45車内

公開:2021.8.3

初心者にもおすすめ! クラフトバンドでちょっとした小物入れを

紙でできているクラフトバンドは、100均で手に入りやすく、特別な道具がなくても手編みでできるので、初心者でも扱いやすいハンドメイド素材です。 散らかりがちなクルマの中で、使いたいサイズに合わせた小物入れをつくるなら、クラフトバンドがおすすめ。縁どりのかわいい小物入れをつくって、クルマの中をスッキリと整理しませんか?

目次

材料・道具

・ クラフトバンド(6m、12本取り)2個

手芸用ボンド/ハサミ/定規/洗濯バサミ/ 鉛筆(チャコペン)

01材料

横18cm×縦10.5cm×高さ6cmの小物入れをつくります。スマホやお菓子などが入れられるサイズにしました。

① 横ひも A       42cm  ……3本
② 横ひも B       18cm  ……4本
③ 始末ひも    10.5cm  ……2本
④ 縦ひも          34cm   ……7本
⑤ 補強ひも      18cm    ……2本
⑥ 編みひも      65cm    ……4本
⑦ 縁ひも          65cm    ……1本
⑧ 縁ひも(縦半分にカット)  120cm ……2本

それでは、土台・側面・縁取りの順序で、小物入れのつくり方をご紹介します。

土台のつくり方

①横ひもAと②横ひもBを用意。短い②横ひもBの間に、長い①横ひもAを配置し、交互に並べます。これが土台になります。

03底_並べる

はがせるタイプの両面テープで、ひもを仮止めしながら並べると作業がスムーズです

つづいて、③始末ひもをとり、土台の両端にボンドで接着します。

04始末ひも
05両端に始末ひも

③始末ひもが土台からはみ出た場合は、カットしましょう

裏返し、土台を挟んで③始末ひもの裏に、2本の④縦ひもを接着します。貼りつけるときに、縦ひもの中心と土台の中心を合わせましょう。

07たてひもをハジに

裏面に④縦ひもを接着したところ

表面に戻したら、土台の内側に新たな縦ひもを編み込みながら、ひもを通します。さらに、隣の縦ひもと編み込む段を変えて、全ての縦ひもを通します。

09縦ひもを通す_5と6本目

④縦ひもは互い違いになるように通します

10縦ひもを通す_7本目_少し硬いのて&_12441;丁寧に

縦ひもの長さ、網目の幅が均一になるように整えます。

ひもがズレないように、上下をボンドで固定します。

12す&_12441;れないように接着

土台の上下を⑤補強ひもで接着したら、土台のできあがり!

13補強ひも18センチ

ボンドが固まるまで洗濯バサミで固定するとずれにくくなります

側面のつくり方

編みひもを通すため、土台から出たひもを折り、すべて立ち上げます。

14_側面_ひもを立ち上け&_12441;る

⑥編みひもを1本手に取り、1段目を編んでいきます。編み始めのひもの先端を洗濯バサミでしっかりと固定しましょう。

15_側面_1本目

編み込みながら、一周します。

 

【ポイント】

・編みひもがズレないように、ところどころ洗濯バサミで固定しましょう。

・角の部分は、しっかりとクラフトバンドを折り、直角にしましょう。

・力を入れすぎるとカゴの形が歪んでしまうので、上下左右に隙間をつくらないようにゆるく編みましょう。 

16_側面_1本目_サイト&_12441;

1段目の最後は、立ち上げたひもで編みひもの先端が隠れるようにカット。編みひもの先端にボンドをつけて、編み始めと編み終わりを貼り合わせます。

19_側面_1本目_最後_接着

2段目は、1段目と互い違いにして、同じように編みます。4段目まで編みましょう。

21_側面_2本目
27_側面終了jpg

4段目まで編んだら、立ち上げたひもを内側と外側の交互になるように折り曲げます。

28_側面_外と中におる

折り曲げたひもは、側面の網目に差し込むため、網目に隠れる長さにカット。

29_長さを調整jpg

外側も内側も同じように、網目に差し込みます。

すべてのひもを網目に差し込むことができたら、側面のできあがりです。

 

【ポイント】

差し込んだひもがズレてしまう場合は、ボンドで網目に固定すると見映えがいいです。

30_しまう

縁どりのつくり方

⑦縁ひもを手に取り、側面の一番上の段に重ねてぐるっと一周させます。ひもの巻きはじめと終わりは、2cmほど重なるところでカットして接着しましょう。

31_縁

次に⑧縁ひもを用意します。クラフトバンドを縦半分にカットしています。

 

31_縁カット

クラフトバンドの先端を1〜2cmカットして、PPバンドや固いカードなどを裂け目に入れるとキレイにカットできます

カゴの一番上の段に、外側の下から内側に向かってひもを通し、2〜3cmほどひもの先端を内側に残します。もう片方の先端は、内側から右隣の網目にひもを通して、ひっぱりましょう。

 

【ポイント】 

このとき、ひもが太くて編みづらいと感じたら、ひもを網目から一度抜いて、さらに細くなるようにひもをカットしましょう。

32_縁はし&_12441;まり

巻いたひもがズレないように、ところどころ洗濯バサミで固定。ひもを内側から外側へ通すのを繰り返して、ふち全体をぐるぐる巻きにします。

33_ふち巻き付け

ひもが緩まないように、ギュッとひっぱりながら巻きつけます

内側でキレイに重なるように、ひもをカットしてボンドで接着します。貼り合わせたら、洗濯バサミで固定。

 

次は、残りの半分のひもを同じ要領で内側から外側にひもを通し、2〜3cmほど先端を残して、左にぐるぐる巻いていきます。 

 

【ポイント】
・外側からひもを内側に差し込み、左回りに巻く方法もあります。作業しやすいやり方でOK!
・外側から見たときに縁ひもがクロスするとできあがりがキレイです。

36_ふち_内側からsono2

巻きはじめと終わりを内側にくるようにカットして、ボンドで貼り合わせて固定したら、完成です!

38完成
37完成

カゴの裏側

40室内

手づくりの小物入れで車内をスッキリ整理

クルマの中にクラフトバンドで手づくりした小物入れを置いてみました。

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クルマの中で置き場に困るスマホや小物類。
スマホがすっぽり収まるサイズの小物入れがあるだけで、スッキリと整理することができます。

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クルマのシートサイドに差し込み固定する「車用サイドポケット」といった商品もあるので、これを参考にカゴの底面を工夫したら、ちょっとくらいの揺れでも安心して使うことができそうですね。

手づくりだからこそのあたたかみ

初心者でも扱いやすいクラフトバンド。編み方や色の組み合わせをちょっと変えるだけで、小物入れのバリエーションがグッと広がります。自分の好みのものがつくれるのもクラフトバンドのよさですね。

 

それに、手づくりだからこそのあたたかいフォルムと雰囲気が、なんとも愛らしくて、近くに置いているだけで、心を和ませてくれます。

 

小物をスッキリと整理できるだけでなく、やわらなか雰囲気のあるクラフトバンドの小物入れがあれば、車内がパッと明るくなりますね。

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