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公開:2019.12.11
更新:2021.7.7

1歳の娘と2人、クルマでお出かけ。 後部座席の娘は1人で大丈夫?

小さな娘と2人で出かけるときは、いつも抱っこ紐やベビーカーでの移動。いざ娘の機嫌が悪くなってもすぐにおもちゃで遊んだり、飲み物を飲ませたり、試行錯誤してあやしていました。そんなある日、初めて2人でクルマで買い物に行く機会がありました。今回は、初めて後部座席に1歳の娘を乗せて運転したときのお話をしたいと思います。

目次

いつものお店に買い物へ行くだけなのに…

クルマでのお出かけはいつも夫が運転し、私と娘が後部座席に座ります。

長距離のドライブもたまにありますが、娘がご機嫌ななめになってもすぐに隣であやせるので、そこまで困ることや不安になることはありませんでした。

 

ある日、夫が不在のタイミングで買い物に行かなければいけない用事ができてしまいました。いつもクルマで行っているお店だったので、初めてだけど娘と2人、クルマで行ってみようかなと思い、挑戦してみることにしました。

月に1~2回は買い物をする通い慣れたお店なのですが、いざ2人で行くとなると構えてしまいます。

「クルマで15~20分…」「娘を後ろに一人で乗せる…」「泣いたらどうしよう…」「何かあってもすぐに対応できない…」

普段は出てこないような不安が一気に湧き出てきました。

泣き顔を見ながらの出発

不安がいくら出てきても、買い物には行かなくてはいけません。

いつも通りのお出かけの準備をし、+αでおもちゃを追加。娘を後部座席のチャイルドシートに座らせます。ここまでは順調です。もともとお出かけ好きな娘なので、「クルマに乗る=楽しい」といった感じです。ただこの法則には1つ条件が欠けていることに後で気付きました。

とりあえず娘も機嫌よくクルマに乗ってくれたので、私は外から回って運転席に座ります。

するとどうでしょう。先ほどまでニコニコしていた娘が泣いているではありませんか。ぐずっているというよりも、しっかり泣いています…

 

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画像素材:PIXTA

ここで私はとても悩みました。まだ出発したわけでもないし1回降ろしてあやすか。それともこのまま出発するか。

2~3分悩んだ末、このまま出発することにしました。娘には申し訳ないですが、おそらくここで1回降ろすと今度はチャイルドシートにも座ってくれなくなると思ったからです。それなら泣いていてもいいから、ちゃんとチャイルドシートに座っている状態で出発し、さっさと買い物を済ませてしまおうと考えました。

隣にいるときならこの時点でスマホを操作し、好きな音楽をかけてあげたりするのですが、それはできません。

 

ルームミラー越しに娘の泣き顔を見ながら出発です。どうかこれ以上何もありませんように…

このとき、「クルマに乗る=楽しい」は、本当は「クルマに乗る+隣にお母さんがいる=楽しい」だったのだなと気付きました。

クルマの揺れが心地いい

出発して5分ほど経った頃でしょうか。泣いている以外は特に異常もなく、娘もあきらめたのか落ち着いてきました。次第に外を見る余裕も出てきたようで、いつもの通り窓の外を指さしては「あ!あ!」と何かを見つけて訴えています。普段であればその訴えに対し、私が「あれは犬だねー」とか「クルマがいっぱい走ってるねー」などと一緒に指をさしたりしながら相手をするのですが、今回はそれもできません。ただただ娘は独り言のように「あ!あ!」と言っていました。

 

その後も順調に運転し、もうすぐ到着といったあたりで、ふとルームミラー越しに娘を見てみると、今にも寝そうな感じです。泣いて、疲れて、クルマに揺られて…流れとしては眠くなって当たり前。お店に着くころにはすっかり寝てしまい、駐車場に駐車してからしばらくはそのまま寝かせてあげることにしました。

娘が寝ているのであれば、特に急ぐ必要もありません。20分ほど寝かせてから起こし、お店で買い物をして帰宅しました。

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最初の1回を経験すればもう大丈夫!

帰りは嫌がることなくチャイルドシートに乗ってくれました。出発前にルームミラー越しに娘の名前を呼んで、ミラーで私の顔が見えることを教えてあげると、信号待ちで停車するたびに私とミラー越しに目が合い、ニコッと笑顔を見せてくれました。

ミラー越しの子供② トリミング

いつもの後部座席からは見ることのできない、違う角度の娘を見ることができて、2人でのドライブも悪くないなと思いました。

もちろん今回のような短い距離の運転だったからこそ、大きな問題もなく過ごすことができたのだと思います。

この経験をしたおかげで、2人でドライブするときはクルマのオーディオに娘用の音楽を入れておいた方がいいとか、機嫌が悪くならないうちにクルマに乗せた方がいいとか、今までは考えなかったことを考えるきっかけになりました。

今後も少しずつ距離を伸ばしながら、いろんなことを経験しながら、2人でのドライブも楽しみたいと思います!

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