ミルクペイントで楽しく塗って、ナチュラルカラーのゴミ箱に
ゴミ箱やリアシートトレイなど、クルマの中にあると便利なカー用品。ただ、カー用品って実用的で便利だけど、自分好みの色のものは結構少ないのかもしれません。せっかくなら、雑貨のように見た目にもこだわりたいですよね。 そこで、ちょっとだけ手間をかけて、自分好みの彩りを加えたカー用品をDIYしてみました。
目次
ミルクペイントを使って、見た目もかわいいゴミ箱に!
マイカーに自分好みの色や柄のカー用品を取り入れると、クルマの中が自分の部屋のような空間になり、気分もあがります。カー用品は、クルマの運転中に転がらないような安全性と機能性を備えたものを選ぶことが重要なポイント。でも、機能的かつ自分好みのデザインのものを見つけるのは難しく、特にナチュラルカラーのものは、なかなか見つけにくいかもしれませんね。
そこでオススメしたいのが、お好みのカー用品を自分の好きな色でペイントしてしまうこと。ターナーの『ミルクペイント』を使ったDIYです。
ミルクペイントとは、ミルクが原料の水性ペイントで、ペンキ特有のツンとする独特なニオイが気にならず、DIY初心者にとても扱いやすいペイントです。乾燥後は耐水性になり、色落ちしにくく、塗装後は色を長く楽しむことができます。用意したターナーの『ミルクペイント』は天然由来のペイント塗料で、人や環境にも優しいので安心して使えます。
今回は、スイング式のゴミ箱をミルクペイントでナチュラルカラーに塗り替えて、見た目もかわいい実用的なゴミ箱になるようにDIYしてみました。
材料と道具
・スイング式のゴミ箱(転倒しにくいスパイク&おもり付き)
・ミルクペイント
(色:スノーホワイト/フロリダピンク/ハニーマスタード)・刷毛(ハケ)や筆
・マスキングテープ / 新聞紙など(塗料こぼれ防止の下敷き)
その他、刷毛の大きさによっては、ペイントを入れる容器があると便利です。
つくり方
塗りはじめる前に、塗装面の汚れを拭き取りましょう。
ミルクペイントは、よく振ってからフタを開け、塗る前に中身をよくかき混ぜます。
ゴミ箱のフタの部分を取り、刷毛にミルクペイントを少しずつつけて、薄く伸ばしながら塗ります。
しっかりと乾かしてから、もう1度塗ります。
2度塗りすることで、ミルクペイントの厚みが増すので、仕上がりがキレイです。
外側を塗り終えたら、ゴミ箱の内側も同じように2度塗りして、しっかりと乾かします。
フタの部分も同じように、外側と内側を2度塗りします。
【ポイント】
ゴミ箱の上下の接続部や可動部分にミルクペイントを塗ってしまうと、ゴミ箱のフタが開かなくなってしまうことがあります。上下が重なり合う接続部やスイングに必要なパーツは、マスキングテープで保護してから塗りましょう。
フタの上部は、ハニーマスタードとフロリダピンクの2色に仕上げます。
全ての面を2度塗りして乾かしたら、マスキングテープを剥がしましょう。
仕上げに、ゴミ箱の上下を合わせてから、ベースカラーのスノーホワイトが見える程度に、ハニーマスタードとフロリダピンクを刷毛でかすれさせるように薄く塗ります。
一度しっかりと乾燥させてから、スノーホワイトで少し色を落ち着かせるように表面を整えます。
完全に乾かしたら、ナチュラルカラーのゴミ箱の完成です。
ミルクペイントはクリーミーな質感で伸びがあってとても塗りやすいので、イメージ通りの仕上がりになりました!
あえてかすれやムラをつくることで、ゴミ箱の色に味わいが生まれます。
筆や刷毛の他に、スポンジや布を使って色づけすると、また違った質感や風合いを楽しめますよ。
カー用品を楽しくペイントして、ナチュラルでかわいい空間づくりを
無機質だったゴミ箱がかわいい色合いになりました。
自分好みに彩られたカー用品は、雑貨感覚でクルマに置くことができるので、車内をオリジナル空間にできた満足感は格別です。
寂しい色になりがちなクルマの中ですが、ひとつ手づくりの品があるだけで、あたたかい雰囲気に変わります。
目に入るたびに、使うたびに、ほっこりした気持ちになりそうです。
今回は、ゴミ箱をミルクペイントで彩りましたが、トレイやウェットティッシュなど、複数のカー用品を彩ると、クルマの中がさらに明るい雰囲気なりますよ。同系色でまとめて統一感を出すのもおすすめ。少しずつ手づくりのものが増えていくのが楽しいですね。
ちょっとひと手間かけたからこそ味わえる楽しさと、手づくりならではのぬくもり。
カー用品をDIYして、クルマの中をとっておきの空間にしてみるのはいかがでしょうか?