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公開:2023.3.10
更新:2023.3.6

安全・安心・便利! ドライブレコーダー付きデジタルインナーミラーで後方視界のリスクを解消しよう

「デジタルインナーミラー」ってご存知ですか? クルマのリアガラスにつけたカメラの映像が、ルームミラーに装着した液晶ディスプレイに映し出される装置のことです。ルームミラーを見ていて「荷室に積んだ荷物がジャマで、後ろが見えない」、「運転中に後ろに座っている人とちらちら目が合って気になる」といったお悩みを解消してくれます。今回は、セルスター工業株式会社の「DM-10 デジタルインナーミラー」を実際に取り付けて、どんな使い勝手なのか調べてみました。

目次

ルームミラーは、安全運転に欠かせない重要な装備

みなさんもご存知の通り、クルマには運転席から見えない死角があります。それを少しでも減らすために、ルームミラーやサイドミラーなどの後方確認ができるミラーが取り付けられています。

とりわけルームミラーは、とても使用頻度の高いミラー。走行中に後続車の有無を確認したり、車間距離を確認したりすることに加え、バック駐車をするときに人や障害物の有無を確認するなどの安全運転には欠かせない重要な装備です。しかし、後方確認をしようとして、荷室に荷物を積んでいるときや、後部座席の真ん中に大人が座っているときに、視界が遮られてしまった経験はありませんか?

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ルームミラーは安全運転の要。常に“見える状態”にしておきたいですね

ルームミラーも新しい技術でより安全に

最近のクルマは、ナビゲーションシステムやETCをはじめ、ペダル踏み間違い時加速抑制装置や車線逸脱警報装置といった先進安全システムが搭載されるなど、新しい技術がどんどん取り入れられています。

 

そんな中でルームミラーは、昔ながらの鏡のままでアナログな装備の印象ですよね。ところが、最近はルームミラーに液晶ディスプレイを組み込み、リアカメラの映像を映し出す“デジタルインナーミラー(電子ミラー)”が登場。トヨタや日産、ホンダをはじめ、世界中の自動車メーカーで新車にデジタルインナーミラーを採用している車種が増えつつあります。

デジタルインナーミラーは、ドライブレコーダー機能付きがおすすめ

かつてのデジタルインナーミラーは、液晶ディスプレイ式のルームミラーにリアカメラの映像を映し出すだけのシンプルなものでしたが、最近はドライブレコーダー機能を追加したタイプが増えてきて大変便利になりました。

今回ご紹介するセルスター工業株式会社の「DM-10 デジタルインナーミラー」もドライブレコーダー機能付きのデジタルインナーミラーで、リアカメラで捕らえた映像(音声も含む)を録画できる機能が搭載されています。ちなみにこのモデルは、オプションでフロントカメラとGPSアンテナを追加できるほか、駐車時のアクシデントを録画できる機能も追加でき、必要に応じてグレードアップできます。

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セルスター工業株式会社の「DM-10 デジタルインナーミラー」には本体のほか、リアカメラ、接続ケーブル(カメラ用と電源用)、microSDカード、取り付け用の付属品などが含まれている

デジタルインナーミラー最大の魅力はいつでも視界が確保できること

一般的なルームミラーだと、後部座席に座っている人の顔やヘッドレストが映り込んで、後方視界を狭めてしまうことがあります。また、キャンプなどで荷室に荷物を満載すると、後方視界がゼロになってしまうこともあります。

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筆者の愛車の後方視界。ヘッドレストなどが邪魔をして視界はかなり狭い

一方のデジタルインナーミラーでは、リアガラスに設置したカメラの映像がルームミラーに映し出されるので、後部座席に座っている人やヘッドレストはもちろん、荷室に荷物を満載していても視界を妨げることはありません。

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今回ご紹介している「DM-10」は、基本的にはリアカメラをリアガラスの車内側に取り付けるので、雨にさらされることもなく安心だ

注意点として、雨のときは雨粒が映し出されることがあるので、そのときはリアワイパーを作動させたり、事前にガラス用の撥水剤をリアガラスに塗りこんだり、専用のフィルムシートをガラスに貼ったりしておけば、クリアな視界をキープできます。

夜間やトンネル内は純正のルームミラーより格段に明るく見えるほか、視界の広さを変更できたり、カメラ映像をカットして従来の鏡として使えたり、好みや状況に合わせた使い方ができます。

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デジタルインナーミラーは、夕方や夜間など周囲が暗くなっても、映し出される画像は明るく鮮明に見える(ただし、真っ暗な場所では不鮮明になる)

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上が標準倍率による表示、下が広角倍率によってより広い範囲が見える表示。好みや状況によって倍率をワンタッチで変更できる

ドライブレコーダー機能搭載で、もしものときも安心!

「DM-10 デジタルインナーミラー」は常時録画機能に加えて、クルマに衝撃などが加わった際もしっかり映像として記録されるので、後方からのあおり運転や追突事故などの瞬間も証拠として残すことができます。

また、閲覧するときは、無料の「専用ビューア(Windows専用)」を使えば、録画された映像をパソコンで閲覧・保存できるほか、デジタルインナーミラーの機能設定も簡単にできるので、とても便利です。

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「専用ビューア」のイメージ<出典:セルスター工業株式会社>

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閲覧ソフトで取り出した映像。夜間でも明るく見えるので、とても安心だ

取り付けはカー用品店などに任せるのがおすすめ

「DM-10 デジタルインナーミラー」の取り付けは、最寄りのカー用品店や専門業者で取り付けてもらうと良いでしょう。オートバックスの公式通販サイトでは、本体と取り付け工賃をセットにした商品も販売されているので、興味のある方はチェックしてみてください。

安全性と安心感をグッと高める多機能アイテム

今回は、「DM-10 デジタルインナーミラー」を実際に取り付けて使い勝手を調べてみましたが、ミラーに映し出される映像は明るくキレイなうえ、ヘッドレストや荷物の有無に関係なく後方視界を確保できるので、想像以上の満足感を得ることができました。さらに「DM-10 デジタルインナーミラー」には、ドライブレコーダー機能も搭載しているので、もしものときも安心! デジタルインナーミラーがあれば、運転中のさまざまな不安やリスクを解消できそうですね。

協力:セルスター工業株式会社 「DM-10 デジタルインナーミラー」

https://www.cellstar.co.jp/products/dim/dm/dm-10.html

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