
クルマ用ハンガーひとつで上着のシワ防止に! 車中泊やロングドライブにも◎
クルマの中で、上着の置き場に困ったことはありませんか? 1人なら助手席や後部座席に置きますが、状況によっては座席に置けないこともありますよね。しかも置いておくとシワや型崩れが心配……そんなときにおすすめなのがクルマ用ハンガー。クルマ用ハンガーがあれば上着の置き場やシワなどのお悩みも解決できそう! ロングドライブや車中泊でも活躍しますよ。
目次
限られた車内スペース。上着はどこに置いてる?

冠婚葬祭やビジネスシーンなどで必要になる上着。また冬の寒さ対策だけでなく、夏の冷房や日焼け対策としても、出かける際はカーディガンのような羽織るものがあると安心です。でもクルマにはハンガーをかける場所がなく、上着やカーディガンの置き場に困った経験がある方は意外と多いのではないでしょうか。
短い距離であればサッと助手席などに置いてもよいのですが、ロングドライブの場合は、置いたときの状態でシワができたり、いつの間にか座席から落ちていたりすることも……。
クルマ用ハンガーとお家のハンガーの違い
車内での上着の置き場問題。簡単な解決策として、クルマ用ハンガーというアイテムがあります。「別に家のハンガーを車内で使えば良いのでは?」と思われるかもしれませんが、やはりクルマ用ハンガーがおすすめ。なぜならクルマ用ハンガーは、家で使っている普通のハンガーとは首の部分の形状が異なり、グリップで固定ができるので振動でハンガーが揺れ動きにくく、運転に集中できるからです。

「カーハンガー グリップハング」は本体130gと軽量なのに、耐荷重は2kg。スキーウェアやウェットスーツも掛けられます
クルマ用ハンガーは専用の装着具があり、ハンガーをアシストグリップ(後部座席などの上部についている取っ手)にしっかり固定できるのが特徴。またアーム部分が伸縮するので、コンパクトに収納OK。邪魔になりません。


ハンガー本体のアームは伸び縮みするため、上着の大きさによって調整ができます
取り付け簡単で使いやすいクルマ用ハンガー
こちらのクルマ用ハンガー「カーハンガー グリップハング」は、アシストグリップが付いているクルマであれば装着可能です。ただし運転席や助手席側への装着は、運転中の視界が遮られ、道路運送車両法の保安基準違反になるので使用しないでください。
取り付けは簡単で、工具は必要ありません。まずは、保護シートをアシストグリップに巻き、その上にハンガー装着用のグリップを挟み込むようにして取り付けます。グリップが動かない程度に、ねじを巻いて固定すれば装着完了。グリップの穴にハンガーを差し込んで使用します。


ハンガーがしっかり固定されるため、運転中もハンガーが揺れてガタガタ音が鳴ったり、ハンガーが外れて落ちたりすることもありません。取り外しも簡単なので、取付位置の変更やほかのクルマとの使い回しもできます。
使ってみたらやっぱり便利! 工夫次第で使い道もいろいろ

■カーディガンやストールを常備して快適な温度に
家族や友人とのドライブは、暑がりの人や寒がりの人がいたりして、エアコンの温度調節が難しいですよね。車内に羽織りものがあれば、冷房による冷え対策や、窓からの紫外線対策にも活用できて便利です。クルマ用ハンガーにかけておけば、車内での脱ぎ着もしやすく、ロングドライブが快適になりますよ。
■濡れた衣服やアウトドアウェアをかけて干しても
また、雨や雪に濡れた上着やコートなど、車内での置き場に困る衣類をかけておけるのも使えるポイント。濡れたまま座席に置いておくと、なかなか乾きませんし、シワやイヤな臭いの原因になることも。。クルマ用ハンガーがあれば、濡れたものをかけて干しておくことができます。
ほかにも、子どもと海や川で遊んだときの濡れた服やタオル、釣りやキャンプなどのアウトドアウェアにも使えます。

■シワをつくりたくないジャケットに
冠婚葬祭といったフォーマルな席や仕事で着るジャケットは、シワなくスッキリと着こなしたいもの。運転時にジャケットを着ているとシワが寄ってしまうことがあります。とはいえ脱いで助手席に置くのもシワの原因に。
そんなときも、クルマ用ハンガーにジャケットをかけておけば、目的地に着いたときにシワシワ、ヨレヨレなんてことはありませんし型崩れも防げます。クルマ用ハンガーがあれば、薄くて柔らかいニットや、麻などシワになりやすいおしゃれ着も安心して持っていけますね。

上着の置き場所はクルマ用ハンガーを定位置に!
このように、クルマに乗り込んだときに意外と困る上着の置き場。かける場所が決まっているだけでそんなちょっとしたストレスが解消されそうです。シワをつけたくないフォーマルなジャケットやデリケートな素材の服、お出かけ先で濡れた服やタオルなどにはクルマ用ハンガーがとても便利。使わないときはコンパクトに縮められ、ハンガー部分だけ取り外すこともできます。クルマ用ハンガーがあれば、ドライブ先でのおしゃれもアクティビティも、さらに楽しめそうですね。
文/写真 内田裕子
