車内で置き場所に困らない! 縦・横つり下げ型ティッシュカバーをつくろう
ティッシュをクルマの中に置いていると便利ですが、置き場所は少し考えてしまいます。そのままシートの上に置いていると、運転中の揺れでシートの下に落ちてしまったり、他の荷物を置くときに移動させると、あとで使いたいときにすぐ取り出せなかったりするのはちょっと不便ですよね。そこで、車内でつり下げて使えるティッシュカバーを手づくりしてみるのはいかがでしょうか。
目次
ティッシュを車内に固定できるつり下げカバーを
飲み物をこぼしたとき、気になる汚れを拭きたいときなど、さまざまな場面で使えるティッシュはクルマの中の必需品。
ティッシュカバーをそのままシートの上に置いていると、最初に置いていた位置からズレてしまうことやシートの下に落ちてしまうことがあります。使おうとしたらいつの間にかないなんてこともしばしば。定位置にないと、使いたいときにさっと使えないので少し不便です。それに、もし運転席の足元に落下してしまったら危険ですよね。
ヘッドレストからつり下げることのできるティッシュカバーがあれば、運転中に足元に転がる心配もないので安心です。ティッシュの置き場所も決まっているので、使いたいときにすぐ使えてとっても便利! お好みの布でカバーをつくれば、クルマの中を華やかにするアイテムとしても役立ちますよ。普段は縦型にして、前列シートからも取り出しやすく、人や荷物が多いときには横型にしてスペースを確保できるようにしました。
縦・横どちら向きにも使えるティッシュカバー
コンパクトでゴミ捨ても簡単な袋タイプのティッシュを使って、縦向きでも横向きでも使える紐でつるすティッシュカバーのつくり方をご紹介します。
【材料】
✓ 正方形の布(35cm×35cm程度)
✓ 手芸用テープ(平らな紐、50cm程度)
✓ アメリカンホック(スナップボタン)
✓ トンカチ・ほつれ止め液(手芸用または木工用ボンドでもOK)
✓ クリップまたはまち針・ハサミ・アイロン・ミシン・ミシン糸
ティッシュカバー本体のつくり方
布を裏側に向け、両端を三つ折りにしてアイロンをかけます。クリップで固定したら、ミシンで両端を縫います。
両端を縫ったら、縫った辺を合わせて布を半分に折り、アイロンをかけ布の中央に折り目をつくります。
折り目をつけたら布を開き、片端を中央から1cmほど超えるように折りたたみます。もう片端も同じように折りたたみましょう。
両端を折りたたんだら、裏返しにします。
短辺の両端を約1.5cm幅の三つ折りにして、クリップで留めてアイロンをかけます。ここにあとからスナップボタンをつけるので、三つ折りはスナップボタンの大きさよりも幅を広くつくりましょう。
あとは、両端をミシンで縫えば本体の完成です。
このままでも十分ティッシュカバーとして使えますが、クルマのシートにつるして使えるようにもうひと工夫。紐と本体にスナップボタンを取り付けて、クルマの中で使いやすいティッシュカバーにします。
手芸用テープと本体をつなぐスナップボタンのつけ方
事前に手芸用テープは50cmほどの長さにカットし、カットした部分はほつれ止め液またはボンドを塗り、テープの端のほつれを防ぎましょう。ほつれ止めを施すことによって、縫う手間を省くことができます。
ほつれ止めした部分が乾いたら、ティッシュカバーの本体にスナップボタンをつけます。カバーを裏に向けてスナップボタンをつける3つの箇所に目印をつけましょう。
ティッシュカバー本体の端に目印をつけてから、スナップボタン(A)のツメを本体カバーの表に、ゲンコが裏にくるように、トンカチと打ち具を使い固定します。
ボタンをしっかりと固定させるために、作業は硬く平らな場所でするように。
本体のスナップボタンをつけ終わったら、次は紐の両端に印をつけてスナップボタン(B)をつけます。
最後にスナップボタンが布と手芸用テープにしっかりと固定されているか確認したら完成です。
本体の裏側にスナップボタンつけることで、ボタンのついていない凸の部分が見えることないので、スッキリとした見た目に。
車内で使うときは、ヘッドレストを少し上にあげて紐を通してから、ティッシュカバーの本体をつけます。
本体と手芸用テープにスナップボタンをつけているので、縦・横も簡単に変えることができ、取り外しも簡単。
ヘッドレストに固定できるティッシュカバーがあると、ティッシュの位置が運転中にズレないだけではなく、リアシートに人が座ったり荷物を積んだりするたびに、ティッシュを移動させる手間も省くことができるなど、たくさんのメリットがあります。
車内がすっきり整頓できるうえに、お好みの柄でつくればお気に入りアイテムになりますね。