ゆらゆら羊毛フェルトのモビールでクルマの中に春を呼ぶ
春めいてくると、あたたかな陽気になんだか浮かれたような気分になりますよね。 そんな春らしさをイメージした飾りをクルマの中に取り入れました。あたたかみのある羊毛フェルトで、ゆらゆら揺れるモビールをつくりませんか。
目次
初心者にも簡単につくれる羊毛フェルトのモビール
羊毛フェルトとは、羊毛を特殊な針(ニードル)でつついて絡ませ、いろいろな形をつくる手芸の一つ。
今回は、羊毛フェルトでボールとお花をつくり、タコ糸を通してモビールにしました。羊毛フェルトにチクチクとニードルを刺していると、時間を忘れて思わず夢中になれますよ。
材料と道具
・羊毛フェルト
・タコ糸(刺繍糸でもOK)
・棒(モビールを吊り下げる用)
ニードル / フェルティングマット/刺しゅう針/ハサミ/フェルトテンプレート型
つくり方1:羊毛フェルトボール
まずは羊毛フェルトを割きます。繊維に逆らわないように、軽く引っ張りながら割くように。
割いたフェルトは、さまざまな方向から巻き付けていき、球体をつくるイメージで丸めます。つくりたい大きさより大きめに丸くして、フェルティングマットの上に置いて、ニードルで刺していきます。
羊毛を回転させていきながら、ニードルを刺していくと、はじめはまとまっていなかった羊毛も、だんだんと絡まって球体になってきます。
ニードルは折れやすいので、まっすぐ刺して、まっすぐ引き抜くようにしてください。引き抜くときに角度を変えると、ニードルが折れる原因になるので注意してくださいね。
たくさんニードルを刺していくほど、羊毛フェルトが絡まり、少しずつ硬く小さくまとまっていきます。ニードルを刺す深さは、でっぱっている部分は深めに刺すなど、様子をみて調節をするとキレイな球体になります。球体になったら完成です。大きさにもよりますが、ひとつ2~3分ほどで完成します。
つくり方2:羊毛フェルトのお花
ボールのときと同様、適当な大きさにフェルトを割きます。ボールのときよりも細めに割くと後でやりやすいです。
割いたフェルトの一部を、テンプレート型の上に乗せ、ニードルで刺していきます。フェルティングマットを下に敷くのを忘れずに。
羊毛フェルトは、出来上がりの厚さを見ながら少しずつ足し、花びらの先までフェルトがいきわたるようにします。テンプレート型の端の方や細くなる部分は、ニードルで念入りに刺し形を整えましょう。
形がある程度できたら、ゆっくりと型から外して、側面もニードルで刺して整えたら完成。
糸を通してモビールの形に
羊毛フェルトボールやお花を好きな色で揃えたら、糸を通してモビールをつくります。ボールやお花の配置を先に考えておいて、糸に玉結びをして刺していきます。棒に糸を通したら完成。とっても簡単です。
クルマのヘッドレストに糸を渡してぶら下げてみました。運転中は、クルマの揺れに合わせてゆらゆらと揺れる様子がかわいらしいです。
窓の外の季節もだんだん春になってくる時期、クルマの中にも春の彩りをいかがですか?