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公開:2023.8.11
更新:2023.8.11

心の中で輝き続ける。クルマでお出かけした思い出

ドライブ中に家族や友達とおしゃべりしたり、車内で家にいるときのような快適な時間を過ごしたり、クルマでのお出かけは楽しいことが盛りだくさんです。お出かけ先での時間はもちろん、目的地に到着するまでの時間も、家路に着くまでの時間も、クルマだからこそ特別な思い出が生まれることもありますよね。今回は、RoomClipユーザー様にクルマでお出かけしたときの思い出のなかから、情景が浮かぶ長めのエピソードをいくつかご紹介します。

目次

愛犬のために燃費がよくて快適な車中泊を

・パートナーと同棲をしていたときは、愛車のホンダ ステップワゴンで、後部座席をフラットにしてエアマットを敷き、よく2人で車中泊をしていました。

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時を経て、愛犬を迎えることになり、そのタイミングでクルマを買い換えることに。犬がいるとゲージや荷物が増えるし、犬と一緒に泊まれるホテルも少なく、見つかっても宿泊費が高かったり、制限があったり。そこで、広さの確保と出費を減らすためにキャンピングトレーラーを購入し、トレーラーを牽引するためのクルマとして、三菱 アウトランダーを選びました。

電気でもガソリンでもどちらでもドライブできる燃費のいいクルマで、一番の魅力は、電源のない場所でもトレーラー内で快適に電気を使えるところなので、キャンプに出かけることがさらに楽しくなりました! (埼玉県 40代)

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小さなクルマで男3人の気ままな旅行へ

・高校を卒業してから、自分と同じように就職した同級生と3人でクルマで旅行したことは、30代になった今でも記憶に残っています。あのときは、社会人1年目ということもあり、クルマにお金をかける余裕はなかったので、人生初のマイカーはコスパのいい軽自動車を選択しました。

いざ、男3人で小さなクルマに乗り込んで、長距離ドライブへ。

カーナビゲーションも付いてないクルマだったので、友人が持ってきた紙の地図を見ながら、みんなで目的地までの道のりをワイワイと過ごしました。男同士で狭い車内にぎゅうぎゅう詰めになって乗ったことも、行き当たりばったりの無計画な旅も、今となっては楽しくて懐かしい思い出です。(長野県 30代)

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亡き母との思い出を乗せるおそろいのクルマ

・実家に暮らしていたときは、今は亡き母と一緒にクルマに乗っていろいろな場所へ行っていました。

今はひとり暮らしですが、ときどき父に会いに帰省しています。父をわたしのクルマに乗せてドライブする時間は、家族と過ごした昔の記憶が蘇るきっかけになり、どれも大切な記憶として心に残っています。

以前、母が生きていたときに乗っていた車種は、ダイハツ タント。クルマを乗り換えるときも、母と過ごしたドライブの時間を思い出したくて、同じ車種を購入しました。母と同じクルマに乗って、母とのつながりを感じながら運転する日々を過ごしています(福岡県 30代)

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娘の運転を心配する父と一緒に近所へドライブ

・小さいころからクルマに乗ることが大好きで、父の運転でいろいろな場所に連れて行ってもらいました。道や運転に詳しい父との話は楽しくて、「いつか自分で運転したい! 」と子どものころからずっと考えていました。

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やがて運転できる年齢になり、免許を取って最初に父をクルマに乗せて近くのスーパーマーケットへ行きました。ただ、わたしの運転が不安だったのか、いつもはつかまないアシストグリップを強く握り、運転中に「ブレーキが遅い」とか文句をいろいろ言われましたが、父を乗せて運転できたことは純粋にうれしい思い出です。

 

あれから15年以上も経ちますが、運転することは変わらず好きで、クルマも大好きです。昨年、クルマを乗り換えるタイミングを迎えたので、思い切って、ずっと欲しかった車種にしました。今は夫婦でカーライフを楽しんでいます。(兵庫県 30代)

夜空に輝く流星群を家族で見上げた幸せな時間

・天体観測が好きな子どもたちのために、流星群の情報があると、計画を立てて家族でドライブへ出かけています。沖縄の海中道路を通って離島までクルマで行くのが、わが家の定番コース。

 

ある夜、双子座流星群が1時間に50個も見られるらしいという情報が。そこからは急いで準備をしました。子どもたちのお気に入りのぬいぐるみや毛布、車内の時間を快適に過ごすためのグッズを思い思いにクルマに積んで、いざ出発!

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ドライブの途中にはコンビニに寄って、恒例のお楽しみ“夜のスイーツ”も買い込みました。目的地までのドライブの時間は、車内であたたかい飲み物を飲んだり、イヤホンを付けてスマホで好きな音楽を流したり……行きの車中は会話がほとんどないものの、それぞれが充実したドライブの時間を過ごしました。

 

目的地に到着してからは、みんなで夜空を見上げて、流星を見つけるたびに家族の誰かが「あっ! 見えた! 」の言葉。うらやましくて自分も見つけようと、目をよく凝らして夜空を見上げ続けていました。

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夜空に魅入って身体が冷えてしまったら、暖を取りに車内へ戻ってひと休み。家族が自然と集まり会話も弾みます。帰りの道のりは、流星群を見たそれぞれの興奮した気持ちを分かち合い、「また来ようね」と子どもたちと約束しました。思春期の難しい年ごろの子どもたちですが、家族全員で心から楽しめる時間があるのは、本当に幸せです。(40代 沖縄県)

桜の季節が来るたびに思い出す。祖母の涙と輝く笑顔

・実家は、京都の田舎にあり、移動にはクルマがないと不便な場所でした。母は、いつも祖母を助手席に乗せて買い物に出かけ、その買い物は祖母の唯一の楽しみでした。ところが、祖母が腰を悪くしてからは、次第に買い物へも行けなくなり、だんだんと元気がなくなってしまいました。

そんなある日、母が祖母を抱え、いつもの助手席に乗せて満開の桜が咲き誇る公園にドライブへ。

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クルマの中から美しく咲き誇る桜の景色に、祖母の目には涙が浮かんでいました。あのときの祖母のキラキラとした明るい表情は、桜の季節が来るたびに思い出します。(埼玉県 30代)

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ずっと大切にしていきたい。大好きな人とのクルマの思い出

いつまでも心の中で輝く、大好きな人たちとクルマで過ごした時間。
荷室に旅行バッグやキャンプ用品などの荷物を積みこむ時間も、目的地までの車内で過ごす時間も、すべてが大好きな人と過ごしたかけがえのないできごとです。
クルマでお出かけした後も、旅の余韻に浸ったり、思い出話に花を咲かせたり……ずっと大切にしたい宝物のような思い出になるのかもしれませんね。

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