サムネ03d

公開:2023.5.12
更新:2023.7.1

大好きなクルマで、大好きな家族を乗せて、大好きなキャンプへ行くのが何よりの楽しみ

「暮らしとくるま」では、“クルマのある暮らし”の魅力や楽しさをより多くの方々と共有するため、定期的にフォトコンテストを実施しています。今回は、暮らしとくるまで初めて開催した『#犬のいる暮らしとくるま フォトコンテスト』で大賞を受賞されたchikko_campyさん(以下、chikkoさん)にご協力いただき、応募作品にまつわるエピソードやクルマのある暮らしの魅力などについて伺いました。

目次

今回お話を伺ったchikkoさんは、北海道で暮らしているご夫妻と息子さん、愛犬のキャンピィちゃんとの3人+わんこ家族。普段は、仕事や家事、子育てなどをしながら慌ただしく過ごされていますが、休日には趣味のキャンプやドライブのほか、小物や装飾品などの製作・販売など、忙しい中でも充実した日々を送られています。まずは、そんなchikkoさんの入選作品にまつわるエピソードからお話を伺いましょう。

写真1

chikkoさんはモノづくりの活動もしていて、ワークショップを開催することもあるとか。写真は「ちょうどいいサイズ感の鍋つかみ & 鍋敷き」

キャンプ用品の収納を撮ろうとした写真が入選するとはビックリ!

ーフォトコンテストで入選された写真は、お子さまやわんこの表情がとても印象的ですね。どのようなシチュエーションで撮られたのでしょうか。

あの写真は、息子とキャンピィを連れてキャンプへ出かけた日の1枚で、実は、出発前に自宅で撮ったんです(笑)。

私が乗っているクルマ(イタリア製のフィアット500チンクエチェント 以下:チンク)は、とても小さなクルマなのですが、みなさんに「これだけの荷物を積めるんだよ」とお伝えしようと思って撮ったもので、最初からフォトコンテストのために撮った写真ではありませんでした。

あのときは写真を撮ろうと思ったら、まず犬がタイミングよくこっちを向いて、すぐあとに息子も同じようなポーズになったので、たまたまあのような写真になりました(笑)

写真2

『暮らしとくるま』の第1回のフォトコンテストで見事大賞に輝いたchikkoさんの写真。テーマは「ハッピー」だそうですが、文字どおり息子さんとキャンピィちゃんの表情はハッピーそのものですね

ー『暮らしとくるま』を知ったきっかけを教えていただけますか。

『暮らしとくるま』を知ったのは、Instagramでフォトコンテストの告知を見たのがきっかけでした。それまでフォトコンテストには応募したことがなかったのですが、「#犬のいる暮らしとくるま」というハッシュタグを付けて投稿するだけだったので、気軽に応募することができました。

応募した写真は、私自身とても気に入っていたものの、フォトコンテストを意識して撮ったわけではなかったので、大賞をいただいて光栄でしたし、ビックリしました(笑)

写真3

これだけのキャンプ道具を、小さなチンクに積み込み、さらに息子さんとキャンピィちゃんも乗っていけるなんてビックリ! パッキングや積載方法を工夫されているんですね

愛犬キャンピィちゃんは、どこへ行くにも一緒

ーキャンプやドライブのお写真を拝見すると、必ずといっていいほどわんこも一緒に写っていますね。

はい。私は若いときから犬が大好きで、独身時代にはダックスフンド5匹と、トイプードルを1匹飼っていました。結婚するときには、そのとき暮らしていた子たち(6匹)も一緒に連れて来ちゃうほどでした(笑)

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お友達に描いてもらったというイラストには、お気に入りのチンクやテントとともにキャンピィちゃんも描かれていました。いかにキャンピィちゃんが大切な存在なのかがわかります

私はキャンプやドライブが趣味で、よく息子とキャンピィを連れて出かけており、ひとりでキャンプに行くときも必ずキャンピィは一緒です。キャンピィは、キャンプやドライブへ行くと楽しそうにしているので、その姿を見ているだけで幸せになります。ちなみに、キャンピィの名前は、大好きなキャンプにちなんでつけています(笑)

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何も予定のない休日は、愛車にキャンピィちゃんを乗せて大きな公園へ行き、長めのお散歩をするのが楽しみというchikkoさん。お互いが強い絆で結ばれている、なくてはならない存在ですね

