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お役立ち

2020.1.22

運転初心者でも大丈夫! 明日から実践できる、基本のバック駐車のコツ

運転初心者にとって、不安になるのがバック駐車。 狭い場所やスーパーの駐車場などクルマが多い場所では焦ってしまって、うまくできる自信がない、という方もいると思います。私もまさにその一人で、日々の運転を楽しくするためにも駐車の壁を乗り越えたい…! と思っていました。

そこで稲毛自動車教習所にご協力いただき、運転初心者が不安になりがちなバック駐車について、「ここを押さえれば大丈夫! 」というポイントを取材しました!

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レクチャーをしてくださったのは、稲毛自動車教習所のナンバーワン指導員の菅原和子教官。優しい雰囲気の中に確固たる経験と指導力をお持ちの方で、不安だったバック駐車のあれこれをしっかりフォローしてもらいました。

 

失敗しにくくなるコツや、練習の方法など明日からも実践できるステップを教えてもらいましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

シンプルで練習もしやすい! 「直角バック駐車」

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まず教えてもらったのが、一番シンプルで教習所でも最初に教えてもらう方法である「直角バック駐車」のポイント。狭い場所でもできるので、都会や混み合っているところでは便利なやり方だそう。

 

直角バックをするときのコツは、前に出る長さ!

直角バック駐車をするときは、次の4ステップです。

① クルマを車庫のある道側から約90cmの位置に幅寄せする

② ハンドルはまっすぐにしたまま、クルマを前に進める

 【コツ】このとき、後タイヤを車庫の入り口のコーナーから「ホイールベース」分より少し前に進める

③ ゆっくりバックしながら、車庫のコーナーに後タイヤが一番近づく場所までハンドルをゆっくり1回転切る

④ その後、追加でハンドルを回しながら駐車する

 

「ホイールベース」とは、クルマの前タイヤと後タイヤの間の長さのことで、およそ歩幅5歩分の長さ。

 

実際にやってみると、②では、思っているよりもかなり前にクルマを進める感覚だったことが分かりました。クルマが曲がれるように十分な距離を確保する必要があるんですね。

 

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最初は感覚を掴むまで練習をしたいところですよね! そこで、自宅での練習方法を教えてもらいました。

 

① 自宅の車庫のコーナーから、ホイールベース分より少し前に出た場所に印をつける

② 印をつけた場所の延長線上に後タイヤを合わせる

③ 運転席に座って、真横に見えるものや目印を見つけて感覚を掴む

 

ぜひ、練習する際の参考にしてみてくださいね。

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サイドミラーを下げるのがポイント!「頭を振るバック駐車」

クルマの頭を振って入れるやり方は一般的ですが、「ピボットゾーンを45度にする」など専門用語が出てくるとちょっと難しそうな印象。

 

菅原教官によると、ミラーを後ろのタイヤの位置が把握できる程度まで下げることで、ぶつかるかも知れないという怖さが半減できるのだとか。

 

「頭を振るバック駐車」をするときは、この4ステップです。

【右側にある車庫に入れる場合】

① クルマを車庫側の壁に70~80cmくらい寄せ、車体の長さの中心を車庫のコーナーに差し掛かるまで進める

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クルマの中心は、運転席のすぐ後ろにある「ピラー(窓と窓の間の仕切り)」が目印です

② ハンドルをゆっくり1回転ほど左に切って、クルマの頭を振る

【コツ】クルマと車庫の距離は、クルマの長さの半分くらい遠ざかるイメージ

 

③ ハンドルをそのまま固定し、サイドミラーを見ながら図のような位置までバックする

【コツ】この写真の位置をピボットゾーンと言い、後タイヤと車庫側の前端を起点につくられる角度が45度になっている状態

頭ふる2
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④ ここからハンドルを右に切りながらバックして車庫に入れる。このとき、右側面→前方→左側面の順に、車体が壁にぶつからないか目視する

 

一見難しそうに見えますが、サイドミラーを下げると、ぶつからないかがわかるので、よりやりやすくなるのだとか。

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座っている運転席からの景色だけだと見えない部分があって不安になってしまいますが、ミラーで確認をすると、余計な心配をせずにバック駐車をすることができます。

 

頭を振る方法も、練習をすることで感覚的にできるようになるのだそう。しかし、菅原教官も未だにミラーを下げて、入念に確認しながらバック駐車をしていると言います。

 

経験を積んでも、ゆっくりと焦らず、サイドミラーを下げるなど準備をした上でバック駐車をすることを大切にしたいですね。

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運転には必ずついてくる駐車のシーン。ちょっと苦手だなと思っていましたが、今回お話を聞いて「練習したらスムーズにできるようになりそう!」と思いました。

 

教えてもらったコツを参考に、明日からの運転に生かしてみてくださいね。

▼初心者さんでも大丈夫! バック駐車をするときのポイントまとめ

・基本の「直角バック駐車」は、後タイヤをホイールベース分前に進める

・サイドミラーを下げると、後タイヤの進路が分かりやすい

・「頭を振るバック駐車」は、ピボットゾーンに後タイヤを入れることが大切

文・写真/森野 日菜子

【協力】稲毛自動車教習所

https://ids-go.co.jp/

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