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公開:2022.2.28
更新:2022.3.4

シートベルトの締め忘れ? 警告灯が点灯したときの原因・対応

うっかりシートベルトを締め忘れたまま少し走り出してしまって、クルマの警告音が鳴ったという経験はありませんか。シートベルトの着用は、運転する人だけでなく、クルマに乗る人全員の義務。でも、シートベルトを締めたはずなのにシートベルトの警告灯が点灯したら慌ててしまいますよね。警告灯の意味とシートベルト着用の重要性をおさらいしましょう。

目次

シートベルト非装着警告灯はなぜ赤い?

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シートベルトの締め忘れで表示されるマークは「シートベルト非装着警告灯」といい、「シートベルトリマインダー」と呼ばれることもあります。

 

シートベルト非装着警告灯は赤色に点灯し、国際規格(ISO)で決められた世界共通のルールで色分けされた中でも最も緊急性の高い色で表示されています。

シートベルトを締めない状態での走行は大変危険であり、クルマに乗るときは厳重に注意してもらいたいことだからです。

シートベルト非装着警告灯が点灯するとき

シートベルトを締め忘れていると、シートベルト非装着警告灯は赤く点灯します。

特に、運転席もしくは助手席でのシートベルトの締め忘れがあった場合、シートベルト非装着警告灯と同時に、警告音が鳴るため、ランプの点灯よりも音で気づく方が多いかもしれません。

 

2020年9月以降に発売された国内の新型車には、後部座席も対象とした全席シートベルト未装着の警告が義務付けられています。警告灯が点灯していたら、クルマに乗っている方全員がシートベルトを装着しているか確認しましょう。

 

なお、車種によっては、重量センサーがシートに備えられていることもあります。この場合には、人が乗っていなくても荷物の重みに反応して警告灯が点灯します。荷物を座席から下ろすか、荷物にシートベルトをセットしてみてください。

点灯したら速やかにシートベルトを確認しよう

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シートベルト非装着警告灯が点灯したら、速やかに安全な場所に停車してシートベルトを装着してください。シートベルトを装着していても、正しく装着できていないこともあります。その場合は一度外して、つけ直してみてください。カチッと音がして、引っぱっても簡単に抜けなければ問題ないでしょう。

 

それでも警告灯が消灯しない場合には、シートベルトの差し込み部分の故障やセンサー異常の可能性があります。なるべく早く整備工場やディーラーに相談しましょう。

後部座席のシートベルト着用は義務です!

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後部座席のシートベルト着用は、2008年の道路交通法改正により義務付けられるようになりました。ところが、法改正から10年以上たった現在でも、後部座席のシートベルト着用率は運転席や助手席と比べて低くなっています。

2020年に警察庁とJAFが合同で行った『シートベルト着用状況全国調査』によると、高速道路や自動車専用道路では約25%、一般道では約60%の方が後部座席でシートベルトをつけていなかったことがわかっています。

 

同乗者がシートベルト装着を怠った場合、罰則が科せられるのは運転手です。後部座席のシートベルト非装着は、高速道路で1点の違反点数が付されます。罰則だけではなく、シートベルト非着用は、万一の際、命にかかわる危険があります。

シートベルト未装着で事故に遭遇した場合、衝撃で後部座席から車外に放り出されたり、車内で全身を強打したりして、大けがをする可能性が高くなります。命を落とすケースも多く、シートベルト着用時との致死率を比較すると、一般道路では約3.3倍、高速道路では約11.7倍にも跳ね上がります。

 

クルマに乗るときには、必ず全員がシートベルトをつけるようにしてください。

命を守るシートベルト。締め忘れをなくそう

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正常に作動しているシートベルト非装着警告灯の点灯は、車両の整備不良や故障を示すものではなく、乗車する人たちの行動でなくせるものです。シートベルトは、クルマに乗る人の命を守るために欠かせないもの。クルマに乗ったときは、同乗者も含めてシートベルトがきちんと着用できているかどうかを確認してから発進しましょう。

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