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公開:2020.3.11
更新:2021.7.7

ジムニーシエラで行くソロキャンプ ~楽しみ方と理想のキャンプとは~

お気に入りの道具に囲まれて、勝手気ままな時間を過ごすソロキャンプ。ましてやお気に入りの新型ジムニーシエラでいくキャンプはさらに気分が高揚し、楽しさ倍増です。

目次

次に欲しいキャンプ用品を探す楽しさ

私のキャンプの楽しみは、用品選びにあります。

 

なかには買ってから一度しか使っていないものもありますが、いつでも何かいいキャンプ用品はないか、もっと使い勝手のよさそうなものはないかと考えています。

結局、長く付き合えるものは、軽量かつコンパクトで丈夫なもの。これに尽きます。私の場合、そうでないものはいずれ買い替えることが多いです。そうやって試行錯誤を繰り返しながら、長く使えるものにたどり着くことも楽しみといえます。

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キャンプ用品はいつの間にか一杯になります。キャンプ用品は持っていけばいくほど荷造り、積載、設営、撤収が大変になるので、基本的には現地で使うものだけを持っていく、これを意識しておくことが必要です。

 

キャンプ初心者のころはクルマのラゲッジルームに積めるだけ積んで、使いもしないのに全部並べて、その後片付けで汗だくになっていました。荷物が多いのは「悪」、今はそう心掛けています。

 

食材も以前はクーラーボックスが満杯になるほど買い込んでいましたが、キャンプはいつも食べる量よりもちょっと少なめを心掛け、撤収するとき、クーラーボックスは空っぽ。これが理想です。

 

ただいつも同じパターンばかりでは飽きてしまいます。私の場合、キャンプはほぼ100%クルマで行きますから、キャンプ用品はあえていくつか余分に用意しておき、現地でチョイスするという気まぐれも少し楽しんでいます。クルマで行くキャンプ(オートキャンプ)はそういう遊びを持てることが魅力です。

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ジムニーシエラのラゲッジルームに積載した折りたためるフォールディングコンテナ

気持ちにゆとりのあるキャンプが理想のキャンプ

ソロキャンパーは場所選び、道具選び、荷造り、積載、設営、食事、撤収などすべての工程を一人で行います。無理のないスケジュールで時間に余裕をもって行動することが大切です。キャンプ場に着くのが遅くなって、すでにあたりは暗くなっていたというのでは、設営も夕食の準備もままなりません。

 

理想は、キャンプ場のチェックインの時間(10時とか13時)と同時にキャンプ場に着いて、さっと設営して近くの日帰り温泉などでのんびりする。まだ明るいうちにキャンプ場に戻ってきて食事の支度をする。

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フォールディングコンテナに上蓋をして木製のロールテーブルを載せればおしゃれなテーブルになります

キャンプ場の夜は、すぐに真っ暗になります。暗くなってしまうと、肉の焼き加減もわかりません。目安としては、いつも夕食を7時にとる人は2時間早めて5時に夕食をとり、7時には片付ける。2時間早めに寝て、翌朝は2時間早く起きる。つまり「2時間前行動」、これがポイントです。

 

慣れないうちは勝手がわからず、結構バタバタすると思います。時短のため、食事の準備は自宅で下ごしらえをやっておくのもいいかもしれません。

 

設営も同じです。キャンプ場で真新しい段ボール箱からテントを取り出し、取扱説明書を見ながら初めてテントを設営するキャンパーもいます。これでは時間がかかってしまいます。一度、近場の公園や河川敷などで練習しておくことをおすすめします。

 

ランタンがポンと音を立てて、キャンプサイトを明るく照らすころ、メインイベントの晩餐がスタートします。自宅の台所とは勝手が違うので準備も大変ですが、満天の星空の下、焚火にあたりながら食べる料理は格別なものがあります。

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メインイベントはオイルランタンと焚火をながめながらの夕食

翌朝は早めに撤収して、地元のおいしいものでも食べて帰路につく。こんな風にキャンプ自体を苦にしないことが、一番理想的なキャンプだと思います。

 

老夫婦のベテランキャンパーは、知らぬ間に設営して、翌朝、知らぬ間に撤収して帰っていきます。すごくスマートでかっこいいなと思いました。

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いつものキャンプ場での過ごし方を書いてみましたが、その好きなキャンプの相棒がほれ込んだジムニーシエラになったわけですから、さらに楽しくなりました。

 

仕事が忙しくなると、なかなかキャンプに行けないときもありますが、そんなときは次はこうしよう、ああしようとか、あれこれ想像しています。そんな時間も結構楽しかったりします。

文・写真/貴堂 郁

衝撃を受けた新型ジムニー。注文後1年が経過、いまだ納車せず

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