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公開:2022.2.15
更新:2022.2.15

手づくりのランプシェードで、ほっと心があたたまる車中泊に

キャンプの夜や車中泊には、光源としてのランプやランタンは欠かせません。真っ暗な夜を照らしてくれる灯りはとても大切な存在で、ランプひとつこだわるだけでもアウトドアがより楽しくなります。やさしい雰囲気のランプを探している方は、いっそのこと手づくりするのはいかがでしょうか? 今回は、キャンプや車中泊の癒しになるペーパーランプシェードづくりをしてみました。

目次

材料と道具

・ 障子紙(または和紙)

・ 色紙

・ 風船

ボンド

LEDライト(コースター型)

 

ボンドを入れる容器/刷毛(ハケ)/ハサミ/コップやガムテープの芯など筒状のもの

 

薄めたボンドを風船に塗るときにボンドがしたたるので、ビニールシートや新聞紙を敷いて作業することをオススメします。

01_材料_0

つくり方

【下準備】

障子紙と色紙を手でちぎっておきます。

03_ちぎる

ボンド:水を1:1.5〜2の割合で薄めます。濃さは、つくりながら様子を見て調整してください

02_ボンド

風船に紙を貼る

風船を直径20cmほどに膨らませ、その上に薄めたボンドを塗ります。風船の表面になるべく隙間ができないように障子紙を貼っていきます。

 

風船の下に、ガムテープの芯のような筒状のものを置くと、風船が転がりづらくなるので障子紙が貼りやすいです。

04_風船につける_2

ある程度の枚数の障子紙を風船の上に貼り付けたら、障子紙のシワを刷毛で伸ばしながら、ボンドを紙の上から塗りましょう。

 

ボンドを上からも塗ることで、紙と紙が重なり合うところがしっかり接着できます。

 

風船の結び目の付近は、LEDライトをセットする口になるので、紙を貼らずに周り空けましょう。縁になるところは強度をつけるために、障子紙を3枚ほど重ね付けして、少し厚みをもたせるといいです。

04_風船につける

風船全体に障子紙を貼り終えたら、お好みで色紙を貼っていきます。

 

厚手の色紙を貼る場合は、障子紙が見えなくなるほど密に貼ると、ランプシェードとして使うときに灯りが弱くなってしまうので、ほどよく隙間をつくりながら貼りましょう。

05_色紙

色紙の上に障子紙をつけて色の強弱をつけるのもキレイです。

乾燥・仕上げ

色紙を全て貼り終えたら自然乾燥させます。完全に乾くまではだいたい1〜2日ほど。表面を爪で軽く叩いて、コッコッと乾いた音がすればOKです。

06_乾燥

完全に乾いたことを確認したら、風船にハサミで小さな切り込みを入れて風船の空気を抜きます。

 

風船を取り出したら、ランプシェードの底をLEDライトよりひと回り大きな円になるようにハサミでカットします。ランプシェードを支える底となる部分のため、ガタガタにならないようにキレイにカットしましょう。

08ハサミで整える

ハサミで底を整えたら、手づくりランプシェードの完成です。

 

風船の大きさを変えたり、色紙の色や素材を和紙やお花紙に変えたりするだけで、また違う雰囲気のランプシェードをつくることができますよ。

09_完成_サイズ違い
09_完成_点灯

LEDライトのスイッチをONにして、ランプシェードを被せた状態。

やさしい雰囲気のランプシェードをお部屋に飾ろう

手で紙をちぎって、一枚一枚貼り合わせてつくったからこそ感じるあたたかみ。やわらかな灯のランプシェードは、周囲をやさしい雰囲気にしてくれます

お部屋に飾ると、灯りをつけていないときも、コロンとした形が愛らしいですね。インテリア雑貨としても楽しめます。

09_完成_室内2

灯りをつけると、お部屋の中があたたかくやさしい雰囲気に。

09_完成_室内

キャンプや車中泊に、手づくりランプシェードであたたかな灯りを

この手づくりのランプシェードをアウトドアでも楽しむこともできます。キャンプや車中泊のときにクルマの中でランプをつけると、あたたかな灯りがやさしく広がります。

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やわらかいフォルムに、ちょうどいいやさしい明るさ。手づくりのランプシェードならではのぬくもりに満たされて、クルマ全体がふんわりやさしい雰囲気になりました。

 

いつまでも眺めていられるような、心地よさと安心感。キャンプや車中泊のときは、街の灯りがない真っ暗な夜の中でランプシェードの灯りを眺めていると、ほっと心が安らいでいくように感じます。

 

やさしい灯りに包まれて過ごした時間は、お家に帰ってからもいい思い出として残りそうですね。

キャンプや車中泊に行く前に、ランプシェードを手づくりするのはいかがでしょうか?

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