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公開:2020.5.29
更新:2021.3.5

段ボール工作でクルマをつくろう! 子どものおもちゃ入れやペットのおうちに

段ボールとフェルトでオープンカーをつくりました。無料で手に入る段ボールなら、少しくらい失敗しても気にせず、気軽に工作できますよね。簡単につくれ、小さな収納ボックスやペットのおうちになる段ボールでできたクルマ。手づくりのやさしいぬくもりは、お子さまだけでなく、犬や猫も喜びそうです。

目次

気軽にチャレンジ! 段ボール工作

2Lペットボトル×6本が入っている段ボールでつくるクルマです。(手に入る段ボールによって、サイズなどはお好みで工夫してくださいね。)

【用意するもの】

✓ 段ボール 3箱分

※2Lペットボトル×6本が入る段ボールを2箱使いました。
※残りの1箱は補強やパーツ取り用なので、サイズが違ってもOK。

✓ フェルト

・70cm×60cm 2枚(クルマの内側と外側)

・45cm×34.5cm 1枚(タイヤ・フロントガラスの枠)

・その他、飾り付け用フェルト 適宜

※100均でも大きめのフェルトがあります。お好きな色を用意してください。

✓ガムテープ、ボンド、ハサミ、カッター、針と糸

車体のつくり方

はじめに、段ボールでクルマの形をつくります。ボンネット、運転席でそれぞれ1箱を使います。大まかな切り方は、下の図のとおりです。

箱

車体のつくり方:拡大表示する

段ボール工作のクルマ

車体を組み立てると、こんな感じです

段ボール1箱で【ボンネット】の曲面をつくる

ボンネット01

ボンネットは、側面にフリーハンドでボンネットの曲線を描き、カッターで切り取ります。切り取った段ボールを型紙にして、反対側の側面も同じように切り取ります。

このとき、正面にくる面は切り取らないようにしましょう。内側に浅い切り込みを入れて、ボンネットの上部の曲線をつくり、ガムテープで固定します。

【運転席】

幅広の面を上にして、下から18cmの高さに切り取ります。※補強用の段ボールをひと回り小さく切り抜き、サイズを合わせます。

ボンネットと運転席

ボンネットと運転席部分の組み立てイメージ

【フロントガラス】の部分を切り抜く

段ボールの折り目を使って、フロントガラスの形に切り抜きます。2cm幅に窓枠の部分を残し、切り抜きました。

フロントガラス

写真では、組み立て後に切りましたが、切り取る場合は先に切ったほうがいいです

これで車体は完成です。ここにフェルトを貼り付けていきます。

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フェルトの切り貼り

クルマの外側と内側のフェルトは、貼り付け面よりもやや大きめに切り、段ボールの厚みまで覆うようにしました。大まかなサイズは以下の図のとおりです。ダンボールの大きさに合わせて様子を見ながら切っていくと失敗が少ないです。

フェルト切り方

フェルトの切り方:拡大表示する

フェルトの配置確認

クルマの外側に貼り付けるフェルト

貼り付け面にボンドを塗り、段ボールの切れ端で前面に薄くのばします。フェルトを貼り付けるときも、ほかの段ボールの切れ端を使って伸ばすと、フェルトにしわができにくくなります。

フェルト貼り付け

数mmほどフェルトがはみ出すようなら、定規などですきまに押し込むと、見た目がきれいになります

貼り付ける順番は、内から外、後ろ側から前に向かいます。

内側全体 ⇒ 外側(後方)⇒(側面)⇒(前方)

少しフェルトがはみ出すようなら、定規などでフェルトをすきまに押し込むようにすると、見た目がきれいになります。

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外側の曲面は、先に貼り付けてからフェルトを切っていきます

飾り付け【フロントガラスやタイヤ、ライトなど】

タイヤは、ホイールの部分を表現するためと少しだけ厚みが欲しかったので、段ボールに貼り付けました。

ライトは前後に2つずつ、バランスを見ながら貼り付けました。

黒フェルト
表裏

左が正面、右が背面です。猫も興味津々♪

最後にクルマのフチを糸で縫いつけるとフェルトがはがれにくく、仕上がりもきれいになります。

縁を糸で縫いつける

車体のフチの部分を糸で縫いつけると、強度UP

手づくりのやさしいぬくもり

簡単にできる段ボール工作にフェルトを覆うことで、やさしいぬくもりを感じます。

ひとり遊びができるようになった小さなお子さまには、お人形のクルマとして遊んだり、おもちゃ入れにしたりして、お片付けを教えてあげることもできますね。

犬や猫などのペットを乗せれば、ペット専用マイカーになったりもします。いろいろな用途で楽しんでください。

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アイ0

猫もクルマに乗って楽しんでます♪

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