Abstract defocused image of cars driving at dusk

お役立ち

2020.1.31

夕方や夜間は反射板が効果的! 歩行者・自転車は、想像以上に見えてません!

夕方や夜間に自動車とぶつかりそうになってヒヤッとした経験はありませんか?

歩行者や自転車が、いつでも安心して道を通るためには、反射板を身に付けるのが大切。 子どもたちには反射板キーホルダーを付けているけれど大人の自分には……という方のために、身に付けることでどのくらいの違いがあるかをお伝えします。ご家族の安心と安全のために、大人も子どもも反射板を身に付けましょう。

危ない運転。ドライバーからは歩行者・自転車は見えていない?

夕方や夜間に道を歩いていると、かなりのスピードで通り過ぎる自動車に遭遇したことはないでしょうか? 自分はしっかり自動車が見えているので大事には至らないものの、危ない運転しないで、と少し腹立たしくなりますよね。

 

その原因は、運転が荒いドライバーのせい……だけではなく、もしかしたら「ドライバーから歩行者が見えていなかった」ということがあるかも知れません。

夕方や夜間は、思っている以上にドライバーから、歩行者・自転車は見えにくいんです。

歩行者が、特に気を付けたい時間帯や天気

例えば、夕方

日が暮れる薄暮時は、周囲の視界が悪くなり、ドライバーから歩行者・自転車などの発見が遅れがちになります。

Car traffic against the sunset background.

画像素材:PIXTA

例えば、雨の夜

夜で視界が悪い上に、雨で濡れた路面によりヘッドライトの光が乱反射し、センターラインや停止線などの道路標示が見えにくくなり、歩行者の発見が遅くなる場合があります。さらに路面が滑りやすい状態のため、ブレーキを踏んでから自動車が止まるまでの距離が、路面が乾いた状態より長くなります。

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画像素材:PIXTA

こういった状況では、歩行者と自動車の死亡交通事故の割合が高く、警察庁のデータによると、薄暮時間帯(日暮れの前後1時間)だと昼間の約4倍の事故が発生しています。

 

不幸な事故を防ぎ、安全性を高めるには、歩行者や自転車の存在をきちんとドライバーに伝えることが大切です。その中でも『反射板』は、お手軽で効果の高い対応策のひとつです。

ドライバーから見える歩行者・自転車【反射板の効果】

「夕暮れ・夜間は、反射板を付けましょう」と言われても、子どもたちはともかく、大人のみなさんは身に付けていない方が多数。反射板を身に付ける効果はどのくらいあるのでしょうか。

 

自動車のヘッドライトを下向きにした状態で、ドライバーから歩行者が見える距離は、衣服の色によって変わるとされています。黒っぽい服で約26m、明るい色で約38m、そして反射板を身に付けていると約57mです。

この距離の違いが、安全性を高める大きな違いになります。

 

自動車が乾いた路面を60km/hで走行しているとき、最短でも停止するまでに約37m必要だと言われています。

この場合、歩行者が黒っぽい服だと、自動車が停止する前に接触してしまいます。明るい色でギリギリですが、雨天時やドライバーが気付くのに遅れてしまったら間に合わない可能性が高くなります。反射板を身に付けていれば、さらに距離的な余裕ができるため、歩行者の安全性を高めることができるというわけです。

反射のしくみ

夕方や夜間の交通事故防止に役立つ反射材は、再帰反射という性質を持つ素材でできています。

 

再帰反射とは、その光がそのまま光源の方向に戻ること。

自動車のヘッドライトから出た光が反射材に当たると、再帰反射しヘッドライトに向かって光が戻ります。そして、その近くにいるドライバーにもその光が届き、反射材が明るく光って見えるのです。

 

この性質は、ドライバーにとってはありがたいのですが、反射材を身に付けている本人にとってはどう見えているかわからず、効果がわかりにくいですよね。

 

ドライバーからどんなふうに見えているか確かめたいときには、反射材をカメラでフラッシュ撮影してみてください。カメラのフラッシュ(光源)に向かって再帰反射した光の様子から、ドライバーがどのように見えているのかがイメージしやすいかと思います。

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反射板をフラッシュなしで撮影

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反射板をフラッシュありで撮影

ドライバーは早めのライト点灯を

また、ドライバーの立場では、早めにライトを付けることを心がけましょう。

最近は暗くなると自動的にライトが点灯する自動車も多くありますが、早めに点灯することで、ライトの明るさで視野を確保するとともに、反射板を付けている歩行者や自転車に気が付きやすくなり、事故防止につながります。

Abstract defocused image of cars driving at dusk

画像素材:PIXTA

大人も子どもも反射板を

反射板を夕方や夜間の交通事故防止として身に付けることは、歩行者・自転車の皆さんには必要なものです。

夜間のランニングや散歩、帰宅するときの服装はいかがでしょうか? 反射板キーホルダーやリフレクター、シールなどさまざまな製品があります。自分だけは大丈夫と思わずに、反射板をぜひ身に付けてくださいね。

子どもが身に付けるものに安全を。手づくり反射板グッズ

https://www.kurashi-kuruma.com/article/202002103605

大人も使えて通勤にもOK! 普段使っているものに手づくり反射材を

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