・幼少期に家族で動物園を訪れたとき、開園前に到着したので、車内で朝ごはんを食べて過ごしました。それぞれの好きな曲を流して、みんなで歌って楽しかったです。今でも、家族一緒に歌いながら、いろいろな場所へドライブして出かけたことを覚えています。（兵庫県 30代）

・大学生のころ、友人たちと一緒に、音楽を流しながらドライブをしたときの思い出です。私たち全員の好きな曲が流れると、ひとりがその曲を口ずさみ、さらにもうひとりも口ずさみ……どんどん歌う人数が増えていって、気がついたら全員で大合唱。車内が好きな音楽と歌声と笑顔で満たされて、とても楽しい空間になりました。（長野県 20代）

・ささやかな日常の記憶ですが、子どものときは、クルマがトンネルに入ってから出るまでの間に息を止められるかのチャレンジをしていました。（兵庫県 20代）

・私が小学生のときは、わが家のクルマには、まだテレビやDVDプレイヤーなどの娯楽がありませんでした。遠出するドライブ中は、すれ違う対向車が何色かを当てる「色あてゲーム」をして遊んでいました。今はひとり一台ゲームを持つことが当たり前の時代ですが、昔は何もないクルマの中で、自分なりに楽しい遊びを考えていたものです。（愛知県 30代）

・子どものころ、家族でドライブ中にした「しりとり」や、野菜の名前や動物の名前を言いあう「古今東西ゲーム」は、いつも盛り上がっていて、とても楽しかったことを覚えています。自分が親になってからも、ドライブ中に家族と一緒にしりとりをして、みんなが楽しく車内で過ごせるようにしています。（岐阜県 40代）

・自宅からクルマで約10時間の場所にある夫の実家。年に1回しか帰省できませんが、そこまでの道中は、車内で歌ったり、おしゃべりしたり、有意義な時間を過ごしています。普段はそこまで会話をする時間が取れないのですが、長い時間を共にする長距離ドライブは、自然と会話が弾んで、私たちにとって貴重な時間となっています。（群馬県 30代）

・クルマに乗って、滋賀県からディズニーランドへ行くことが、わが家の恒例イベントです。車内で快適に過ごせるグッズをたくさん揃えて、ロングドライブの準備は万全！ 車内の狭い空間にずっといるためか、日ごろは話さないような深い話もできるので、長い移動時間も楽しいです。（滋賀県 30代）

・普段は、会社への通勤や家族の送迎のためにクルマを使っています。友だちと遠出するときは、いつもよりもずっとワクワクして、とても楽しいおしゃべりの時間になります。車内でする会話も、旅行の醍醐味のひとつですね。（福島県 40代）

・子どもの年齢が上がるにつれて、親と一緒にいる時間が少しずつ減っていくので、限られた時間の中で、いろいろな場所に出かけたいと思います。子どもにとって、普段は家で話しづらい悩みや相談ごとを、ドライブしながらお互いに語り合う時間を大切にしたいです。（大阪府 30代）

それぞれのドライブ中の楽しみ方。クルマという限られた空間だからこそ、お気に入りの部屋で過ごすような特別感があったり、大切な人との心の距離が縮まったり、一生の思い出になるような楽しい時間が過ごせるのかもしれません。