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公開:2020.1.22
更新:2023.2.1

運転初心者でも大丈夫! 明日から実践できる、基本のバック駐車のコツ

運転初心者にとって、不安になるのがバック駐車。狭い場所やスーパーの駐車場などクルマが多い場所では焦ってしまって、うまくできる自信がない、という方もいると思います。私もまさにその一人で、日々の運転を楽しくするためにも駐車の壁を乗り越えたい……! と思っていました。 そこで稲毛自動車教習所にご協力いただき、運転初心者が不安になりがちなバック駐車について、「ここを押さえれば大丈夫! 」というポイントを取材しました!

目次

名称未設定のアートワーク 6

レクチャーをしてくださったのは、稲毛自動車教習所のナンバーワン指導員の菅原和子教官。優しい雰囲気の中に確固たる経験と指導力をお持ちの方で、不安だったバック駐車のあれこれをしっかりフォローしてもらいました。

 

失敗しにくくなるコツや、練習の方法など明日からも実践できるステップを教えてもらいましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

シンプルで練習もしやすい! 「直角バック駐車」

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まず教えてもらったのが、一番シンプルで教習所でも最初に教えてもらう方法である「直角バック駐車」のポイント。狭い場所でもできるので、都会や混み合っているところでは便利なやり方だそう。

 

直角バックをするときのコツは、前に出る長さ!

 

【直角バック駐車をするときの4ステップ】

① クルマを車庫のある道側から約90cmの位置に幅寄せする

② ハンドルはまっすぐにしたまま、クルマを前に進める

 【コツ】このとき、後タイヤを車庫の入り口のコーナーから「ホイールベース」分より少し前に進める

③ ゆっくりバックしながら、車庫のコーナーに後タイヤが一番近づく場所までハンドルをゆっくり1回転切る

④ その後、追加でハンドルを回しながら駐車する

「ホイールベース」とは、クルマの前タイヤと後タイヤの間の長さのことで、およそ歩幅5歩分の長さ。

 

実際にやってみると、②では、思っているよりもかなり前にクルマを進める感覚だったことが分かりました。クルマが曲がれるように十分な距離を確保する必要があるんですね。

直角バッグ01

最初は感覚を掴むまで練習をしたいところですよね! そこで、自宅での練習方法を教えてもらいました。

 

① 自宅の車庫のコーナーから、ホイールベース分より少し前に出た場所に印をつける

② 印をつけた場所の延長線上に後タイヤを合わせる

③ 運転席に座って、真横に見えるものや目印を見つけて感覚を掴む

 

ぜひ、練習する際の参考にしてみてくださいね。

名称未設定のアートワーク 4

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