貼ってはがせるガラス絵の具で、後部座席の窓ガラスに北欧風デコ!
ちょっとクルマの雰囲気を変えてみたいときにオススメなのが、簡単に貼ってはがせるガラス絵の具を使ったデコレーションです。ガラス絵の具は、窓ガラスに跡が残る心配が少なく、カラーバリエーションも豊富にあります。自分の描いたイラストで、車内の雰囲気を手軽に楽しい空間にすることができるアイテムなんです。
目次
窓ガラスにペタペタ! 手軽にデコレーションできるガラス絵の具
ガラス絵の具は、筆やパレットを使わなくても、チューブから直接色を塗ることができる絵の具です。乾燥したガラス絵の具は粘着性があるので、テープや接着剤を使わずに、プラスチックやガラスに貼ることができます。
色のバリエーションがあり、透明・不透明など種類が豊富なので、色彩豊かな表現ができます。100均ならバラ売りでも手に入るので、子どもから大人まで手軽にデコレーションできる絵の具です。
ガラスに直接描くこともできますが、クルマの窓ガラスに貼るときは、透明のクリアファイルの上にイラストを描いて乾燥させてから、窓ガラスに貼るのがオススメ。クリアファイルの上に描けば、作業や持ち運びもラクで、シール感覚でペタペタと窓ガラスに貼ることができますよ。
ガラス絵の具でイラストを描く方法
材料
✓ガラス絵の具(100均でも売ってます)
✓透明クリアファイル
✓下絵用の紙とペン(または、好きな模様やイラストの描かれた紙)
※今回使った絵の具は、乾燥時間は約8時間ほどでした。
ガラス絵の具を使って、イラスト(ふちどりあり)の描き方を紹介します。
まず、イメージを紙に描き、下絵ができたらクリアファイルに挟みます。折り紙やラッピング用紙など、好きな模様やイラストがあれば、それを下絵に使うのもOK!
下絵に沿ってイラストのふちどりをします。絵の具の厚みが薄いと、乾いてからはがすときにイラストが破れてしまう可能性があるので、厚めに描くようにしましょう。
1時間ほど乾くのを待ってから、イラストの中を塗りつぶしていきます。
塗っている途中で気泡が入り、そのまま乾燥してしまうことがあるので、大きめの気泡はなるべくつぶすようにしましょう。つまようじの先でつついて気泡をつぶすと仕上がりがキレイになります。
ベースの色が塗りつぶせたら、再び乾かして細かい部分も塗ります。ガラス絵の具に色を重ねるときは、ベースの色と混ざらないように、ベースの上にすると混ざりにくいです。
すべて色を塗り終えたら、完全に乾くまで約8時間ほど待ちます。
クリアファイルからはがすときは、ゆっくり慎重に。
はがしはじめにイラストの細かいところを持つと、せっかく描いたイラストが伸 びたり、破れたりする可能性があるので注意しましょう。はがしにくいときは、冷蔵庫に数分入れるとはがしやすくなります。
クリアファイルからはがしたら、窓ガラスに貼って楽しみましょう。
ガラス絵の具をクルマの窓ガラスに貼るときの注意
クルマにガラス絵の具で描いたイラストを貼るときは、後部座席や後ろの窓ガラスに貼るようにしましょう。
フロントガラス、運転席や助手席側のサイドガラスにステッカー類を貼るのは、運転中の視界の妨げになるとして、保安基準(道路運送車両の保安基準)で認められていません。また、窓ガラスの下のほうにイラストを貼ってしまうと、窓ガラスを開けるときに挟まる恐れがあります。さらに窓ガラスに汚れがついていると、うまくガラス絵の具がくっつかない場合があるので、貼る前に窓ガラスの拭き掃除をしておくといいです。
ガラス絵の具は、長期間貼りつけているとはがしにくくなったり、屋外や気温の高いところでは、退色や劣化、溶けだすなどの可能性もありますので注意してください。
貼る場所や位置、汚れなどに気をつけて、デコレーションを楽しみましょう。
クルマの窓ガラスを楽しくデコレーション
実際にガラス絵の具で描いたイラストを、クルマの窓ガラスに貼ってみました。
大きめのイラストが1枚あると、窓ガラスのワンポイントになります。窓を開閉したときにジャマにならない場所に貼れば、車内の換気も気にせずできるので安心です。
植物や動物など、さまざまなモチーフを貼れば、クルマの中が一気に明るくにぎやかな空間になります。
小さなお子さまと一緒のドライブでは、お子さまには後部座席に座ってもらうことが多いかと思います。ガラス絵の具で後部座席の窓を飾れば、より車内の時間を楽しんでもらえるかもしれませんね。
さらに、お子さまの好きな模様やキャラクターを、ガラス絵の具でつくってみるのも喜ばれそうです。
ほかにも、季節ごとにガラス絵の具で描くモチーフを変えて、車内をデコレーションしてみるのも気分が変わって楽しめますよ。
シール感覚でペタペタと貼り付けることのできるガラス絵の具で、車内をおしゃれに楽しくデコレーションしてみてはいかがでしょうか?