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公開:2021.11.8
更新:2021.11.8

ハンドルカバーをつけてクルマをおしゃれに! カーインテリアを楽しもう

クルマを簡単に自分好みにアレンジできる「ハンドルカバー」。存在や名前は知っていても、使ったことがない方も多いのではないでしょうか? ハンドルカバーはおしゃれなだけでなく、ハンドルの劣化防止や人によってはハンドルが握りやすくなるといったメリットも。ハンドルカバーをつけてカーインテリアを楽しんでみませんか?

目次

ハンドルの劣化防止やおしゃれにハンドルカバーを

ハンドルカバーとは、ハンドルに取り付けるカー用品。おしゃれでかわいいアイテムがたくさん販売されています。ハンドルの色あせ・劣化が気になる方や「クルマのハンドルがちょっと味気ないなぁ……」と思う方に、工具なしでできるカーインテリアとしておすすめです。

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装着前

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装着後 クルマの中がパッと明るいイメージに!

ハンドルカバーは見た目の印象を変えるだけでなく、ハンドル操作時や機能面にもメリットがあるんです。

 

ハンドルカバーをつけると、元の状態よりハンドルが太くなり、しっかりと握ることができます。初めからついている純正のハンドルでは細すぎて握りにくい、手汗で滑りやすい、手が疲れやすいと感じている方にとっては、ハンドル操作時の負荷を軽減してくれるかもしれません。

 

ただし手が小さめな方は、逆に疲れを感じやすくなったり、ハンドル操作に支障が出たりする可能性があるので注意が必要です。

 

またハンドルカバーをつけていると、経年によるハンドルの劣化を抑える効果もあります。特に夏の暑い日は、直射日光が当たると焼けるようにハンドルが熱くなります。材質や色によりますが、ハンドルカバーをしていれば熱さがやわらぐこともあります。

ハンドルカバーの選び方は?

クルマのハンドルは、車種や年式によってサイズが違います。ハンドルカバーも同様にサイズ設定があるので、事前に自分のクルマのハンドル直径を調べておきましょう。ネットでも調べられますが、自分でハンドルのサイズを測っておくと安心です。ハンドルサイズの計測は、メジャーがあれば簡単にできますよ。

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① 図のように基準点(0cm)から、中心を通るようにメジャーで測ります。
② 次に図のオレンジ線のようにメジャーを移動させ、その中で一番大きな値が直径となります。その直径によってサイズが決まります。

・直径36.5~37.9cm → Sサイズ
・直径38~39cm → Mサイズ
・直径40~42cm → Lサイズ

※楕円やD型などの変形ハンドルの場合は、取り付けできるハンドルカバーが限られます。

 

ハンドルカバーの種類は、ハンドルの形状をしているゴムやTPE素材という柔らかいプラスチック素材を使った「はめ込みタイプ」がほとんどで、一部、本革やカーボン素材などをハンドルにあてながら縫い付けていく「編み込みタイプ」もあります。

 

素材はレザーやウレタン、メッシュなどさまざまなタイプがあるので、フィット感や通気性など触った質感で選ぶのもいいですね。

ハンドルカバーを取り付けてみよう!

では、実際にハンドルカバーを取り付けてみましょう。

今回使用したクルマはトヨタ アイシス(型式SCP90)。取り付けたデニムデザインの「ブライトフィット ハンドルカバーS BT-1632 ブラウン」は、ハンドル直径36.5~37.9cmまで適合しているSサイズです。

 

「ハンドルカバーの取り付けは大変……」といったイメージを持っている方も多いかもしれません。でも工具はいらないので、コツさえ知っておけば、今までクルマのアレンジをしたことがない初心者の方でも取り付けられますよ。

 

【取り付けの手順】

1. ハンドルカバーをハンドルの上部からかぶせるようにしてはめ込んでいきます。継ぎ目は下になるように設置してください。

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上部からかぶせるように。デニムがちょうど左右対称の位置になるように注意が必要

2. 手でハンドルカバーを外側に広げながらハンドルの中に押し込んでいきます。このとき左右交互に少しずつ押し込んでいきます。

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少しずつ引っ張りながら押し込む……を繰り返して、根気よくはめていくことが大切です。

 

3. 下部まではまってきたら、最後は、力強く引っ張ってハンドルカバーを押し込んでみましょう。全体的にはまったら、最後にデニムの向きを調整します。

 

運転前に、ハンドルとハンドルカバーにゆるみがないかチェックして取り付け完了です。

 

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下まではめる工程は、一番力が必要なところです

取り付け時間は女性の力で7~8分程度でしたが、そこそこ力が必要です。特に左右をはめ込むところは、力強くハンドルカバーを外側に引っ張らないとうまくハンドルにはまりません。一人で難しい場合は、誰かに手伝ってもらうといいですね。

ハンドルカバー取り付け終了

ハンドルカバーをつけて実際に運転してみると、最初のうちはハンドルを握ったときの太さが今までと違っていたので、少し違和感がありましたが、すぐに慣れました。ハンドルカバーがあると、ハンドル操作をするときに滑りにくくなったように感じます。

 

もし万が一、サイズに合わないハンドルカバーを取り付けたり、劣化してきたりした場合は、ハンドルカバーが空回りして事故につながる可能性もあります。違和感があったらすぐに使用を中止しましょう。

ハンドルカバー1つでドライブの気分もアップ♪

ハンドルカバーまとめ

ハンドルカバーは、選び方や正しい取り付け方法を知っておけば、簡単にクルマのインテリアを変えられるアイテムです。自分らしくアレンジできるかわいいハンドルカバーもたくさんあるので、まずはカー用品店でチェックしてみてはいかがでしょうか。ハンドルカバーをつけるだけで、車内の雰囲気がパッと明るくなり、きっと運転も楽しくなるはずですよ。

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