マクラメ編みでグリーンを飾りつけ! 後部座席をリラックス空間にしよう
お部屋にちょっとグリーンをプラスするだけで、その場の雰囲気がやわらかくなったような気がしますよね。おうちに飾るように、クルマの中にもグリーンを取り入れたら、よりプライベートな空間になって、いい気分転換になるかもしれません。 今回は、クルマの中にグリーンを飾るのにぴったりな、マクラメ編みという技法を使った「ハンキングプランター」のつくり方を紹介します。
目次
用意するもの
【材料と道具】
✓ コットンひも(太さ2mmほど)
※仕上がりサイズが50cmの場合
⇒1本150cm以上の長さにカットしたひも16本
⇒30cmのひも1本✓ 容器
※プランター代わりにプラスチックのカップを使用、高さ約7cm/直径約7.5cm
✓ フェイクグリーン
✓ はさみ
✓ マスキングテープ(ひもの固定用)
✓ メジャー
材料はすべて100均で揃えることができます。ひもはお好みのものでいいのですが、初めてマクラメ編みをする方は、2mm以上の太さのコットンひもが編みやすくてオススメです。今回はロープからこよりをほどいて使いました。
クルマの中に飾るため、ガラスや陶器よりも割れる心配がないプラスチックのカップを使用します。
ハンキングプランターの編み方
「左上ねじり結び」と「ひと結び」で、ハンキングプランターをつくります。
まずは、1本150cmほどの長さになるように、ひもを16本にカット。
完成時のハンキングプランターの長さは、ひもを編む強さやひもの太さにより変わります。余分な部分は完成後にもカットできるので、長めにカットするのがポイントです。
上から5cmほどの高さのところで、16本のひもをひとつに結びます。4本1セットになるようにひもを分け、ひもの束をマスキングテープで固定し、左上ねじり結びをします。
[左上ねじり結び]
ここからは左上ねじり結びの編み方を、わかりやすいように4本1セットを3色に分けて説明します。左右にある黄色と緑色のひもが結びひもとなり、中央の2本の白色のひもは、左右のひもを結びつける芯となるひもです。
- ① 黄色ひもを白色ひもの上にのせて、一番上に緑色ひもをのせます。
- ② 緑色ひもを白色ひもの下にくぐらせて、黄色ひもの輪になった部分から手前に通します。
➂ 左右にひもを引き、束の上部に結び目をつくります。
ひとつ結ぶたびに、左右のひも(黄色と緑色)が入れ替わります。常に左側のひもから、同じように①~➂の流れを4回繰り返しましょう。
すると、だんだんと結び目がねじれてきます。約半周くらい結び面がねじれてきたら整えます。
左右(黄色と緑)のひもを回転させて持ちかえます。
- ④ ねじれを直して、再び4回ほど左上ねじり結びをします。
- ⑤ 4回結び終わったらまたねじれを直して、最後は2回ほど左上ねじり結びをしましょう。
今回は合計10回の左上ねじり結びをしました。左上ねじり結びの回数に関しては、長さを見ながらお好みで調整してください。
4セット全てを①~⑤の手順で結び終えたら、次はひと結びをします。
[ひと結び]
左上ねじり結びのすぐ下でひと結びをします。
その結び目から8cmほど下の位置でひと結びをします。さらに5cmほど下の位置でひと結び。
ここからは、カップを支える部分をひと結びでつくります。4本1セットの束を2本1セットに分けて、隣り合う2本のひもをひと結びしましょう。残った一番左と右のひも(下図の丸部分)をひと結び。
左右のひもを結び終えたら、5cmほど下の位置でひと束のひと結びをつくれば、カップを支える部分の完成です。
最後に、ハンギングプランターを吊るすためのひもを取りつけます。はじめに束ねた部分のすぐ下に、30cmほどの長さにカットしたひもを結びつけたら、編みこみ完了です。
カップとフェイクグリーンを入れて飾りつけ
ハンキングプランターにカップを入れて、フェイクグリーンで飾りつけをします。
カップにフェイクグリーンを飾りつけてから、ハンキングプランターに入れると、せっかくセットしたフェイクグリーンがひもに引っかかって崩れてしまうことがあります。カップを先に入れてからフェイクグリーンをセットするといいですよ。
ハンキングプランターをいくつか編んで、 お部屋に飾ってもかわいいですね。
グリーンをプラスして、クルマの中を癒しの空間に
助手席のヘッドレストのうしろに、ハンキングプランターを取りつけました。
ヘッドレストを少し上に持ち上げて、ハンキングプランターの上部に付けたひもを結んで固定すればセット完了です。
手編みのハンキングプランターとグリーンが合わさって、クルマの中が明るくやわらかい雰囲気になりました。ちょっとグリーンがあるだけで、だいぶ雰囲気が変わります。
運転中は、ゆらゆらやさしくゆれて、おうちに飾るのとはまた違った楽しみ方ができます。後部座席にハンキングプランター飾って、クルマの中にやすらぎを。