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公開:2020.8.11
更新:2021.4.26

日焼けにご用心! クルマの中でできるオススメの紫外線対策

ギラギラとした太陽の光がまぶしい夏は、紫外線が気になる季節でもあります。外出時に帽子・日傘・日焼け止めなど、UV対策をしている方は多いですが、クルマの中ではどうでしょうか。油断していると、紫外線による肌トラブルのきっかけになってしまうかもしれません。夏のドライブを快適にするためには、クルマの中でもきちんとUV対策をすることが大切です。

目次

夏の車内では、片腕だけの日焼けにご注意を!

ドライブ中は、屋根があり冷房の効いた涼しい車内にいるため、ついついUV対策を忘れてしまいがちですが、クルマの中にいるときも油断は禁物。

 

夏の強烈な日差しはクルマの中にも容赦なく入り、ハンドルを持つ手は窓ガラスから入る日差しにより特に日焼けしやすくなります。強烈な日差しにより、いつの間にか窓側の腕だけしっかり日焼けしていた……なんてことがあると嫌ですよね。

 

しかし、運転の途中でジリジリと肌を焼くような日差しが気になっても、ハンドルを離すわけにもいきません。クルマに乗るときは、ドライブ中に日焼けしやすい、顔・首・腕のUV対策をしっかりすることが大切です。今回は、クルマの中で日焼けしないためのUV対策をご紹介します。

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クルマに「UVカットガラス」が使用されているかチェックしよう

昭和のクルマや一部の輸入車を除いて、近年ではほとんどのクルマにUVカットガラスが使用されています。まずは、自分のクルマのUV機能をチェックしましょう。

 

✔「UVカットガラス」→紫外線を約90%カット

✔「スーパーUVカットガラス」→紫外線を約99%カット

 

クルマにUVカットガラスが使用されているかは、それぞれのガラスを見るとわかります。

車種により表示が少し異なることがありますが、窓ガラスの下側に「UV」「UVS」など記載されている場合は、UVカットガラスが使用されています。

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近年の国産車のフロントガラスには、合わせガラスの間に挟まっているフイルムにUVカット機能が備わっていることがほとんど。しかし、同じクルマでもサイドガラスやリアガラスはフロントガラスに比べて紫外線のカット率が低くなる場合があります。

 

日差しが入るのはフロントガラスだけではありません。サイド・リア・バックガラスからも強い日差しが入るので、しっかりとUV対策をしておきましょう。

UV対策といえばやっぱりコレ!クルマの中で使える夏の定番アイテム

お出かけのときはもちろん、クルマの中で手軽にできるUV対策を紹介します。運転のときはもちろん、同乗するときにも忘れずに持ちこみたいですね。

 

✔ 日焼け止め

ドライブの前に日焼け止めを塗ることを習慣化することが大切です。ロングドライブのときは、こまめに塗り直すことを忘れずに。夏の車内は短時間の駐車でも高温になりやすいので、スプレータイプを持ち込むときは車内に置きっぱなしにしないようにご注意ください。

 

✔ アームカバーとネックカバー

持ち運びもしやすく、100均でも手に入りやすい便利なアイテム。装着するだけでUV対策になり、ジリジリと肌を焼く太陽光を防げます。しかし、最初から着けていると暑いからといって、クルマの中で冷房が効くまでつけずにいたらそのままつけ忘れてしまったり、家に置き忘れてしまったりすることもあるかもしれません。そうならないないように、「通気性の良いものや自分に合った素材を選ぶ」、「クルマに常備しておく」など、工夫して使用しましょう。

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✔ サングラス

しっかりとUV対策をしたいなら目を守ることが重要です。目に強い紫外線が入ると、脳がカラダを守るため「メラニン色素」をつくるように命令を出します。メラニン色素が過剰につくられてしまうと、肌のUV対策をしていてもシミやそばかすの原因になることがあるので要注意。サングラスは、ドライブ中の日差しによるまぶしさ対策にも役立ちます。

後部座席でUV対策をしたい方は「カーフィルム」を

徹底的にUV対策をしたい方には、クルマの後部座席側のサイドガラスやリアガラスにカーフィルムをつけるのがオススメ。フロントガラスや運転席・助手席側のガラス可視光線が70%以上(ガラスの透過率+フィルムの透過率の合算透過率)透過することが必要なのですが、後部座席なら、色の濃さや貼り方など種類も豊富にあります。

 

カーフィルムは、ほとんどのメーカーがUVカット率99%を実現しており、さらに本格的な紫外線・暑さ対策をするのなら、クルマの中に熱がこもる原因の一つIR(赤外線)をカットするものを選ぶといいです。UVカット効果により肌を紫外線から守り、IRカット効果により、赤外線を遮断し熱がこもりにくい車内にすることができます。

また、夏は熱を遮断するのでエアコンの効きがよくなり、冬は熱が逃げず暖房の効きがよくなるため、手軽にエアコンの効率をUPできるのもうれしいところ。

 

貼り付け方法もいろいろで、粘着剤が付いているタイプや水だけで貼れるタイプ、レンタカーでも使いやすい、下敷きのような形の静電気粘着タイプがあります。

車種が限られますが、自分でフィルムをカットする手間のない、カット済みのものもあります。貼り付けは、自分でDIYすることはもちろん、カー用品店やディーラーなどプロに任せるのも一つの手段です。

UV対策をして、楽しい夏のドライブを!

ドライブ中に、夏の太陽の強い光による日焼けや暑さを我慢すると、肌にヒリヒリした痛みを感じることや、シミやそばかすの原因になることがあります。ちょっとしたドライブでも、強烈な日差しには注意しなければなりません。

 

日焼けや暑さに悩まされる季節ですが、しっかり対策をすれば夏だからこその美しい景色やイベントをより楽しむことができます。この夏はクルマの中でも念入りなUV対策をしてみませんか?

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夏のクルマの暑さ対策! 車内にこもった熱気に要注意

https://www.kurashi-kuruma.com/article/202008057963

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