やさしいフォルムに癒される。車内に置きたい手づくりアロマストーン
クルマの中に芳香剤を置いていると、車内にこもった嫌なニオイを軽減するだけではなく、ドライブ中のリフレッシュにもなります。でも、香りが強すぎたり、好きな香りがなかったり、なかなか自分好みのものが見つからないことも。そこでオススメしたいのが、石粉粘土でつくるアロマストーンです。ほんのりと好きな香りが漂うアロマストーンを手づくりしてみませんか?
目次
アロマストーンとは?
アロマストーンは、素焼きや石膏(せっこう)でつくられたストーンの上に、エッセンシャルオイル(精油)をたらして、好きな香りを楽しめるアイテム。アロマディフューザーの場合は、香りを拡散させるために電気や火を使うものもありますが、天然素材でつくられたアロマストーンなら使う場所を選びません。
それに、芳香剤のように広範囲ではなく、アロマストーンを置いた周辺にだけほのかに香るので、クルマの中に置くのにはちょうどいいです。
今回ご紹介するのは、石膏の粉をもとにつくられた「石粉(せきふん)粘土」を使ったアロマストーンのつくり方。石粉粘土は、やわらかく伸びがあり成形しやすいので、自分好みの形や市販品にはない手づくりならではのやさしいフォルムを楽しめます。
石粉粘土とアロマオイルは100均で手に入りやすいアイテムです。つくり方もシンプルなので、手軽にクルマの中をほのかな香りが漂う癒しの空間にできますよ。
基本のアロマストーンのつくり方
【材料】
✓石粉粘土
✓お好きな香りのアロマオイル
✓アロマストーンを入れる容器
✓粘土板やトレイ
石粉粘土を袋から適量を取り出し、まんべんなく石粉粘土をこねます。粘土が少し硬くなってきたら、手に水をつけて練り直すといいです。
よくこねたら成形です。まんまるの形にするのではなく、大福餅のように少し平べったい形にすると、置いたときに転がりにくく安定します。
成形が完了したら、直射日光の当たらない場所に置いて自然乾燥させます。乾燥ムラがないように、ときどきひっくり返すといいです。
※乾燥までにかかる時間は1日〜数日間ほど。成形した形の厚みや大きさ、季節や環境により乾燥時間は大きく異なります。 今回は乾燥するまでに3日ほどかかりました。
完全に乾かすことができたら、ストーンを容器に移してアロマオイルを数滴たらしましょう。
アロマオイルを一気に入れると香りが強くなりすぎる心配があるので、まずは1〜2滴をたらし、香りを確認しながら、数滴ずつアロマオイルの量を増やしましょう。自分が心地よく感じる香りの強さに調節ができたら完成です。
クルマの中のドリンクホルダーに入れて香りを楽しもう
手づくりしたアロマストーンをドリンクホルダーに入れて、クルマの中をふんわり香りづけ。アロマストーンの香りが、身の回りにやさしく漂ってきます。
アロマストーンは広範囲にではなく、ドリンクホルダーの周辺にほんのり香る程度なので、クルマのような限られた空間で使うのにぴったり。
香りがなくなってきたら、またアロマオイルを足せば繰り返し使えて、コスパもなかなかよさそうです。
ホコリが積もってきたときのお手入れは、乾いた布巾やティッシュなどで拭き取るようにしましょう。水洗いではアロマオイルを落とせないので、香りを変えたい場合は、アロマオイルの種類ごとにアロマストーンを使い分けるのをオススメします。
石粉粘土をまるめて乾燥させて、アロマオイルをたらすだけでできるアロマストーン。電気や火を使わずに、手軽に香りづけできるクルマの癒しアイテムです。
ドライブ中にほんのり好きな香りを漂わせて、気分をリフレッシュしませんか?