プレゼンテーション1

公開:2020.5.25
更新:2023.6.17

フロントガラスにこびりつく、ガンコな油膜やウロコ状の水アカ汚れを徹底除去!

こまめに洗車をしていても、いつの間にかフロントガラスに、膜が張ったような汚れ(油膜)やウロコ状の水垢汚れが残っていることはありませんか? このこびり付いてしまったガンコな汚れは、見た目がよくないだけでなく、運転中の視界も悪くなってしまうので、困りますよね。今回は、そんな気になるガラスの汚れを、洗車中にスペシャルケアをひとつ加えて、徹底的に落としてみました!

目次

クルマのガラスにできるガンコな汚れ

洗車をすると、クルマがきれいになって気持ちがいいですよね。でも、きれいになったからこそ気になってしまうのが、カーシャンプーだけでは落とせなかったガンコな汚れ。

ガラス面にウロコ状の汚れを見つけてしまって、がっかり……このまま放置していると汚れは悪化し、運転にも影響が出てしまうので早急に取り除きましょう!

リアガラスのガンコな汚れ

ガラス汚れがひどくなると、カーシャンプーだけでは落とせなくなります

ガラス面にできる汚れの種類は、おおきく2種類あります。ひとつ目はガラス面にもやもやした膜が張ったような油膜、ふたつ目はウロコ状の水垢汚れです。これらの汚れは組み合わさってできることも多く、そうなるとさらに落としにくくなってしまいます。

 

このように、いつの間にかできてしまう油膜や水垢汚れの原因をご存知でしょうか?

油膜のできる原因

「油膜」ができる一番の原因は、車体のワックス成分です。雨などでワックスが流れ落ち、その主成分であるシリコンがガラスに付着します。そのほかにも、大気中の排気ガスに含まれた油分がガラスに付着します。

ウロコ状の水垢汚れのできる原因

次に「ウロコ状の水垢汚れ」の原因は、ずばりです。洗車後に残った水道水に含まれているカルキや塩素、カルシウムなどといった成分が残ってこびり付いたものです。お風呂場の鏡にもできるウロコ汚れと同じ原理です。さらに、クルマは雨が降った後の水滴が乾いて、雨水に含まれた大気中のさまざまな物質が水垢となってガラスに残ります。

 

クルマのガラスにできる、「ウォータースポット」や「雨ジミ」、「イオンデポジット」などと呼ばれる汚れも、原因はこれと同様です。

ガンコな油膜やウォータースポットに効くクリーナー

クルマのガラス用クリーナーには、油膜やウォータースポットなどのガンコな汚れに効く専用品があり、溶剤タイプや研磨剤タイプのものがたくさんあります。

 

今回は、ガンコなガラス汚れに効果的な研磨剤タイプを使って、洗車中にスペシャルケアを追加しました。

1.ガラス面の汚れを洗い流し、水分を拭き取る

ガラス面の砂や泥汚れをよく洗い流し、水分を拭きとります。洗車の最中なら、ガラス面を洗って拭き上げた段階で次のステップに進みます。

2.ボトルをよく振り、専用パッドに液を付けて磨く

ボトルの中で溶剤が沈殿している感じなので、よく振ってから使いましょう。付属の専用パッドの白い面に適量を取って汚れが取れたか確認しながら磨きます。

途中で液が乾いてきたら、少量の水をつけて再び磨きます。

ボトルをよく振って、専用パッドに液を付けて磨く

専用パッドの白い面を使ってガラスを磨いていきます

ボトルをよく振って、専用パッドに液を付けて磨く

汚れが取れているかはパッドで磨いている感触だけではわからなかったので、少し水で流して確認しました。

ボトルをよく振って、専用パッドに液を付けて磨く

画面左上のほうは、少し磨きが足りないようです

3.磨き終わったら、水で洗い流す

軽く流すだけだと、液に含まれている細かい粒子まで落ちないので、たっぷりの水で洗い流します。粒子がガラスや車体に残ったままだと、新たな汚れが付く原因になるので注意しましょう。

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4.仕上げはコーティング剤で汚れ予防

汚れ落としはここまでですが、最後に仕上げをすることで汚れが付きにくくなります。

水分をしっかり拭き取り、乾燥した状態でガラスコーティング剤を使って、汚れ防止をしました。

写真00

実際にやってみると、力を入れず磨けるのに、汚れがしっかり落ちています! 大満足の結果です! 汚れが落ちているか確認するために、水で流すのは少し手間かなと思いますが、だんだんと汚れが落ちてるのがわかるのが楽しかったです。

 

あらかじめクリーナーさえ用意しておけば、カーシャンプーで洗ってコーティングする前に、こういったスペシャルケアをする手間は大きくありません。こまめなケアで、いつまでもきれいなクルマにしましょう。

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