
ドアが完全に閉まってない? 発進する前に「半ドア警告灯」の消灯確認を!
クルマのメーターパネルに表示される、さまざまな警告灯。アイコンの種類によって警告の意味や、色ごとにその緊急性が異なります。「半ドア警告灯」もその中のひとつで、点灯したまま走行していると、走行中にドアが開く危険性もある重要なアイコンです。そこで運転する前に必ず消えたのを確認すべき「半ドア警告灯」についておさらいしましょう。
目次
半ドア警告灯が表示されるのはどんなとき?

クルマのドアが開いている赤いアイコン。
これは半ドア警告灯といって、クルマのドアが完全に閉まっていない「半ドア」状態のときに表示されます。クルマを乗り降りするときにはドアの開閉が伴うので、この警告灯を見たことがある方も多いのではないでしょうか?
半ドア警告灯は、座席の各ドアはもちろん、後部の荷室開口部であるバックドア(リアゲート、テールゲート)やトランクがきちんと閉まっていないときにも表示されます。
製造年が古い車種のなかには半ドア警告灯がないものもあります。そういったクルマは、ルームランプが点灯しっぱなしになることで半ドアをお知らせします。意図的に点灯したわけではないのにルームランプが消えない場合は、すべてのドアがきちんと閉まっているか確認しましょう。
半ドア警告灯が点灯していたら、発進せずにドアの確認を!

画像素材:PIXTA
半ドア警告灯が表示されたまま走行するのは、とても危険です!
半ドア状態だと、ちょっとした衝撃でドアが開いてしまうかもしれません。走行しているときに、万が一ドアが開いてしまったら重大な事故につながる恐れもあります。そのため、半ドア警告灯は緊急性の高い「赤色」で表示されています。
エンジンを始動したとき(イグニッションをオンにしたとき)に、半ドア警告灯が点灯していたら、ドアを閉めなおしてみてください。座席のドアを閉めなおしても消えない場合は、荷室(トランク)のドアも閉まっているか確認します。クルマを走らせるのは、半ドア警告灯が消えたのを確認してからにしましょう。
すべてのドアが閉まっているのに警告灯が消灯しない場合は、もしかしたらドアスイッチや電気系に問題があるかもしれません。半ドア警告灯は重要な警告灯のひとつなので、速やかに整備工場やディーラーなどで点検してもらいましょう。
【まとめ】 出発前に半ドア警告灯が消えたのを確認して、安全に走行しよう

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ドアが開いた状態のアイコンは半ドア警告灯です。クルマの乗降時には、必ず開け閉めするドア。出発する前に、確実にドアを閉めて、警告灯が消えたのを確認してから、走行しはじめる習慣をつけましょう。
