車検証入れの中身を100均ケースに入れて“見せない収納”
気付いたときには辞書並みの厚さになり、かさばってしまう車検証入れ。あれもこれもと入れているうちに、グローブボックスを圧迫していませんか?
ティッシュなど使う頻度が高いものが収納できなくて、車内が散らかってしまう前に、見せない収納のアイデアをお届けします。
目次
かさばる車検証入れ、どこにしまってますか?
車検証入れは、助手席前のグローブボックスにしまっている方が多いかと思います。
車検証入れの中に、クルマ本体のメンテナンスノート、カーナビやドライブレコーダー、ETCなどの説明書や保証書、任意保険証券などを全て入れてしまうと、かなりの量になりますよね。最近はマチ付きの車検証入れが多く、たくさん入れられるからクルマ関係のものをなんでもまとめてしまったり……それだけでグローブボックスが満杯になってしまうなんてことも。
クルマは、もともとの収納スペースが少なく、簡単に収納を増やすこともできません。そのため、初めから付いているフタつき収納のグローブボックスは、限られた大事な収納空間。
ここをすっきりさせて、本当によく使うものを入れたいと思いませんか? 車検証+説明書などなどを、見せない収納ですっきりさせましょう!
「クリアケース」に入れて、助手席下に見せない収納
収納にはA4サイズのマチ付きクリアケースを使い、まず車検証入れの中身を全部移します。そして、助手席の下のデッドスペースに収納すればおしまいです。
これだけで、グローブボックスがすっきりしましたね。
助手席の下なら、普段目につかず、隠す収納にピッタリの場所です。
運転席側だと、急ブレーキの際に、ケースが前に滑り出してきて、アクセルやブレーキなどのペダル操作をジャマする危険性もあるので、必ず助手席側に入れましょう。
クルマに必要最低限なものを選別して、よりすっきり収納
収納するときには、入れておくものを選別することも大切。収納前に、本当にクルマに入れておくべきものか考えて、必要最低限なものだけを収納してもいいでしょう。
でも、クルマの中には必ず車内に置いておかないとダメなものもあります。
それは、車検証と自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)証明書。
これらは、運転免許証とともに、クルマを運転する際に携帯することが義務付けられているものです。不携帯だと罰金などの罰則があるほか、万が一の事故の際の手続きが非常に煩雑になります。(3点セットで運転時に必要なもの、と覚えてください)
必要最低限だけのものをクリアケースに入れておき、それ以外のカーナビなどの説明書は、お家に保管しておくのもいいでしょう。
もし外出先でカーナビなどの説明書を読みたくなった場合は、メーカーのWebサイトから説明書を読むこともできます。多くのメーカーはWebサイトに説明書が載っているので、あらかじめブックマークしておくと便利ですね。
布製ケースや面ファスナーを使って、より滑りにくいシート下収納を
急ブレーキなどで収納した後のケースが滑って出てくるのが気になる場合は、布製のPCケースに入れれば、フロアのカーペットとの摩擦により滑りにくくなる効果が期待できます。スポンジの厚みが少なめのものを選べば、かさばりません。
布製のPCケースはサイズ感がよく、ポケットが内外に豊富なタイプも多いので好みのものを選びやすいです。ポケットには、カー用品店やガソリンスタンドの会員規約やカードなどを入れれば、出し入れしやすいのもうれしいところ。応対してくれたご担当の方の名刺などを入れておくこともできますね。
もっとしっかりと固定したいという方は、100均や手芸店などにある面ファスナーのオス(表面が硬い方)をケースに貼り付けるという方法も。多くの車種では、フロアカーペットに絡まってくっつき、固定されるので安心です。
“見せない収納”でシンプルな車内を
クルマの中は収納が少ないからこそ、ちょっとした工夫で収納スペースが増えるとうれしいですよね。
必要なものはきちんと収納しつつ、空いたグローブボックスには、よく使うものを入れてクルマの中を快適に過ごしましょう。