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公開:2021.9.15
更新:2021.9.15

バッテリー上がりだけじゃない! ジャンプスターターは日常づかいも便利

クルマのキーを回しても、スタートボタンを押しても、エンジンがかからない……。そんな突然のバッテリー上がりに遭遇してしまったら、どうしたらいいのか途方に暮れてしまいますよね。急な事態への対応のひとつに、ジャンプスターターを使ってエンジンをかけるという方法があります。このジャンプスターターは、実はバッテリー上がり以外にも、モバイル機器の充電やキャンプなどでの “電源” として活用ができるんです。

目次

ジャンプスターターとは?

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あまり馴染みがない方もいる「ジャンプスターター」ですが、簡単に言うとクルマのバッテリーが上がってしまったときに、エンジンを始動させることができるモバイルバッテリーです。

 

大きさもコンパクトで、片手で持てる大きさがほとんどです。機能も充実し、スマホやタブレットの充電に使えるUSB端子やLEDライトがついて、バッテリーが上がったとき以外の日常づかいも可能です。特に、キャンプや車中泊など電気が通っていない場所での電源がわりに使えるため、近年注目を集めています。

意外と簡単! ジャンプスターターの機能と使い方

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ベロフジャパンの「モバイルバッテリー ジャンプスターター 6000mAh」は、本体のほか、バッテリー上がりのときに使うセーフティモジュールジャンパーケーブルというものと、アクセサリーソケット用のプラグ、microUSBケーブル、そして専用ケースが入っています。スマホ用のモバイルバッテリーと比べると、ケーブルがついているのが特徴的です。

 

ジャンプスターター本体の使い方は、モバイルバッテリーとほぼ同じです。ポイントは大きく6つ。

1.スマホ・タブレットなどUSB端末機器への充電

ジャンプスターター本体にあるUSBポートに、充電したい機器を接続したUSBケーブルを差し込みます。そして本体のメイン電源スイッチを押すと充電が開始されます。

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2.メイン電源スイッチとLEDライトの操作

メイン電源スイッチを1回押すと、バッテリーの電力出力がONになります。また20秒間操作がないと自動でOFFになります。

 

メイン電源スイッチは、3秒ほど長押しするとLEDライトが点灯。1回押すごとに、点灯→SOS点滅→点滅→消灯と切り替わります。

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3.インジケーターランプの充電容量確認

メイン電源スイッチを1回押してバッテリーをONにすると、充電容量が確認できます。インジケーターランプの点灯個数により充電容量を確認できます。ランプ4つが点灯した場合は充電が完了しています。

4.モバイルバッテリージャンプスターター本体の充電方法

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本体に充電を行う場合の方法は2通り。

ひとつはクルマのシガープラグやUSBポートに接続して電源をとる方法。もうひとつは、家庭内のUSBポートに接続して充電する方法です。USBコードが付属されているので、普段からスマホの充電用にモバイルバッテリーを使いなれている人は、同じ要領と考えていただいて大丈夫です。

5.バッテリーの容量や充電時間、メンテナンス

フル充電されたジャンプスターターでは、iPhoneを約2回分充電できます。

月に1度はメンテナンスのためにフル充電することがおすすめです。寿命は使用頻度にもよりますが、約2~3年です。また、こちらは防水ではないので、濡れたままの使用は注意してください。

6.クルマ(12V車両)のエンジンスタートに使用

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クルマのバッテリー上がりに使用する場合は、自分の車両の取扱説明書とジャンプスターターの説明書をよく読んでから手順に従って行いましょう。

 

ジャンプスターターの機能は、容量やバッテリー上がりのときの使い方、LEDライトの有無など商品によって違います。購入する際は、ご自身のクルマに合うものを確認してから購入ください。

キャンプなどアウトドアでの活動にもおすすめ

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ジャンプスターターは、日常生活でもモバイルバッテリーとして使用できるのが便利です。キャンプやアウトドアなどへお出かけすることが多い方は、電気がない場所での電源として使用できるので、1台備えておくとタブレットやスピーカーなどの電源に使えたりと、活動の幅が広がりそうです。

 

本来は万が一のエンジン始動用として備えておきたいものですが、非常時にしか使用する機会がありません。それではもったいなので、こんな風に日常生活のさまざまな用途にも使えると考えたら、なんだかお得で、持っていて損はないアイテムだと思います。

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