
フェルトでつくるアジサイ飾り。雨の日でも車内は心地よく
クルマの中で飾るアジサイの花の飾りをフェルトでつくりました。アロマオイルを垂らして芳香剤に。エアコンクリップの代わりに安全ピンなどをつけたらブローチにもなります。梅雨の雨の日、おうち時間で手のひらサイズのアジサイをハンドメイドしませんか?
目次
フェルトで簡単 & かわいいアジサイ飾り
アジサイの飾りは、羊毛フェルトの土台に、四角く切ったフェルトを縫いつけてつくります。完成が直径5cmくらいのものなら、花(正確にはガクですが、ここでは花とします)の部分のフェルトは、15cm×15cmくらいあれば十分です。色のグラデーションがあってもいいので、余ったフェルトなど、おうちにある材料でつくることもできそうですね。
材料
・ フェルト(紫、ピンク、緑)
・ 羊毛フェルト(フェルティングベース、紫系の色)
・ 糸(灰色)
・ カー用品のエアコンクリップ(100均のものや使い終わったエアコンクリップの先端)
・ ハサミ、フェルティングニードル・マット、針(グルーガンがあると便利)
フェルトを切る
まずは、アジサイ本体に縫いつける花の部分のフェルトを切ります。
フェルトを1.5cm~2cm角くらいの四角に切って、各辺の中央にV字の切り込みを入れます。サイズは正確に測らなくてOKです。フリーハンドで適当な大きさに切っていきます。大きさを変えたり、角の部分に丸みを持たせたりと変化をつけたほうが、完成したときにより自然な雰囲気がでます。

紫とピンクのフェルトを使いました

次に葉の部分となるフェルトを切ります。
お庭のアジサイから一枚、葉っぱをいただいて型を取りました。皆さんは写真を参考にしてくださいね。
全体を丸くしながら、葉先をとがらせます。その後、葉のフチにギザギザ模様になるように切っていくと、葉のできあがり。

本物の葉っぱを見ながら、型を取ります

アジサイの土台をつくる
フェルティングベースで半球の形になるように成形します。
花の隙間からベースの色が見えてしまうことがあるので、羊毛フェルトでフェルティングベースの周りを覆います。花の色と似た色の羊毛フェルトを選びましょう。


アジサイを縫いつけていく
土台に花のフェルトを縫いつけていきます。土台の適当なところに針を通し、フェルトの花の中央で大きめに玉止めします。その後、花の中央に針を戻し、ほかの場所に花を取り付けます。花同士は、端が少しずつ重ねて立体感を出します。
きれいに仕上げるポイントとして、土台の下のほうにはやや大きめな花を、上に行くほど小さい花を配置するといいですよ。

花が縫い付け終わったら、土台の下に葉とエアコンクリップを取り付ければ完成です。
葉やエアコンクリップは、縫いつけても、グルーガンで取り付けてもいいです。


クルマの中に飾って、梅雨の季節を楽しむ
最後に、好きな香りのアロマオイルなどがあれば裏側に適量垂らしてから、クルマに取りつけます。エアコンをつけると、ほのかにアロマの香りが車内に満ちていきます。じめじめした気候のときでも、好きな香りをかぐと気持ちが和らぎますね。


梅雨の日は、雨の中でも鮮やかに咲く青や赤、紫色をしたアジサイを思いながら、おうちでのんびりハンドメイドしませんか。
