簡単につくれて、自分らしくアレンジできる! キャンディ風ボックスティッシュカバー
車内の必須アイテムのひとつ、ティッシュペーパー。でも、パッケージのままだと生活感が出てしまったり、置き場所に困ったりすることも多々ありますよね。ハンドメイドマーケット『minne』の作家mariさんに、限られた車内で自分らしい空間を演出できる、「キャンディ風ボックスティッシュカバー」のつくり方をご紹介いただきました。生地選びで自由にアレンジができるうえに、つくり方も簡単。材料3つで、3回縫うだけで完成するお手軽レシピです。ぜひ、お好みの生地やリボンで、オリジナルのキャンディ風ボックスティッシュカバーづくりに挑戦してみてくださいね。
目次
材料と道具
・布 ……45cm×78cm
(あまり厚地ではないものがおすすめ)
・丸ひも ……75cm(飾り用)
・ワックスコード ……40cm(吊り下げ用)ミシン/ミシン糸/糸切りばさみ/裁ちばさみ/アイロン/定規/チャコペン/クリップ/目打ち(ゴム通しや先の細い棒などでも可)
手順1.生地を半分に折り、縫いあわせる
まず、生地を中表(内側が表面)にあわせ、クリップで数か所を留めます。
上部と横を縫いしろ1cmで縫いあわせていきましょう。
ほつれ防止のため、ミシンの縫い始めと縫い終わりは、必ず3~4目ほど返し縫いをしてください。
手順2.縫いしろを割る
先に上部の角、2か所を斜めにカットします。縫い目をカットしないように気をつけてください。
上部と横の縫いしろ部分を開いて、アイロンをかけます。
手順3.生地を裏返し、折りたたむ
生地を裏返し、上部と横の部分をまっすぐに整えます。角の部分は、目打ちや先の細い棒で角の布を出して、全体にアイロンをかけて形を整えます。
先ほど縫いあわせた横の部分を10cm中央へ折りたたみ、アイロンをかけましょう。
反対側も同じく10cm中央へ折りたたみ、アイロンを掛けます。
中央部分の布は1.5~2cmほど重なった状態になります。この状態で、右側の辺をクリップで留めておくと、次の工程で縫いやすいですよ。
手順4.底を袋縫いで仕上げる
底の部分となる右側の辺を、縫いしろ7mmで縫いあわせます。縫い終えた部分から糸くずが出ないようにカットして整えます。そして、角の部分は斜めにカットします。
ここで生地を裏返し、中表にします。目打ちや先の細い棒などで角を出してアイロンをかけ、底の部分のかたちを整えます。
中表の状態のまま、縫いしろ1.5cmで縫いあわせます。中央の重なりあった部分(写真の⇵部分)は補強のために返し縫いをしてください。
再び裏返し角を整え、アイロンを全体にかけたら本体は完成です。
手順5.吊り下げひもをつくる
ワックスコードは輪になるように結んでおきます。
ティッシュケース本体を結ぶお好きなひもやリボンの中央に、先ほどのワックスコードを取り付けます。
最後に、本体にティッシュボックスを入れて、上部のひもを結んだら、完成です♪
車内のインテリアにあわせたプリント生地もおすすめです。
無地の生地にタグを付けたり、アイロン転写シートなどでアレンジしたりするのもおすすめですよ。
車内に馴染む、アレンジ自在のボックスティッシュケース
助手席の背面に飾ってみました。クルマの中でどうしても置き場所に悩んでしまうティッシュも、キャンディ風のデザインでかわいく彩りつつ、スマートに収納できます。生地やリボンを好みのものでそろえれば、さまざまな雰囲気のインテリアとしても楽しめますね。
クルマに、機能性も自分らしさも取り入れたい方におすすめの、キャンディ風ボックスティッシュカバー。お好みの雰囲気にあわせたオリジナルのティッシュカバーで、車内を素敵に彩ってくださいね。
レシピを提供いただいたminne作家さん:mariさん
https://minne.com/@kotone0824