お気に入りは自分でつくろう! クルマで使えるゴミ箱バッグ
クルマでも家でもお散歩のときにも使える“ゴミ箱バッグ”をハンドメイドでつくってみました。クルマのヘッドレストにつけたり、ワンちゃんとのお散歩のときに持って行ったり、お部屋に置いたりと、さまざまな場面で使えます。オリジナルデザインで自分だけのゴミ箱バックをつくってみませんか?
目次
自分にぴったり合うデザインを見つけるのは難しい?!
洋服もインテリアも自分のクルマも、少しだけ自分らしさを出したいなと思うことはありませんか? 私はお部屋やクルマのインテリアなどにもこだわるタイプ。そんな私が、最近欲しいなと思ったのが車内用のゴミ箱なんです。
ゴミ袋を後部座席の足元に置いていると、乗るときに蹴とばしてしまったり、助手席からゴミが捨てにくかったり、少し不便だなと思っていたので、ヘッドレストに引っ掛けるタイプのゴミ箱を探していました。自分のこだわりと機能性を両方兼ね備えた自分好みのものになかなか出会えなかったので「それならつくってしまえ!」 と、好みの生地&デザインでゴミ箱バッグを制作することに。
ビニール袋を磁石で固定してゴミ袋の中を目隠ししつつ、ビニール袋の取手を持つとバッグのように使えるゴミ箱バッグ。クルマの中だけでなく、さまざまな場面で使えたので、つくり方と使い方をみなさんにシェアしますね。
準備するもの
✓表地【90cm×22cm】用の布
帆布のような厚めの生地を選ぶのが◎
✓裏地【90cm×22cm】用の布
ビニールやナイロンの布がオススメ
✓直径18mmの強力磁石(8個)
✓ミシン、ハサミ、アイロン、目打ちなど
✓Dカン ※あれば
※装飾品として、チロリアンテープやフリンジなどはお好みで。
つくり方
【ステップ1】型紙から型を取り、布を裁断する
表地 ⇒ A:2枚、B:1枚、C:4枚
裏地 ⇒ A:2枚、B:1枚、C:4枚
【ステップ2】Aの表面を内側にして、端から1cm(縫い代)をミシンで縫う
作業が終わったら、縫い代の部分をアイロンがけしておきましょう。
【ステップ3】ステップ2で筒状に縫ったAとBを縫い合わせ、底をつくる
Aの底となる部分に、Bを中表にして縫い合わせます。丸い円のミシン掛けは少し難しいので、ゆっくり少しずつ進めましょう。
【ステップ4】ステップ2・3の作業を裏地でも同様に行う
【ステップ5】タグをつくる
Cの表地と裏地を中表(なかおもて)になるように合わせ、返し口を残してミシン掛けします。
縫い終わったら、裏返して目打ちで形を整えます。
同じように、全部で4つタグをつくります。
【ステップ6】タグに磁石を二つずつ入れて、返し口側を縫う
磁石を入れるときには注意が必要です。磁石でビニール袋をとめるので、磁石を入れる向きに気を付けましょう。
図のようにプラスマイナスに注意して、磁石が反発しないことを確認してから、返し口を縫うのがポイントです。
タグが反発せずにちゃんと二つ折りになるかの確認と同時に、袋に取り付けたときの対角線上の磁石の向きの確認も怠らずに……。間違った向きで縫うとバッグが閉まらなくなります。
確認が終わってからタグの返し口を縫いましょう。
【ステップ7】タグと袋を縫い合わせる
まず、表袋と裏袋を縫い代1cm分折り返して、アイロンでぐるっと一周折り目を押さえます。
表袋と裏袋の間にタグの返し口のある方が半分埋まるように挟み、マチ針でとめます。
マチ針でとめた位置がずれないように、ぐるっと一周慎重に縫います。
【さらにひと手間】
余った布を使って、Dカンを取り付けるとヘッドレストに引っ掛けやすくなって便利です。Dカンがなくてもビニールの取手でヘッドレストに装着できますが、この作業をしたほうが、安定してゴミ箱バッグを取り付けることができます。
【完成】
自分好みのゴミ箱バッグが完成です!
クルマにも思った通りに取り付けることができました。
また、帆布のような厚めの生地でつくれば、自立してくれるので、家でも使えます。
ビニール袋の持ち手がそのまま使え、バッグのようになるのでワンちゃんとのお散歩に持って行ってもいいかもしれませんね。
おうち時間で自分だけのオリジナルを……
自分好みのインテリアがおうちやクルマに増えてくると、暮らしがワンランクアップしたような気分になります。
今回ご紹介したゴミ箱バッグは、オリジナリティを出せるのはもちろん、さまざまな場面で使えるので、気になった方はぜひつくってみてくださいね。