必要そうです。
簡単! ぷち牧場のつくり方
【材料】
・ コルクボード
・ 芝生シート
・ リボン
・ 紙粘土
・ 動物のミニチュア
牧場に、どんな動物を置こうか考えましたが、定番の牛にしました。立ち姿だけでなく、草を食べたり、寝そべってたりしているポーズがあるので動きがつきそうです。コルクボードと芝生シートは接着面があるタイプなので、それを貼り合わせます。100均で売っているものでお手軽にできます。
つくり方は簡単で30分もかかりません。
まずは、縦・横のサイズを測ってつくる牧場の大きさを確認します。その後に、同じサイズに切った紙をコンソールボックスに入れて、微調整をしました。
その紙の大きさに合わせて、土台となるコルクボードをハサミでカット。シンプルにつくるなら、この上に芝生シートを貼り付けて完成!ですが、牧場らしさを出すためにふた手間加えました。
ひとつ目は、簡単に牧場ごと移動できるように取っ手のリボンを付けたこと。
コンソールボックスのフタを開けるときに、リボンを引っ張ればすぐ取り外せます。
ふたつ目は、牧場の丘をイメージした凹凸をつくったこと。
コルクボードに紙粘土を適当に乗せて、ゆるい丘をつくりました。あまり傾斜が激しいと、後で芝生シートを貼り付けるのが難しくなるので、紙粘土を盛りすぎないのがコツです。座って眺めたときに奥側に丘ができるように配置すると、空間に奥行きがでます。
紙粘土を配置したら、土台より大きめにカットした芝生シートを貼り付け。
端から押さえつけながら密着させていきます。裏面がシールになっているので、貼り付けも簡単。ちょっとシワができてもミニチュアで隠せるので大丈夫です。
コルクボードと芝生シートがくっついたら、芝生シートをカットして大きさを整えれば、牧場の土地ができあがりました。
土地ができあがったら、牛のミニチュアを配置します。
この配置が一番重要で、一番楽しい時間ですよね!この牛は何をしているのかな?草を食べている牛は親子かな?など、いろいろ想像をふくらませます。配置が決まったら、ボンドで接着して完成!
さっそく牧場予定地(コンソールボックス)に持っていきましょう。
できたものをそのまま置くだけです。サイズもぴったり。
ついに牧場がオープンしました!
クルマの中に緑が映え、牛がのんびりしている様子に癒されます。近くで見ると芝生の表情もあいまっていい雰囲気ですね!
お気に入りのミニチュアで特別な空間をつくってみよう
ミニチュアをクルマに置くだけで、その空間がちょっと特別な空間になった気がします。手づくりなら、さらに愛着が湧いてクルマに乗るだけで気持ちがはずみますね。
クルマの空きスペースに、あなたのお気に入りを飾ってみてはいかがでしょうか。
おまけ:材料が余ったので、他のクルマにも牧場をつくりました。