クルマへの愛着がわくきっかけとなったチンクとの出会い

ー今お乗りのチンクはとてもかわいらしいデザインですね。このクルマを選んだのはなぜでしょうか。

チンクを買う前は自宅に1台しかクルマがなく、何かと不便だったので、もう1台小さなクルマを買おうと思ったのがきっかけです。以前はラパンやパオ(ニッサンの古い小型車)に乗っていたのですが、どうせ買うなら気に入ったクルマにしようと思い、前から気になっていたチンクを選びました。

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chikkoさんの愛車フィアット500チンクエチェント(通称:チンク)。chikkoさんにとって、大好きな愛車に大好きなキャンピィちゃんを乗せて写真を撮るのは至福の時間かもしれませんね

チンクは見た目も内装もセンスが抜群でかわいいし、エンジンの音や乗り心地も独特で、国産車では味わえない魅力がたくさんあるんです。とにかく乗っていて楽しいし、どんどん愛着がわいてきます。大切に、できるだけ長く乗り続けようと思っています。

写真8

chikkoさんはテントなどキャンプギアのセンスも抜群! 北海道の素晴らしい風景に、おしゃれなテントとかわいいチンクがよくマッチしていて、まるで海外のようです

北海道中のキャンプ場を巡る旅をするのが将来の夢

ーこれまでキャンプやドライブをたくさん楽しんでいらっしゃいますが、一番印象に残っているのはどこへ行ったときですか。

いちばん印象的だったのは、やはりキャンプの聖地といわれている富士山の裾野に広がる広大なオートキャンプ場へ行ったときですね。飛行機ではなく、北海道からフェリーに乗って、自分のクルマにキャンプ道具を乗せて遠征したのは、とても貴重な体験でした。

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静岡のキャンプ場でのひとコマ。北海道からはとてつもない距離ですが、そんな苦労を富士山の雄大な姿がねぎらってくれたようです

なにより間近で見る富士山は圧巻でしたし、強風の洗礼を受けてタープが吹き飛んだり、ロープが切れてしまったりしたのも、今となっては楽しい思い出です。そうそう、現地で買った朝霧高原たまごでつくった玉子かけご飯も絶品でした(笑)

 

移動手段が、フェリー+クルマなら犬と一緒に過ごせるので、また機会があれば行きたいです。それと、本栖湖畔にある有名なキャンプ場にも行ってみたいです。

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北海道から静岡県への大遠征でもキャンピィちゃんは一緒

ーお住まいの北海道にも素敵なキャンプ場がたくさんありますよね。今後やってみたいことはありますか。

北海道でキャンプへ行くときは、いつも美しい景色、朝日、夕陽、それに美味しい食材などを求めているので、いろいろな方のInstagram投稿を参考にして行くところを決めています。今は自宅から数時間で行けるキャンプ場しか行っていないのですが、将来、自由な時間ができたら北海道中のキャンプ場を巡りながら旅をしたり、津軽海峡を渡って青森方面にも行くのが私の夢ですね。

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chikkoさんが撮影した北海道キャンプ場の美しい夕暮れ。北海道ならではの豊かな自然と雄大な景色を味わえるのはうらやましいですね

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こちらも北海道の朱鞠内湖(しゅまりないこ)で撮影した写真。北海道には美しい湖畔キャンプ場がたくさんあるので、キャンプ好きならば訪れてみたくなりますね

これからもSNSを通じてみなさんにハッピーを届けたい

ーInstagramの写真はとても美しくて楽しさが伝わってきますが、SNSで意識していることはありますか。

私は大好きなチンクで、大好きな息子とキャンピィを乗せて、大好きなキャンプへ行くのがとても楽しいので、この楽しさをみなさんにInstagramで共有できるだけでハッピーです。それとキャンプをされている方は、YouTubeで情報発信している方も多いので、機会があればチャレンジしてみたいと思っています。

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ウッド素材のグッズで統一されたテント内は、明るく優しい雰囲気が漂っていてとても居心地がよさそうです

今回は、「#犬のいる暮らしとくるま」フォトコンテストで大賞を受賞されたchikkoさんにお話を伺いました。大好きなクルマ、家族、キャンプ用品に囲まれながら生活をエンジョイされている様子がとても印象的でした。また、モノづくりをしているだけあって、キャンプ用品の選び方、キャンプサイトのつくり方、写真の撮りかたなどに独特のこだわりとセンスのよさが感じられます。これからキャンプを始めようと思っている方は、ぜひchikkoさんのInstagramを訪れてみてください。

写真14

ベージュと赤でコーディネートされたキャンプサイト。chikkoさんのこだわりとセンスのよさが伝わってきます

取材協力・写真提供いただいたInstagramフォロワーさん:chikko_campyさん

https://www.instagram.com/chikko_campy/

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