
やわらかな色とコロンとしたフォルムがかわいい。ハニカムボールのガーランド
クルマの中に彩りを添えるには、小物を飾るのがお手軽でおすすめです。そこで、「ハニカムボールのガーランド」をつくって飾るのはいかがでしょうか。ハニカムボールは、まるいころんとしたフォルムと、蜂の巣のような形状が印象的なデコレーションアイテムのことで、ウェディングやパーティーなどの装飾にもよく使われています。今回は、パステルカラーのフェルトを使って、クルマの中をやわらかな雰囲気にしてみました。
目次
材料と道具

・フェルト
・ひも(ガーランド用)
・厚紙(型紙用)
ハサミ/グルーガン/コンパス(型紙用)
材料は全て100均でそろえることができます。

つくり方
今回は、フェルトで6つのハニカムボールをつくり、ひもを通してガーランドにしました。ハニカムボール1つにつき、6枚の円形のフェルトが必要です。
【下準備】
コンパスを使って厚紙に直径6cm(半径3cm)の円を描き、ハサミでカットして型紙をつくります。
フェルトをカットして、半分に折って接着する

まずは型紙に沿って、同じサイズの円を6枚ずつ切り取ります。
6つのハニカムボールをつくるので各色6枚ずつ、全部で36枚用意しました。

円形のフェルトができたら、一つずつ円の端にグルーをつけて半分に折って接着します。


すべての円を、同じように接着していきましょう。

3枚1組の半球をつくる
ハニカムボールは、3枚1組の半球をつくり、それを2つ組み合わせることで球体になります。半球をつくるため、1枚目の半円の折り目の近くにグルーをつけて、2枚目の半円を重ねて接着します。

重ねづけした2枚目の半円も同じように、折り目の近くにグルーをつけて3枚目を接着します。

半円を3枚重ねて接着して両端を広げたら、ハニカムボールの半球ができます。

残りのフェルトもすべて同じように3枚1組で接着して、半球をつくります。

球体にしてガーランドをつくる
半球を裏返しにして、中央にひもを置きます。ひもの両側にグルーをつけて、もう1つの半球を接着します。

グルーが固まらないうちにハニカムボールの中央あたりをギュッと挟み、しっかりと接着してキレイな球体をつくりましょう。

同じ要領で、ひもを通しながら半球を接着してハニカムボールをつくります。6つのハニカムボールができたら完成です。

パステルカラーの色合いと、ころんとしたフォルムがかわいい「ハニカムボールのガーランド」ができました。

パステルカラーで、車内をふんわり明るく
助手席のヘッドレストにハニカムボールのガーランドを飾りました。
まるくてコロンとしたかわいいフォルムとフェルトのやわらかな色合いが、車内をふんわり明るくしてくれますね。ハニカムボールのガーランドは、紙製のものが多いですが、フェルトでつくると、華やかさだけではなくやわらかい雰囲気を演出することができます。

ハニカムボールの大きさや数、ひもの長さなどを変えてつくれば、同じハニカムボールのガーランドでも、クルマの中の雰囲気を変えることができます。
春は花をイメージしたパステルカラー、夏は元気がでるビビッドカラー、秋は落ち着きのあるダークカラー、冬は雪のきらめきを意識したアイシーカラーなど、シーズンごとにテーマと色を変えてガーランドをつくるのも楽しそうですね。

フェルトでつくるハニカムボールのガーランドがクルマの中にひとつあるだけで、車内全体がやわらかい雰囲気になって心を和ませます。パステルカラーを使ったハニカムボールのガーランドで、車内に彩りを添えませんか?

