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公開:2021.1.11
更新:2022.2.16

本革シートのキレイをキープ! これ1本で撥水・防汚・ツヤ出しまで!

なめらかな肌触りと座り心地の良さ、何よりも高級感あふれる雰囲気に包まれる本革シート。しかし本革は汚れが落ちにくかったり水に弱かったり、お手入れが難しいと感じる方も多いのではないでしょうか。そこで撥水・防汚効果が長持ちするコーティング剤「レザーバリア」を使って、本革シートの簡単お手入れ術について紹介します。

目次

汚れや水濡れは大敵! 本革シートのお手入れ方法は?

本革シートはクルマ好きの方にとって憧れの装備のひとつ。しなやかでツヤのある質感、使い込むほどに味わいが出るのが本革の魅力。ただし布製シートと比べて、気になるのはその「お手入れ方法」です。特に小さなお子さまやペットを乗せる機会が多いと、クルマのシートは汚れがちです。また本革シートは飲み物をこぼしたり雨天時に傘で水濡れしたりすると、シミや変色の原因になることも。

 

本革シートの基本的なお手入れ方法は、水を固く絞った布で拭き上げていくこと。水拭きしても落ちない汚れがある場合は、本革シートをクリーニングできる専用の洗剤を使うこともあります。しかし一度汚れてしまうと、専用の洗剤を使ってもなかなか落ちません。

 

そうなる前に使いたいのが“本革用のコーティング剤”。シートを汚れや水濡れから守ってくれる、本革シートユーザーにとって頼もしい存在です。

商品写真3点セットー2リサイズ

コーティング剤と専用クロスのセット

シュッとスプレー、サッと拭くだけの簡単本革お手入れ!

本革用のコーティング剤レザーバリアは、柔軟性に優れた新採用のLP(Leather Protection)ポリマーの薄膜が革の表面をしっかりコーティング。汚れや水をはじくのはもちろんのこと、ツヤ出しまでスプレー1本で実現できます。専用クロス付きなので、わざわざ布を用意する必要がないのも助かりますね。

 

使い方はとっても簡単。本体ボトルをよく振り、本革シートに直接スプレーします。その後、付属の専用クロスで塗り広げていきます。ハンドルなど細かい部分に使う場合は、専用クロスにスプレーして塗布します。使用量の目安はシートの座面に8ショット、背中面に10ショット程度です。仕上げは、液がついていないクロス部分で拭き上げて、30分ほど乾かします。

スプレー2

実際に「レザーバリア」を、年季の入ったわが家のクルマの本革シートに使ってみました。「パンチングレザーの場合は、専用クロスにスプレーして使用する」と注意書きがあったので、パンチング部分用に専用クロスにスプレー。ちなみに専用クロスは片面がふかふかの起毛、もう片面が固い布巾のような質感です。シートを拭き上げる際は、起毛側を使います。

 

その後、パンチングのないシート部分に直接スプレーしました。スプレーの感じはサラリとしていて、少し白濁しています。伸びやすく、専用クロスでひと拭きするだけでシートにツヤが出ました。

クロス使用_リサイズ

スエード、ヌバックなどの起毛皮革、ヌメ革、水の染み込む皮革、その他特殊加工された皮革には使用できません。また、使用前には必ず目立たない箇所で問題ないことを確認してください

汚れや水をはじくコーディング剤「レザーバリア」の効果は?

「レザーバリア」の撥水効果を、塗布前と塗布後で比較してみました。塗布前に霧吹きで水を3プッシュした画像と、塗布後、乾燥時間の目安である30分経過後に霧吹きで水を3プッシュした画像です。

撥水before_リサイズ

【before】水がはじかずシートに染み込みそうです

撥水after2_リサイズ

【after】小さな水滴になってはじいています

塗布前は、水が広がってシートに染み込んでいくような感じです(撮影後、すぐに慌てて拭き取りました!)。しかし塗布後は、水をはじいて染み込んでいく感じはありません(安心して撮影できました!)。

 

べたつきがない点も「レザーバリア」の特長のひとつです。実際にスプレーした瞬間から拭き上げた直後、さらに乾燥後まで、一切のべたつきはありません。また洗剤やコーティング剤特有の匂いも感じませんでした。

 

皮フ刺激テスト済みなので、小さなお子さまやペットがいるご家庭も安心して使えます。撥水・防汚効果は約3か月持続するそうなので、季節の変わり目ごとにコーティングし直せば、こまめに本革シートのお手入れを気にすることなく安心して1年を過ごせるでしょう。

年季の入った本革シートもレザーバリアでキレイをキープ

車内全体_リサイズ

本革シートは布製では味わえない心地良さがあります。気になるお手入れも、本革用のコーティング剤「レザーバリア」を使うことで、大幅に手間が軽減されます。持続性のある撥水・防汚効果に加え、ツヤ出しもOK。

 

本革シートの新車を購入した際はもちろんのこと、長年乗ってきた愛車のシートも、「レザーバリア」でコーティングしてキレイをキープしたいですね。

 

文・写真/内田裕子

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