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公開:2020.2.17
更新:2020.9.11

運転するのはちょっと待って。やさしい気持ちで「猫バンバン」をしよう

お天気の良い日に外に出ると、クルマのボンネットの上や駐車場で日向ぼっこをしている猫を見かけることも。猫ってあたたかい場所が好きですよね。 暖を求める猫たちが、クルマを隠れ家 にしてしまうことがあるのを知っていますか? 猫がクルマの中に入り込んでいることに気づかず運転をしてしまい、痛ましい事故につながることも……人も猫も悲しい思いをしないためには、わたしたちのちょっとしたやさしさが必要なんです。

目次

猫たちを救う「猫バンバン」って知ってる?

あたたかい場所や狭い場所が好きな猫たち。風雨にさらされることもなく、ほどよい隙間のあるエンジンルームやタイヤの上は、猫たちにとって最高の寝床になるんです。

そこに猫がいるなんて思いもよらず、エンジンをかけてしまったことで、猫がエンジンのファンベルトやタイヤに巻き込まれてしまう事故は少なくありません。

 

こういった悲しい事故をなくすために広まったのが、クルマを運転する前にボンネットを叩いて、クルマの内部や周辺に猫がいないかを確認する「猫バンバン」です。

駐車場

どうしてクルマの中に入ってくるの?

猫はあたたかく狭い場所が好きで、警戒心が強い動物です。人や他の動物から隠れるために、エンジンルーム・タイヤの上・クルマの下など、クルマの狭い隙間に入り込もうとしてきます。

猫の絵エンジンルーム

エンジンルームの隙間は、猫たちにとって心地よい寝床

特に、エンジンを切ったばかりのエンジンルームは、暖をとるのに最適な場所で、ボンネットを開けない限りは人に見つかることもありません。

 

こういった猫の習性から、冬だけではなく1年を通して猫たちはクルマの中を寝床にしようと入り込んでくるのです。猫にとって好条件がそろうクルマの中は、最高に心地よい隠れ家なのでしょう。

猫の絵タイヤ

猫たちの安全を守るには、どうしたらいいの?

猫たちを悲しい事故から守るために、わたしたちにもできることがあります。ちょっとした毎日の思いやりで、猫たちを救いましょう。クルマに乗る前に、ぜひ試していただきたい猫対策をご紹介します。

ボンネットを軽く叩いてみる

ボンネットを叩いて、猫がいないか確認します。あまり強く叩きすぎると、猫が警戒して、さらに奥に引きこもってしまう可能性も。エンジンルームで猫が寝ていた場合は、とてもびっくりして怯えてしまうかもしれませんね。

 

ボンネットを叩くときは、やさしい気持ちで軽く叩くようにしましょう。叩いた前と後に、クルマの中から猫の鳴き声がしないか、よく耳を澄ませて聞いてみることも大切です。ボンネットを叩く他に、クラクションを鳴らしてみたり、ドアをいつもより強めに閉めて音を出したりするのも効果があります。

ボンネットバンバン

クルマの下やタイヤの上を確認する

クルマに乗る前に、クルマの下やタイヤの上に猫がいないかを確認してください。暗くて見えにくいときは、懐中電灯やスマホのライト機能を活用して照らして見てみましょう。

■前もって猫よけ対策をする

猫がクルマの中に入らないように、事前に工夫することもオススメです。クルマをボディーカバーで覆うと、猫のエンジンルームへの侵入を防ぐことができます。ボディーカバーと一緒に、猫除けスプレーや超音波、フラッシュなどによる動物撃退装置をプラスして使うとより効果的です。

ボンネットを開けてエンジンルームを確認する

駐車場の近くで猫をよく見かけたり、長期間クルマに乗っていない場合は、クルマが猫の隠れ家なっている可能性が高いです。ボンネットを叩くだけではなく、ボンネットを開けて、猫がいないことを確認しましょう。

もしも事故が起こった場合ことも考える

考えたくはありませんが、もし悲しい事故が起きてしまった場合は自分で対応する必要があります。そのまま放置すると、衛生面でもよくありませんし、エンジンに悪影響を及ぼす可能性も。クルマに詳しくない人は、ディーラーや修理工場などに相談するようにしましょう。とてもショックなことですが、自分と猫のために、落ち着いて行動することが大切です。

いつもやさしい気持ちを忘れずに、猫たちの命を救おう

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猫は縄張り意識が強く、居場所を見つけるとなかなか離れない習性があります。一度追い払えたとしても、その後も何度も 隠れ家に戻ってくる可能性があり、運転する前には必ず猫がいないかを確認しなければなりません。クルマを運転する前に「猫バンバン」を習慣化することがとても大切なのです。

 

猫たちの悲しい事故は、人々のちょっとした思いやりで防ぐことができます。

一人ひとりがやさしい気持ちを忘れなければ、人にとっても、猫にとっても、安心して過ごせる環境をつくることができるはずです。

 

あなたの周りの人たちにも、ぜひ「猫バンバン」を広めてください。

文・写真/Haruka Yamasaki

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https://www.kurashi-kuruma.com/article/20191029754

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