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公開:2020.1.28
更新:2021.5.11

クルマの中に、差し色を加えて私らしく。パイピングテープで簡単 #くるまデコ

黒やグレーが多いクルマの中に、好きな色を加えて私らしい空間に。レザータイプのパイピングテープ(ラインメーカー)でドアやダッシュボード付近に差し色を加えてみました。取り付けカンタン、外せば元通りと、気軽に試せるうえに、まるではじめから縁取られていたかのような完成度。おすすめの #くるまデコです。

目次

クルマの中にアクセントが欲しいときに

クルマの中って、ドアもシートも天井も黒やグレーのものが多く、少し味気ないと思いませんか?

自分らしい色を加えたくて、クッションやひざかけを置いたりするけれど、家族みんなで使うものだから、あまりたくさんのものは置けないですよね。

そこでおすすめしたいのが、クルマの中に差し色を加えられる、このパイピングテープ。車内のパーツの間に縁取りをするグッズで、簡単にクルマの中が色づきますよ。

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クルマにパイピンクテープって?

パイピングテープは、ラインメーカー、パイピングバイアスとも言われています。

 

手芸をされている方ならおなじみかもしれませんが、服飾用のパイピングテープというのもありますよね。その形状は、リボン状の布地にヒモを芯にして、半分にして縫い付けたものです。この芯の部分(パイピング部)を表面に出し、それ以外の部分を押し込むことで、さまざまなものを縁取る”ことができます。

 

今回使ったものは、「アールエル ラインメーカー レザータイプ レッド LM907」。車内の樹脂パーツの間にヘラで挟み込むだけでできるので、私のような不器用さんや後で原状回復したい方でも気軽に試せます。まるではじめから縁取りがついているように見え、#くるまデコ の中でも満足度が高くおすすめです。

ドアの内側にパイピングをする方法

アールエル ラインメーカー レザータイプ レッド LM907」は、レザー調の赤いパイピングテープで長さ5m分と十分な量が入っています。室内が黒一色だったので、おしゃれな雰囲気で高級感も出そうな赤で車内にアクセントをつけることにしました。

① 取り付けたい場所の隙間に、付属のヘラが約10mm入るかを確認します。

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約10mmは、おおよそヘラの先から2つ目の段くらいです

クルマの中のどこの隙間にヘラが入るか試してみましたが、うちのクルマ(三菱 アウトランダーPHEV)の場合は、エアコン吹出口やダッシュボード付近の隙間は狭く、ちょっと難しそうな感じでした。

比較的ヘラが入りやすい場所としては、布地とプラスチック(樹脂)の隙間。布地の部分が押し込めるので、取り付け作業がしやすいです。

 

今回は、ドアの内側に取り付けてみることに。取り付け面や隙間の汚れ・ホコリなどがないように、あらかじめきれいにしてから取り付け開始です。

② パイピング部の縫い目部分にヘラをあてがい、内装が傷つかないように押し込みます。

 

パイピングテープを軽く取り付け部分に押し当て、パイピング部のみを表面に出していきます。パーツ間の隙間の広さによってスムーズに入るところと、ちょっと力が必要な所がありますが、女性の力でも問題なくできましたので、コツさえつかめば大丈夫そうです。

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芯の部分がパーツの間を縁取るようにヘラで押し込んでいきます

数センチ間隔で押し当てていくと、たまにシワが寄ってしまうこともあるかと思います。そんなときは、すでに挟み込まれたパイピング部を軽く押さえて、ゆっくり布を引っ張ると、きれいに伸びていきます。

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縫い目部分にヘラをあてがい押し込みます

③ 最後の始末する部分は、パイピング部分が途切れて見えないようにぎりぎりの位置で押し込みます。全体がしっかり挟まっていることが確認できたら完了です。

 

最後の始末は、長さを見ながら調整し、パイピングが途切れないように端を少し内側に押し込んでおきます。今回は、取り付けの開始場所を角に近いところにしてしまいましたが、辺の途中からの方が最後の始末がラクにできますよ。

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完成。パイピングテープの縁取りが鮮やかです

取り付けるときの注意点

✓ 取り付け作業時は、内装を傷つけないようにご注意ください。

✓ 車内専用品なので、ボディなど車外はNG。

✓ 接着固定ではないため、隙間が広くテープが抜けてしまう場所もNG。

✓ 取り付け後も抜け落ちる可能性があるため、運転に支障の出る場所もNG。

✓ 小さなお子さんが、いたずらして抜け落ちないようご注意ください。

 

ちょっとした注意点はありますが、取り付ける場所については、まずはヘラを差し込んでみて約10mm入るか、逆にあまりにゆるくないかを確認すれば大丈夫です。

また、接着剤は使わないので、もし抜け落ちたとしても運転に支障のない場所を選んでくださいね。

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近くで見ても違和感なく、元からついていたような雰囲気

パイピングテープで縁取りした差し色が、クルマの中できれいに映えます。

取り付ける場所の大きさにもよりますが、写真のものは15~20分くらいでできました。汚れたり、飽きてきたら、パイピングテープを引っ張りだせば取れるので気軽に試せます。黒一色のクルマの中に、自分好みのカラーの縁取りがあれば、気分もはずみ、運転も楽しくなりそうですね。

 

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